2018年 05月 10日
5月10日(木):集客の続き、絶えざるPDCAを |
本日も集客の話をもう少しばかり続けます。
昨日のブログでは「モデルに合った方法論」を持つ必要性に触れました。
具体例として会員数が200名のクラブと、2,000名のクラブでは備えておくべき方法論が異なります。
その違いが何からくるかといえば、それは会員数の維持に必要な「月次の入会者数」と広告宣伝費や紹介が生まれる母集団の規模といった「経営資源」によるものだと説明をしたと思います。
そのなかで小型クラブであれば小型クラブに見合った方法論を、大型クラブなら大型クラブとしての方法論を持ち得ていなければなりません。
これは優劣の問題ではなく、それぞれのモデルをクラブとして成り立たせていくための必須条件だと言えるでしょう。
では、次に考えるべきはどうすればそういった方法論を確立できるか、ですね。
こちらについては「原理原則の理解」と「絶えざるPDCA」の2つだと断言できます。
まず集客において思いっきりフルスイングをして手痛い空振りをしないためには、広告宣伝の定石、原理原則をしっかりと押さえておくのが基本でしょう。
この部分に関する理解、実践があれば一定の結果は得られます。
ただ、その結果というのはあくまでもベターなものであって、それがベストな状態ではありません。
ベターなものをベストに近づいていくために必要なプロセスが連続的な改善、絶えざるPDCAになってきます。
PDCAを機能させていくには、何をするにもそこに「意図」「狙い」がなければならないし、取り組んだことの結果を評価する仕組みも必要です。
「着目計数が決まっているか」「それを収集する仕組みがあるか」、といったことですね。
ポスティングを例に取るなら意図を持った配布エリアになっているか、その訴求内容、キャッチコピーの狙い、実施エリアとレスポンスの対比等々です。
ひとつのチャネル、ひとつの取り組みであっても掘り下げること、段階的に改善を重ねる要素はたくさんあります。
そうやって連続的な改善を積み重ねていく先で取り組みの有効性は高まっていくし、その間で有形・無形のナレッジが溜まっていくものです。
私たちのALIVEでいえば、先月は1名獲得単価がこれまでで最も小さいものになりました。
ただ、これなども一夜にしてこの結果は得られず、現場における絶えざるPDCAがもたらした産物以外の何物でもありません。
こうした改善が当たり前になっていると「時間を味方につけること」ができます。
毎月のように時間を経過するごとで漸増的にクラブの取り組みが良好に変化し、結果もそれに連動していくわけですね。
一方でこの連続、積み上げがなく、毎月が惰性や作業として同じことを繰り返すだけになっていると、何ヶ月経っても、あるいは何年経っても、取り組みが進化することはないし、結果が好転していくこともありません。
ここには時間経過とともに埋め難い開きが出来ているのは想像に難くないでしょう。
それがモデルに合った集客の方法論を確立できているかには直接的につながってくるものです。
明日には当の対話動画も配信されますので、対象の方はぜひご覧ください!
by biz-365
| 2018-05-10 18:20
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