2017年 07月 30日
7月30日(日):贈与のあるコミュニティ |
昨日は関係性ということにフォーカスをした自クラブの取り組みについてブログを記しました。
私たちにとっては健康リテラシーを高めるためのセミナーや関係性を深めるためのイベントは、思いつきや時間があるときに行うものではなく、それが意図をもった仕事の中核になっています。
本日はこの続きをもう少しばかり。
昨日はクラブのイベント日で、今回はお客さまからの要望もあって懇親を兼ねた飲み会だったわけですが、お客さまには自分の食べたいものを持ち込んでもらう方式でした。
基本的には自身の食べたいものを食べたい分だけを持ってきてもらえれば良いのですが、多くのお客さまは腕を振るって美味しいものをたくさんに作って差し入れてくれます。
または自分の好きな逸品、おススメの商品を持ち寄ってくれたり、といった感じですね。
おかげでテーブルは美味しそうなものでいっぱいです。
あらかじめクラブ側で用意したおつまみなどには手をつける余地もないほどでしたね。
これはお客さまの気持ちであって、あえて論理で説明をすれば贈与のひとつの形態です。
なぜ、こうなるかといえばお客さまがクラブやトレーナー、そして他のお客さまのことも好きになってくれているからです。
そうなる理由は私たちのクラブが価格以上の価値や取り組みをこれでもかと重ねているからで、それもまたクラブからの贈与です。
贈与を受け取れば返礼をしたくなるのが人間本来の気持ちであり、その返礼として贈与が行われる、そして受け取った側はさらに返礼としての贈与をする、そんな無限のスパイラルが理想ですね。
こうやって善意の連鎖、贈与のスパイラルがあるコミュニティと、何でも損得で判断する、金銭を介してやりとりするだけの関係性と、どちらが豊かであるかは明白です。
私が意図するのは前者のコミュニティであって、そうしたなかでクラブを運営していきたいと思っています。
奇しくも昨日はちょうど私の誕生日でした。
イベントの最後には私もお客さまに少しばかり真面目なご挨拶をさせてもらいましたが、そこでは今日のような光景、空気感があるのは私にとっての何よりのプレゼントだった、という話をさせてもらいました。
お客さまからは「このクラブがあって良かった」、「この続けられるシステムを考えたのはすごい」、といった言葉などをたくさん頂き、改めてこのクラブがお客さまにとって役立っていることを実感できましたね。
こういった輪がさらに広がっていくように、引き続き小型クラブの運営を頑張っていきたいと思います。
by biz-365
| 2017-07-30 09:25
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