11月12日(月):大人の側が全方位的に人間を見るべき |
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2018年 11月 12日
大学スポーツのスポーツ偏重から文武両道に向けた取り組みに端を発して関連のことを記しています。 昨日は自身のスポーツ推薦による大学生アスリートの実態を踏まえ、大学時代でのケアではタイミング的に遅く、もっと上流に遡った取り組みを考える必要性に触れました。 私は高校への進学もサッカーの特待生であったことから、高校時代も大学とは似たような環境にあって、スポーツ推薦組の勉学の状況は昨日に記した状況と同様です。 おそらく公立高校ではここまでの状況にはならないでしょうが、私立の高校でしたからね。 こうなってしまう要因は能力的な問題があるにせよ、最も大きなところは「やってこなかったがゆえ」だと思っています。 それは早い段階で学ぶことの楽しさを知らなかったという面があるし、それを求められてこなかったからでもあります。 なにせサッカーをしていれば楽しいわけだし、スポーツ推薦になるような人間はその領域では評価をされていますからね。 どうしたって面白味を感じない勉強よりは、そちらに傾倒していくのが自然なことです。 でも、大人の側がスポーツというある一面的な部分でだけ人間を評価していくからこそ、学生はそれだけをやっていれば良いのだ、と思ってしまう面があります。 実際にスポーツ強豪校でも、スポーツ推薦の学生にはその分野で結果を出してくれれば良いと思っているところは多いですね。 学生スポーツであっても勝利至上主義で考えるところはそれなりにあるし、学校の側もアスリートを推薦で取る理由は、ひとつのブランディングのためでもあるからです。 そこのところは分からないでもないですが、学校や大人の側が学生をどのように見るのか、どう向き合っていくのかが大事になってくると思います。 そのあたりは発展途上である思春期の学生であれば尚更です。 自分が人間的な成長を求められていたり、信頼や期待を受けていることが分かり、全方位的に自分という存在を見てくれていることが分かれば、学生の在りようももう少し変わって行く余地はあると考えています。 実際に私たちの高校では「サッカー選手である前に一人の人間だ」と口を酸っぱくして言われてきたし、「どこに出しても恥ずかしくない人間にする」と言って監督は指導をしてくれていました。 卒業までの間には今では問題になりそうな厳しい指導を受けたこともありましたが、先のような相互理解があるからこそ、自分のなかで受け止められるものがありましたからね。 この点はスポーツに対しても大事なことだと思っています。 長くスポーツをしてきた方なら分かると思いますが、中学生や高校生時期に才能あるプレーをしている選手でも、ある時から伸び悩んでいつしか消えた存在になってしまう選手は少なくありません。 逆にこうした時期には突出した存在でなくとも、その後に飛躍をするような選手もいます。 その違いを分かつものが何かといえば、それは人間性であり、考え方ですね。 「人間性がグランドに出る」という言葉は何百回と前述した監督から聞かされてきた話ですが、要はそういうことです。 それは選手としての才能の開花もそうだし、その後の人生においても大事なことです。 少なくともいま現在で、私がこのようにして責任ある仕事をしていられるのも、当時の監督の指導があってこそだと感謝をしています。 そうやって「人間性」を説き、スポーツにおけるプレーの善し悪しだけではなく、全方位的に人間を見てくれるような大人が近くにいれば、選手である学生の側も努力はできるはずです。 関連して私が大事だと思っていることがあるので、その点は明日に続けます。 ------------------------------------------------------------- フィットネスビズのトレーナーブログを開設しました。 こちらも毎日更新をしているので、是非ご覧ください! ■「目指すはフィットネスビジネストレーナー」 --------------------------------------------------------------
by biz-365
| 2018-11-12 22:40
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