2019年 07月 10日
7月10日(水):「使える身体」にしなければ・・・ |
本日は自分の身体に関する「ぼやき」を少しばかり。
先週末には家族のイベント事を手伝う中で、幾つか力仕事をする場面がありました。
それらをしている時は何ら問題がなかったのですが、週が明けてみると普段のトレーニングとは異なる感じの筋肉痛になっていました・・・
日常生活でも、トレーニングでもやらない動作で負荷を扱ったり、アイソメトリックでの姿勢保持だったりが原因だろうと勝手ながらに解釈をしています。
ひとつ言えることは率直に情けないなぁ、ということです。
日頃から筋力トレーニングをしていて、ベンチプレスにしても、ダンベルのローイングにしても、挙上重量だけを見れば社内のトレーナーにも負けないだけの重量を扱っています。
ただし、新井さんを除きます(笑)
そんな前提がありながらも、こうやって幾つかの力仕事をするなかで筋肉痛になってしまう状況から、改めて特異性の原理を強く実感するに至ります。
トレーナーではないブログ読者の方もいらっしゃると思いますから簡単に補足をしておくと、特異性の原理とはトレーニングをした通りにしか身体の機能は高まっていないということですね。
今までの私のトレーニングでは先般の動作に対しては有効に機能していないし、要は身体へ十分に刺激を与えられていない部位がたくさんあるわけです。
日頃のトレーニングといえば単間接のトレーニング、あるいは多関節のトレーニングであっても動作としては単一な事柄の繰り返ししかやっていません。
これでは複合的な動きのなかで負荷をかけた時には筋肉痛が生じるのも必然ですね。
改めて日常ですべき動作というのは、もっと複合的な動きが伴う一連の動作であることが分かります。
それだけに自分のトレーニングの在り方も、もう少し複合的な動きを加えないと「使える身体」にならないな、と強く実感した次第です。
ちょうど社内的には今週が読書論文の提出週だったこともあって、ある社員からは「身体の聲」という書籍をもとにした内容がありました。
それはかつての日本人と現代の日本人での生活様式の変化などからくる身体操作や身体感覚の違いなどについて触れられたものです。
私自身が前述したようなことを痛感しているタイミングでもあったから、その内容についてはおおいに首肯するところでした。
良くも悪くも人間は環境に適応していきますからね。
それだけに、この先でテクノロジーの進歩に伴っていま以上に利便性が追及され、日常生活から身体性が失われていく懸念は大です。
そんな状況があるだけに改めて身体操作への意識と身体への入力刺激を変えていく必要性を感じた次第です。
身体の面でいえば現在は個人的に柔軟性の改善に努めているところですが、それに加えてもう少し身体感覚が鈍らないようにしていこうと思い改まりました。
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by biz-365
| 2019-07-10 23:10
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