2018年 05月 27日
5月27日(日):親子での共通点 |
先般には6歳になる長男を連れて2人で書店へ行きましたが、それに関連したことを少しばかり。
店内に入って間もなくのところに子ども向けの特設コーナーが設けられていたのですが、そこで息子が釘付けになりました。
というのもそこに並んでいたのは「ドラえもん」の科学ワールドや社会ワールドというシリーズが全て揃って山積みされていたからです。
この半年前ぐらいからは子どもがドラえもんにどハマりしていて、アニメや映画を観たり、マンガを読んだりしています。
特に最近ではひみつ道具大百科みたいな、ドラえもんのひみつ道具が網羅された辞典的な分厚い本を毎日のように眺めています。
そんなドラえもんに関連した本で非常に良いなと思うのが、先に触れた「科学ワールド」や「社会ワールド」というシリーズです。
我が家にもそのうちの何冊かがあるのですが、これはテーマに関するマンガ+そのテーマに関するコラム、説明といった構成になっているものです。
例えば「科学ワールド ミクロの世界」という本ならば、顕微鏡のようなレンズを通して見ることができる世界、具体的には微生物や細胞、そして原子といったことなどに触れる内容になっています。
また「社会ワールド お金のひみつ」といった本だと、お金の歴史や貨幣について、また経済のことや、子どもらしく「おこづかい帳のつけかた」みたいなものも掲載されていますね。
これらの良いところは子どもが好きなドラえもんを通じて、楽しみながら科学や社会のことなど、知識の裾野が広がっていくことだと思います。
そんな科学ワールドや社会ワールドの全シリーズが山積みになっていたので、子どもとしては心躍る感じになったようで、冒頭で触れたようにそこに釘付けになってしまった次第です。
私からは「どれか1冊ね」ということを伝えると、そこから様々な本を手に取って吟味を始め、15分ぐらいして意思が固まったようで最終的には「ドラえもん科学ワールド 電気の不思議」を購入することになりました。
小学校に入学したこともあって、学校でも図書室に行く時間などを楽しみにしているようで、この時期にして完全に本が好きになっているのは良いことだと思っています。
やはり本に触れることで自分の世界は広がりますからね。
先日には子どもが「家に図書館があれば良いのに」と言っていたから、「書店に住みたい」と言っていた私と、そこは完全に一致しています(笑)
先週には子どもがまだ起きている時間に帰宅をすると、その日に学校で読んだ本の話などをしてくれました。
「インフレとデフレ」とか「天動説と地動説」とか6歳にしては妙に難しい話だったので、いったい何の本を読んだのかと思いましたが、その時に感じたことがあります。
それは難解なものに向き合った際の姿勢についてです。
「よく分からない」ものを目の前にして、「分からないし、難しそうだからやめておこう」として本を閉じるのか、「分からないけど、なにやら面白そうだな」と思ってそれを読み進めるのか、ですね。
ここには大きな違いがあると思っています。
先に触れた事柄などは、おそらく6歳からすればよくわからないことだろうし、難しいものではあります。
それについての説明はしてくれましたが、当然ながらにその内容を細かに理解していることなどあるはずがないのです。
それでも、読み続けられるところに大きな意味があると思っていて、そこが「知的体力」「思考耐力」の有無と関係しているように捉えています。
そこと本を好きになっていることとの結びつきは強いのではないかと感じますね。
放っておいても本を読んでいる姿を見ると、本が好きになっているのは確かだと思うので、この点については勝手ながらに嬉しい限りです。
近くで見ていると子どもの知的好奇心、知的探究心はスゴイですからね。
もしかしたら、子どもが私にとっての学びの姿勢のお手本であり、同時に一番のライバルなのかもしれません。
それに負けないように何に対しても分かった気にならず、私も学びを続けていきたいと思います。
by biz-365
| 2018-05-27 21:10
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