2019年 09月 27日
9月27日(金):従来の土俵では不毛な競争に |
先週は周年パーティーで徹夜気味になったことや、出張続きでの疲労もあったのか、胃の具合が今ひとつ思わしくない1週間でした。
あまり食事を受け付けず、3日間ぐらいは1日1食で過ごしていたこともあって体重は2キロちょっと減りましたね。
小川さんや泉川さんにも「こけましたね」と言われつつ、確かに自分でもそうだろうと思います。
そうしたなか先般は自宅近くのフィットネスクラブへ行ったわけですが、こうなるといつもの重量がやはりと言うべきか、重く感じますね。
まずはコンディションを整えつつ、再び挙上重量も引き上げていこうと思っています。
さて、そんな私がプライベートで通う最寄駅のフィットネスクラブでフリーウェイトのエリアに行くと、馴染みのおじサマが「今日は空いていて良いよ」と声を掛けてくれました。
また続けざまに「最近はフリーウェイトを使う人が減ったから」といった話にもなりました。
というのも、このエリアには2ヶ月ほど前に新たなフィットネスクラブがオープンをしたからです。
24時間営業、廉価版のジム・スタジオ型クラブですね。
それによって目に見える形でお客様の流出が起きている感じでしょうか。
フィットネス業界では2018年にフィットネスの参加率が初めて4%台に乗りました。
また業界としての市場規模を見れば、こちらも微増をして拡大基調にあります。
こうした数字だけを見れば非常に良い状況だと言えますが、それ以上に施設数の伸びが大きいから、必然的に1クラブあたりの会員数、売上は減少傾向になっています。
このような業界の構図が、近隣への後発クラブの出店によって大型クラブの会員減として、そのまま目の前に広がる光景とつながる感じでしたね。
一方で運営スタッフに危機感があるのかと言えば、そんな様子は微塵も感じられません。
休憩中に自分のトレーニングをしながらリラックスしているスタッフは、ストレッチマットに寝転びながら、周囲の視線も気にせずスマホをいじっているぐらいです。
ひとつ言えるのは残念ながら運営力に乏しくて、いまだ昔ながらのハード依存なクラブだと言うことです。
そうしたクラブであれば、このような結果になるのは必然でしょう。
立地、施設、料金という基本要件を押さえるのは当然ですが、それだけでは後発優位になるのは間違いありません。
また、この土俵で戦っているうちは不毛な競争に巻き込まれるのは不可避です。
大型クラブ、小型クラブなどモデルを問わず、見るべき観点、軸に据えるべき価値を変えていく必要があると思います。
そうしなければ、今後も様々な地域でこれと同様な光景が増えていくばかりでしょうからね。
それは各クラブとしても望むところではないはずなので、対岸の火事ということではなく、今からやるべきことへ着手していくのが大切だと捉えています。
「フィットネスビズセミナー2019」
~「お客様が辞めないクラブづくり」~
【タイムスケジュール】
13:20
開場
13:40~15:05
「『競争優位』から『競争無縁』のクラブへ」
担当:伊藤友紀(株式会社フィットネスビズ 代表取締役社長)
・継続するための仕組みとは
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15:15~16:30
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担当:小川雄功(株式会社フィットネスビズ フィットネス事業部部長)
・関係性の作り方 ~繋がりを作ることで継続へ~
・楽しさを作る ~「楽しいから続く」を作るには~
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16:40~17:20
質疑応答
17:40~19:40
懇親会
【場所】
(JR関内駅から徒歩3分・ブルーライン関内駅から徒歩1分)
【料金】
7,560円(税込)
【申込み期間】
8月26日(月)~10月18日(金)
【定員】
30名
【その他】
セミナー終了後は同会場にてアルコール・軽食を用意した懇親会を予定しておりますので、お時間の調整がつく方はあわせてのご参加いただければと思います。(懇親会費用は税込2,000円です)
【申込方法】
以下のフィットネスビズHPの問合せフォームより、お申込みをお願い致します。
(※「お問合わせ内容」という欄に「10月29日のセミナー申込み」とご記載くださいませ。あわせて懇親会参加の有無もお知らせ頂ければ幸いです。)
by biz-365
| 2019-09-27 19:50
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