2017年 10月 31日
10月31日(火):合宿の裏側 |
昨日までは社内の小型クラブのための合宿をしており、その模様を伝えていたのですが、本日もそれに関することをもう少しばかり。
それは表には出てきにくい合宿の裏側についてです。
昨日までに記載をしてきたように、この合宿では有益なディスカッションをして、クラブをより良くしていくための取り組みに道筋をつけることができました。
また温泉に入ったり、美味しいものを食べたり、自然のなかを散策し、歴史を学んだりするなど、紛れもなく楽しいひと時だったと言えます。
当然ながらこうした時間は傍目に見ても楽しいものとして映ると思います。
実際にやっている当人たちがこのうえなく楽しんでいるから、それは間違いのないことです。
その一方でこうした楽しい時間を過ごすための裏側では、やるべきことがなされています。
それが本日のブログにおける主旨ですね。
今回の合宿ではディスカッションをしたいこと、決めたいことが山ほどありました。
それだけに各項目に割ける時間というのは概ね60分、長くても90分程度です。
そうしたなかで次々と掘り下げた話、発展性ある対話をするには相応の準備が必要になります。
だから合宿で議論したいテーマについては2ヶ月前から精査し、1ヶ月前にはタイムスケジュールも出来上がっていました。
そのうえで各自がテーマに対して考え抜き、自分なりの答えもってそこに臨んでいるからこそ濃密なディスカッションが成立するわけですね。
また合宿当日は全体のスケジュールが9時スタートでしたが、彼等は8時前から来ていて、来月の販促のための準備、仕込みをきっちりと終えていました。
こうした点は私個人においても同様です。
日曜日、月曜日という日程で合宿をするということは、その間に日常的に行っている仕事は前倒しで終わらせておく必要があります。
もっとも分かりやすい例は日曜日の夜から月曜日の朝にかけての週間業務報告への返信ですね。
ここは通常のルーティンが合宿と丸被りなので、今回は送信できる人は土曜日までに送ってもらう形をとりました。
もちろん合宿があるからといって返信の量や質で妥協するというのは私のポリシーに反することです。
それゆえにいつも通りに1,200字前後の個別メッセージを社員全員へ送っています。
結果として私のそれは土曜日の深夜にかけてと日曜日の早朝にそれをする格好になりました。
ちなみに日曜日の朝は6時にはそれに取り掛かっていましたが、上には上がいて既に4時台には合宿に参加する小川さんはトレーナー研修に関する社内メールを送信していました。
聞けば当日は4時起きをして、やるべきことを片付けておこうと思って、ということでしたね。
また合宿内を見ても、若月さんはちょっとした隙間時間に自分の日記を書いたり、本を読んだりと、日常のルーティンをそこに組み込んでいました。
こうした事前の準備、そして当日の時間の使い方など、表には見えてこない裏側というものが存在します。
前述したような実りある議論、そして楽しさ、彼等の笑顔というものは、こうした裏側の確たる取り組みのうえにこそ乗っているものなのです。
単に楽しむというだけなら誰でもできるし、それでいてやるべきことが漏れているなら、これは子供の楽しみ方です。
一方でやるべきこと、責任を果たしながら楽しむというのが大人の楽しみ方だと言えます。
こうした一連の裏側の取り組みというのは、普通であれば表には出てこないものですが、せっかくの機会でもあるし、社内でいえば私がもっともそうした裏側を見ている人間でもあるので、そのことも一緒に伝えておこうと思った次第です。
そんなわけで合宿の裏側を通して、目には見えない部分、人目にはつかない部分での取り組みの重要性を再確認してもらえればと思います。
by biz-365
| 2017-10-31 19:32
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