2019年 07月 22日
7月22日(月):時間を味方につける |
昨日は社内で始めた週報が7年目を迎えるタイミングでもあったのでそのことを取り上げましたが、本日も関連した話をもう少しばかり。
そこでは年間50週×6年間×各回原稿用紙3~4枚分(1,200字~1,500字)のメッセージによって、6年間での1人あたりに対する積み上げは1,000枚以上に相当する旨を記しました。
社員の幾人かには日々、小さな努力を重ねる意味合いで「紙切れ一枚を積み上げる」といった話をすることもありますが、これなどはその典型です。
原稿用紙1,000枚×社員数分となれば、これはどれだけ頑張ったところで一夜にして出来ることではありません。
時間軸のなかでの積み上げがあってこそ出来るものであり、継続がもたらす意味合いの大きさが分かります。
また継続ということでいえば、それを続けることで個々にも変化が生じてきます。
例えば小川さんなどは先般に個人ブログでその旨に触れていました。
週報を始めた当初を振り返ると概ね1,800文字程度だったようですが、直近の週報ではそれが3,500文字ぐらいだったようです。
前回の週報はいつも以上に多かったこともありますが、それでも平均すれば最近は2,800文字ぐらいで定着をしているとのことでした。
単純に計算しても分かるように以前に比べれば1.5倍ぐらいの水準になっているし、時には2倍ぐらいにのぼる時もあるわけです。
量が増えるというのはそれだけ振り返るべき事柄や観点が増えてきたほか、言及する内容が深くなっていったがゆえですね。
こうやって量が増していくと、それとあわせて起こるのは質の変化でしょう。
また別な例でいえば若月さんなどは中途での入社で、この8月からは週報でのやりとりが4年目に入ります。
若月さん自身も週報が自分にとっても良い気付きの場になっている旨の話をしてくれますが、若月さんもまたアウトプットの量は小川さんとあわせて社内で1・2を争うほどです。
そして振り返る事柄も非常に具体的であるから、こちらのその場面などがイメージしやすいし、その分だけリアクションする私にとっても具体的な話がしやすくなります。
2人に共通しているのは量が多く、内容が具体的で、さらには私の返信に対しても自分なりの考えなどを明示してくれるから、その先でも発展的な対話に移行します。
どこかで打ち切らないと際限なくそれが続いてしまうから、何往復かをしたところでそれを終えますが、状況としてはそんな感じですね。
マネージャーになってから日が浅いフィットネスビズ第2世代のマネージャーたちも、マネージャーの任に就いて以降は、アウトプットの量などが目に見える形では変わってきました。
彼等もこれを継続しながら大事な観点などが養われていけば、質的な変化へ移行していく面もあるでしょう。
ひとつ言えるのは、こうした振り返りの量や質の是非と成長の度合いは相関していることです。
また、そこで起きる変化は単利ではなく複利と同じです。
良好な振り返りによってもたらされたその人の改善がベースになり、それを土台にしてさらに翌週の変化が加わっていくから、時間と共に大きな福音がもたらされます。
このように継続が付与してくれる価値は絶対にあって、換言すればそれは「時間を味方につける」ということかもしれません。
そういった仕事の仕方をしていくと未来が拓けていく度合いも大きいと思います。
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by biz-365
| 2019-07-22 19:38
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