2018年 02月 21日
2月21日(水):宅配事業からのシンキング |
本日は久しぶりのシンキングネタをお届けします。
このところの小売りではいかにして自宅の玄関を押さえるか、ということで顧客接点を一層ユーザーに近いところへ設けようとしています。
そんな玄関へのアプローチでいえば外食なども似たような状況になってはきましたね。
ファミレス、居酒屋、専門店、ファストフードなどは既存店の伸びが鈍化していることもあって、売上アップの活路を宅配に求めているところもあります。
またコンビニでも宅配、御用聞きによる商圏内のカバーを急いでいます。
その宅配を自前で手掛ける企業もあるし、一方でネット経由の宅配サービスと連携しながら、それを推進している企業などがあります。
これらの企業群にとっては新たなチャレンジではあっても、逆の側から見ればまるで状況は異なりますね。
今回の例で言うところの逆側に立っているのは宅配専業のプレイヤー群です。
宅配ピザ、宅配寿司など、従来から「宅配」であることを強み、特徴としてきたプレイヤーにとっては、その主戦場を浸食されている状況にあります。
リアル店舗を構える新規参入組にとっては従来の店舗の売上を補完する付帯的な位置付けですが、宅配専業プレイヤーにとってはこれがメインです。
だからその部分に多くのプレイヤーが参入してきてシェアを奪われるというのは死活問題になります。
先般の日経MJでは関連した記事があり、宅配専業の事業者による「確実にシェアを奪われている」といったコメントも掲載されていた通りです。
それでは、いつも通りここからシンキングです。
「もし、あなたが宅配ピザチェーンの社長だったら・・・」、これが本日のお題ですね。
宅配市場に外食チェーンやコンビニなどの参入が相次ぎ、市場のシェアが浸食されていくなかで、現状をどのように打開していくのか、ですね。
ぜひ時間を作ってシンキングにトライをしてみてください。
それでは、また!
by biz-365
| 2018-02-21 17:02
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