2017年 01月 23日
1月23日(月):「ニッチ系フリマ」の必然 |
本日の日経MJの一面は「ニッチ系フリマ」と題した記事でした。
記事の要旨はネット上のフリーマーケットに関するアプリケーションで、そこで扱う商品を特定の領域に絞った特徴あるアプリケーションが伸長している旨を説明したものです。
この1~2年ぐらいでネット上の「CtoC」でのフリーマーケットは大きく拡大をしてきました。
そうした流れを受けて出てきたのが先に触れた特徴あるアプリケーションですね。
記事内ではゴルフ用品を専門に扱う「CtoC」のフリマアプリである「ゴルフポット」や、手作り商品の「minne(ミンネ)」が紹介をされていました。
このようにオンラインフリーマーケットにおいて、特定領域に限定したサービスが広がってくるのは必然でしょう。
これは他の商品、サービスの領域でも似たようなことが起こりますからね。
新しい市場が勃興すると、まずはそれ自体に人が集まってきて市場が拡大をしていきます。
そして市場が拡大していくと参入する提供者側のプレイヤーも増えるし、そこでの競争も激しさを増してくるから、そのタイミングで差異化を図るべくして細分化された商品やサービスが生まれてくる流れです。
この点は私たちフィットネス業界に置き換えると、読者の皆さまも理解がしやすいはずです。
三種の神器を備えた総合クラブによって市場が形成されたのち、ジムスタジオ型クラブやホットヨガ、さらにはサーキットジム、パーソナルジムなど、より細分化された業態に枝分かれをしてきた通りですね。
さて、話はフリマアプリに戻りますが、冒頭に挙げた例で言うと「ゴルフポット」なら、ゴルフ用品という扱うべき「商品群」によって絞り込みを利かせたものです。
一方、「minne」の場合は手作り商品という「商品特性」に応じた絞り込みですね。
こうした特定領域に特化したアプリの利点は、対象層を強く引き付けることができる点にあります。
自分が求める対象の商品が数多くラインナップされていること、さらにはそれが見つけやすいことなどです。
逆に総合的なフリマサイトであれば、そこへの掲載点数が多いほど、その中から自分の探したいカテゴリーや商品を見つけるのに時間と手間を要しますからね。
この細分化に向かう流れ自体は必然ですが、市場の形成・拡大から細分化にいたるスピード感は早くなっているように感じます。
これも現在の市場環境を映したひとつの特徴だと言えるかもしれません。
思考のトレーニングとしては今後、どのような特定領域に絞り込んだフリマアプリがあれば、ユーザーの支持を得られるのかを考えてみるのも良いでしょう。
その場合は「ゴルフ用品」のような具体的な切り口と、それを「商品群」と説明したようにもう一段階抽象化したレイヤーで物事を考えてみると良いと思いますね。
そんなわけで時間のある方はぜひシンキングをどうぞ!
記事の要旨はネット上のフリーマーケットに関するアプリケーションで、そこで扱う商品を特定の領域に絞った特徴あるアプリケーションが伸長している旨を説明したものです。
この1~2年ぐらいでネット上の「CtoC」でのフリーマーケットは大きく拡大をしてきました。
そうした流れを受けて出てきたのが先に触れた特徴あるアプリケーションですね。
記事内ではゴルフ用品を専門に扱う「CtoC」のフリマアプリである「ゴルフポット」や、手作り商品の「minne(ミンネ)」が紹介をされていました。
このようにオンラインフリーマーケットにおいて、特定領域に限定したサービスが広がってくるのは必然でしょう。
これは他の商品、サービスの領域でも似たようなことが起こりますからね。
新しい市場が勃興すると、まずはそれ自体に人が集まってきて市場が拡大をしていきます。
そして市場が拡大していくと参入する提供者側のプレイヤーも増えるし、そこでの競争も激しさを増してくるから、そのタイミングで差異化を図るべくして細分化された商品やサービスが生まれてくる流れです。
この点は私たちフィットネス業界に置き換えると、読者の皆さまも理解がしやすいはずです。
三種の神器を備えた総合クラブによって市場が形成されたのち、ジムスタジオ型クラブやホットヨガ、さらにはサーキットジム、パーソナルジムなど、より細分化された業態に枝分かれをしてきた通りですね。
さて、話はフリマアプリに戻りますが、冒頭に挙げた例で言うと「ゴルフポット」なら、ゴルフ用品という扱うべき「商品群」によって絞り込みを利かせたものです。
一方、「minne」の場合は手作り商品という「商品特性」に応じた絞り込みですね。
こうした特定領域に特化したアプリの利点は、対象層を強く引き付けることができる点にあります。
自分が求める対象の商品が数多くラインナップされていること、さらにはそれが見つけやすいことなどです。
逆に総合的なフリマサイトであれば、そこへの掲載点数が多いほど、その中から自分の探したいカテゴリーや商品を見つけるのに時間と手間を要しますからね。
この細分化に向かう流れ自体は必然ですが、市場の形成・拡大から細分化にいたるスピード感は早くなっているように感じます。
これも現在の市場環境を映したひとつの特徴だと言えるかもしれません。
思考のトレーニングとしては今後、どのような特定領域に絞り込んだフリマアプリがあれば、ユーザーの支持を得られるのかを考えてみるのも良いでしょう。
その場合は「ゴルフ用品」のような具体的な切り口と、それを「商品群」と説明したようにもう一段階抽象化したレイヤーで物事を考えてみると良いと思いますね。
そんなわけで時間のある方はぜひシンキングをどうぞ!
by biz-365
| 2017-01-23 19:11
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