2021年 06月 23日
6月23日(水):サッカー視聴の新たな課金形態 |
昨日にはEURO(サッカーの欧州選手権)とコパ・アメリカ(サッカーの南米選手権)の放映権に絡んだあれこれを記しましたが、本日もその続きをもう少しばかり。
コパ・アメリカは昨日にも記したようにABEMAが日本国内での独占放映権を取得しており、開幕戦からグループステージの全試合は「ABEMA SPORTSチャンネル」で無料生中継されています。
その後の決勝トーナメントは視聴料金が発生する「ABEMA PPV」にて生配信され、準々決勝以降の視聴料金は以下のように設定されています。
■準々決勝
ABEMAコイン420コイン(500円相当)
■準決勝・3位決定戦
ABEMAコイン840コイン(1,000円相当)
■決勝
ABEMAコイン1,250コイン(1,500円相当)
■通し券(準々決勝~決勝)
ABEMAコイン2,090コイン(2,500円相当)
これまでスポーツコンテンツの配信サービスでいえば、DAZNにしてもWOWOWにしても、スカパーにしても、基本的には月次の定額料金の形態でした。
それだけにフリーミアムのような形でグループステージは無料、佳境に入る決勝トーナメント以降は有料、かつステージが上がるごとに視聴料金が上がっていく仕組みは初めての試みじゃないかと思います。
月額課金ではないので一定期間の継続が不要である点はフレキシブルさがあり、有料でも自分の見たいカードだけをピンポイントで視聴できる点は良いですね。
最近ではリアルのスタジアム観戦でもダイナミックプライシングが導入されていますが、今回のようなオンラインでの料金設定も新たなチャレンジが出てきています。
今回の課金形態によって視聴者数がどうなっていくのかは興味がありますね。
そんなこんなで、「ブラジル対アルゼンチン」の黄金カードが決勝トーナメントで実現すれば、まずは身をもって確かめるべく有料視聴をしてみようかと思っています。
by biz-365
| 2021-06-23 18:20
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