2018年 09月 11日
9月11日(火):歴史は「俯瞰的」・「多面的」に |
昨日は自然災害に関連して「人間の時間」と「自然や地球の時間」といったことに触れました。
両者の間に流れている時間はまるで別物だからこそ、時には人間の時間というものを離れて、物事を見ていく必要もあると感じます。
そして人間の時間から離れて物事を見るために必要なもののひとつが歴史を学ぶことだと思っています。
昨日も記した通りですが、より長い時間の流れに目を向けてこそ、はじめて見えてくるものがあるからです。
それゆえに自分の時間感覚を変えたり、異なる視点で物事を捉えるためにも、ふとした折に歴史へ目を向ける意義は大きいと考えています。
本日はそうしたことと近からず、遠からずな話を少しばかり。
この8月から9月にかけては戦争関連の書籍を幾つか手に取り、それらを読んでいました。
8月になると書店によっては特設のコーナーを設けて、これらの書籍をラインナップするところもありますからね。
私もそのような場で足を止め、自分が気になるものを選んだうちの1人です。
これらの書籍、そこでの内容に触れていくなかで、特に日本の近代史については自分のなかでの理解が着実に深まったと感じます。
ここでの大事な観点は大きく2つだと思います。
1つ目は「俯瞰的」に見ることの大切さですね。
1つの局面だけではなく、それを引いて俯瞰で捉えること、より長いレンジで見ることで物事のつながり、必然性が見えてくるためです。
そして2つ目は「多面的」に捉えることです。
今回のような近代史における戦争が対象であったとしても、その軍事的な部分にだけ目を向けていても本質は見えてきません。
これらとは別な側面である民族や文化、あるいは思想や経済といった異なる視点からも多面的に見ていくことです。
そうすることで、そこに実態のようなものが浮かび上がってくる感じで、立体的に対象を捉えられるようになってきます。
おそらく今の状態で以前に読んだ幾つかの本を読み返してみると、それぞれがつながって一層に理解が深まるだろうことも感じますね。
昨日には歴史を学ぶことのひとつの意味合いに触れましたが、その際には「俯瞰的」「多面的」にそれを見ていくことが有用だと思います。
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by biz-365
| 2018-09-11 17:43
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