2017年 10月 12日
10月12日(木):微差でプラスαをつくる |
本日も社内の話をもう少しばかり。
昨日は週報に関連した双方向でのコミュニケーションの量や質の改善といったことに触れました。
アドバイスをした社員の内容を見ると、これまでとは見違えるものになったし、それによって建設的・発展的な双方向のやりとりになったと言えます。
それを通じて当人たちも考えが深まったと思うし、自分なりの気付きもあったはずです。
さて、社内のアウトプット、コミュニケーションということでいえば、社内で行っているトレーナー研修でも新たな変化が加わることになりました。
今年になってから社内ではオンライン動画による研修とテスト、それに対するフィードバックという形をとっています。
研修の主題が次の内容に移るタイミングを機に、そのアウトプットやコミュニケーションの在り方に手直しが加わることになりました。
ひとつは研修によって学んだことを現場のなかでどうアウトプットに結び付けるか、その点を研修に先だって考え、形にしてもらうことですね。
それによって「何のために学ぶのか」という目的意識が明確化をするし、アウトプットを意識したインプットが強化をされるからです。
またもうひとつはオンライン動画を通じてインプットした後の個々のアウトプットを必須とし、全社員でのチーム内共有をする点です。
ここでそれぞれがアウトプットをしてほしいのは自分の理解が進んだ点や逆に理解が不十分なところ、現場で実際にお客様から寄せられる要望、症状、そして各回の内容を現場での価値提供にどう結び付けるか、といったことなどです。
そのような場を設けることで学びの質が格段に上がるし、これらを全員でのチーム内共有しておくことで、チームとしての知識のベースを引き上げることができるし、個々における相互理解も一層深まるようになるとは思います。
昨日に記した週報に絡んだ双方向でのコミュニケーションにしても、社内のトレーナー研修のアウトプットにしても、その方法論や内容を少し見直すだけでも、プラスαを生み出せる余地はまだまだありますね。
こうした微差の積み重ねが違いを作る要因にもなっていくでしょう。
その都度でマイナーチェンジを繰り返しながら、仕組みというものを整えつつ、その先にある社内の知的資源や企業文化といった無形の価値を高めていければ良いと思っています。
by biz-365
| 2017-10-12 19:13
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