2016年 11月 25日
11月25日(金):今年も「らしさ全快」のひらパー |
先般の日経産業新聞には大阪の遊園地「ひらかたパーク」に関する記事がありました。
こちらの記事に掲載をされていたのはひらかたパーク史上最大規模となる150万球のイルミネーションによって冬の集客を促進しようというものです。
このブログを長らくご愛読頂いている方はご存知だと思いますが、私はひらかたパークについて1年に1回ぐらいは取り上げてきた経緯があります。
■参考にすべき「ひらパー」の取り組み
http://biz365.exblog.jp/23777849/
それを簡単に説明するとディズニーやUSJのように施設全体としてのハード面に対する投資ではなく、そこにソフト面としての楽しみ方を提案しつつ、それと組合せた面白いプロモーションによる集客ですね。
冒頭の記事で取り上げていたのはイルミネーションによる企画だけでしたが、今年も「ひらパー」らしさ全快の取り組みが展開されています。
例えば「スースーライド」です。
こちらはジェットコースターなどの絶叫系アトラクションへ乗る際に、「スースースプレー」という清涼剤を首に吹きかけるというものです。
そうするとアトラクションが発進してスピードが増せば増すほど、首元がスースーして体感速度があがり、スリルが微増する期間限定企画ですね。
このふざけた馬鹿らしさと、スリル倍増ではなく、スリル微増といっているところが、まさに「ひらパー」らしさだと言えます。
■スースーライド
http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/coolride/
そして、もうひとつの企画は来月10日に公開となる映画「海賊と呼ばれた男」とのコラボ企画です。
この映画はひらパーの園長である岡田准一さん主演のもので、それとの絡みでのコラボレーションですね。
その主人公が着用している丸眼鏡をモチーフにした、ものが遠くに見える特殊メガネ「スペシャル丸メガネ」をかけて、フリーフォール系の絶叫アトラクションに乗るというものです。
そうすると特殊メガネの効果で高さが倍増したように感じて、よりスリルがアップするといった画期的企画になっています。
■海賊と呼ばれた男 コラボ企画
http://www.hirakatapark.co.jp/kaizoku/
まあ、こんな感じで一事が万事、そこにユーモアが満載なのがひらパーですが、全てに共通しているのはハードそのものには手を付けずとも、ソフトと企画によって新たな魅力・楽しさを紡ぎ出している点ですね。
そうやって100年以上の歴史ある遊園地で、年間100万人の来場者を達して前年比増をしてきたのは称賛に値するものです。
フィットネスクラブも既存のハードを簡単に入れ替えることはできませんが、ひらパー的なアプローチであれば、いかようにもチャレンジができるはずです。
特に総合クラブほど、そうした余地が残されていると思いますね。
ちなみに当社にもそうしたユーモアな企画をやらせたら、このうえなく力を発揮する人がいます。
ただ、その力もシチュエーションをセッティングしないと、なかなか発動しない面があります(笑)
もっと自分の強みを積極的に活用して、ユーモアにあふれた提供価値、顧客創造に周囲を巻き込んでいってほしいと思います。
こちらの記事に掲載をされていたのはひらかたパーク史上最大規模となる150万球のイルミネーションによって冬の集客を促進しようというものです。
このブログを長らくご愛読頂いている方はご存知だと思いますが、私はひらかたパークについて1年に1回ぐらいは取り上げてきた経緯があります。
■参考にすべき「ひらパー」の取り組み
http://biz365.exblog.jp/23777849/
それを簡単に説明するとディズニーやUSJのように施設全体としてのハード面に対する投資ではなく、そこにソフト面としての楽しみ方を提案しつつ、それと組合せた面白いプロモーションによる集客ですね。
冒頭の記事で取り上げていたのはイルミネーションによる企画だけでしたが、今年も「ひらパー」らしさ全快の取り組みが展開されています。
例えば「スースーライド」です。
こちらはジェットコースターなどの絶叫系アトラクションへ乗る際に、「スースースプレー」という清涼剤を首に吹きかけるというものです。
そうするとアトラクションが発進してスピードが増せば増すほど、首元がスースーして体感速度があがり、スリルが微増する期間限定企画ですね。
このふざけた馬鹿らしさと、スリル倍増ではなく、スリル微増といっているところが、まさに「ひらパー」らしさだと言えます。
■スースーライド
http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/coolride/
そして、もうひとつの企画は来月10日に公開となる映画「海賊と呼ばれた男」とのコラボ企画です。
この映画はひらパーの園長である岡田准一さん主演のもので、それとの絡みでのコラボレーションですね。
その主人公が着用している丸眼鏡をモチーフにした、ものが遠くに見える特殊メガネ「スペシャル丸メガネ」をかけて、フリーフォール系の絶叫アトラクションに乗るというものです。
そうすると特殊メガネの効果で高さが倍増したように感じて、よりスリルがアップするといった画期的企画になっています。
■海賊と呼ばれた男 コラボ企画
http://www.hirakatapark.co.jp/kaizoku/
まあ、こんな感じで一事が万事、そこにユーモアが満載なのがひらパーですが、全てに共通しているのはハードそのものには手を付けずとも、ソフトと企画によって新たな魅力・楽しさを紡ぎ出している点ですね。
そうやって100年以上の歴史ある遊園地で、年間100万人の来場者を達して前年比増をしてきたのは称賛に値するものです。
フィットネスクラブも既存のハードを簡単に入れ替えることはできませんが、ひらパー的なアプローチであれば、いかようにもチャレンジができるはずです。
特に総合クラブほど、そうした余地が残されていると思いますね。
ちなみに当社にもそうしたユーモアな企画をやらせたら、このうえなく力を発揮する人がいます。
ただ、その力もシチュエーションをセッティングしないと、なかなか発動しない面があります(笑)
もっと自分の強みを積極的に活用して、ユーモアにあふれた提供価値、顧客創造に周囲を巻き込んでいってほしいと思います。
by biz-365
| 2016-11-25 19:13
|
Comments(0)