2018年 12月 03日
12月3日(月):「短期」と「長期」、「理想」と「現実」 |
本日は内輪の話を少しばかり。
今週は神戸の運営クラブに関しての合宿があります。
10月末にはALIVEでの合宿を行いましたが、それと同様に今回の合宿内では各個人として、ならびに自分の担当している営業施策について1年間の総括などをするほか、来年度の方向性なども定めていきます。
そんなこともあって先週の週報では神戸にいる社員の多くが合宿に先駆けて1年というものを自分なりに振り返ったうえで感じたこと、自身の課題などを記していました。
また同時に長いスパンを振り返ることの重要性について触れている社員もいた通りです。
この点は非常に大事なことだと思っています。
日常の慌ただしさのなかにいると、どうしても目の前のことにだけに捉われてしまいがちだからです。
とは言っても現場にいれば常に目の前には優先すべきお客様がいらっしゃるし、同時にその時々で達成すべき目標もあるから、そこに目が向くのは半ば自然なことです。
だからこそ、合宿のような場を設けて時には意図して年単位の振り返りをしたり、長期の視点をもって物事を捉える場が必要になります。
仮に扱っている対象が同じであったとしても、短期の視点で捉えるのと長期のそれとでは、やはり見え方に違いは生じてくるからです。
双方の視点を持ちながら「短期的な成果」と「長期的な成果」をどうバランスさせていくか、これが経営における要諦であるのは間違いのないことです。
関連したことでいえば長期の視点は振り返っての総括だけではなく、それを未来に向けることも大切になってきます。
特にリーダー層ともなれば尚更で、周囲よりも半歩先や一歩先を見据えてくことが求められます。
ただ単に目の前のことを頑張るだけで理想が実現されるわけではないからです。
半年先や1年先に具現化すべき未来を描きながら、一方では現実としてのスタートラインにしっかりと立脚して、物事を積み上げていくことが必要です。
このような「理想」と「現実」、そして「逆算」と「積み上げ」、いずれにしてもどちらか一方ではなく双方の視点を統合していくのが大切ですね。
前述した「短期」と「長期」もそうですが、現実とは常に何かひとつに割り切った単純な構図ではなく、様々なものが溶け合って混沌としたなかで動的平衡を保っているものだと思います。
だからこそ一見すると相反するもの、対立構造にありそうなものを切り分けて考えるのではなく、その両者をもって考えていくのが大切だと捉えています。
各自がそんな視点を持ちながら合宿に臨めば、より有意義な場にもなっていくと思っています。
-------------------------------------------------------------
フィットネスビズのトレーナーブログを開設しました。
こちらも毎日更新をしているので、是非ご覧ください!
■「目指すはフィットネスビジネストレーナー」
--------------------------------------------------------------
by biz-365
| 2018-12-03 18:12
|
Comments(0)