2016年 09月 11日
9月11日(日):1人の存在がチームを変える |
本日は週末ということもあってサッカーに関連した話を少しばかり。
サッカーJリーグでは名古屋グランパスが19試合ぶりにリーグ戦での勝利を手にしました。
この勝利の立役者となったのは間違いなく田中マルクス闘利王選手だと思いますね。
名古屋グランパスの監督解任とそれに関する問題については以前にもこのブログに記した通りです。
今シーズン開幕前には戦力外通告を受けてクラブを退団していた闘利王選手を監督交代と共に電撃復帰させ、この試合で初先発をしての勝利となりました。
今回の勝利という結果、そして試合のダイジェストを見ただけではありますが、やはり闘利王選手の存在感は際立ったものがありますね。
実はこのような展開になることを私は予期していました。
というのもそれ以前に社内でサッカーに通じた社員とこの件についての話をしていたからです。
様々なことに対して「もし、自分だったらどうするか?」と考えるのは私の習性なので、敗戦続きで降格危機にあった名古屋グランパスについて、もし自分がクラブの社長だったらどうするか、といった雑談をしていたのです。
その際に私は監督を交代させ、かつ闘利王選手を呼び戻して守備とチームを再建して、戦う集団に変える、といった話をしていました。
そんな雑談をした2日後には監督交代が発表され、その翌日あたりには本当に闘利王選手の電撃復帰が報道され、怖いぐらいに一致を見ました(笑)
シーズン前にクラブを退団した闘利王選手は祖国ブラジルへ戻り、どこのチームにも所属することなく個人で調整をしていたため、試合からは9ヶ月も遠ざかっていました。
それはフィジカル的なコンディションはもちろん、試合勘といったものも万全とはほど遠い状況だと思います。
それでも闘利王選手には期待したくなるものがあるし、それだけのリーダーシップもあるからです。
チームが18試合も勝利から見放されている状況では、細かな戦術云々よりもチームと個人が自信を失っていること、その停滞した諦めムードを一掃することが建て直しに向けた第一歩です。
それには闘利王選手のキャラクター、具体的には勝利に対する貪欲さ、戦う姿勢、強烈な自己主張とリーダーシップなど、これらが大きく寄与すると思っていました。
ただ、こうやって外から見ていて口でそれを言うのは簡単ですが、実際にブランクがありならもそれが出来てしまう闘利王選手は驚嘆に値します。
これは草サッカーのレベルではなく、少なくとも日本のサッカーにおける最高峰としてのプロの世界での話ですからね。
チームメイトで元日本代表の楢崎選手も闘利王選手の復帰が決まった直後には「ブランクもあってフィジカル的には厳しいと思うけど、それでも闘利王には何とかしてくれるんじゃないかという期待感がある」といった旨をコメントしていました。
プロの世界において「あいつなら何とかしてくれるんじゃないか」と周囲に期待を抱かせられるというのは並大抵のことではないでしょう。
それでいながら1人の選手がそこに加わるだけで、実際にチームに大きな変化を作り出せるというのは本当に強烈なリーダーである証です。
死に体のチームに自分ひとりが加わるだけで、それを生き返らせるリーダーシップ、そこでの振る舞いやプレーには大いに学ぶべき点がありますね。
このあたりは社内で既にリーダー職にある社員、これからリーダー職に就く社員、それぞれに闘利王選手から何かを感じ取ってくれればありがたいところです。
名古屋グランパスにおいては残留圏のチームとはまだ勝ち点の開きがあって依然として厳しい状況に変わりはありませんが、闘利王選手には今後も頑張ってほしいし、その姿から私も多くを学びたいと思います。
サッカーJリーグでは名古屋グランパスが19試合ぶりにリーグ戦での勝利を手にしました。
この勝利の立役者となったのは間違いなく田中マルクス闘利王選手だと思いますね。
名古屋グランパスの監督解任とそれに関する問題については以前にもこのブログに記した通りです。
今シーズン開幕前には戦力外通告を受けてクラブを退団していた闘利王選手を監督交代と共に電撃復帰させ、この試合で初先発をしての勝利となりました。
今回の勝利という結果、そして試合のダイジェストを見ただけではありますが、やはり闘利王選手の存在感は際立ったものがありますね。
実はこのような展開になることを私は予期していました。
というのもそれ以前に社内でサッカーに通じた社員とこの件についての話をしていたからです。
様々なことに対して「もし、自分だったらどうするか?」と考えるのは私の習性なので、敗戦続きで降格危機にあった名古屋グランパスについて、もし自分がクラブの社長だったらどうするか、といった雑談をしていたのです。
その際に私は監督を交代させ、かつ闘利王選手を呼び戻して守備とチームを再建して、戦う集団に変える、といった話をしていました。
そんな雑談をした2日後には監督交代が発表され、その翌日あたりには本当に闘利王選手の電撃復帰が報道され、怖いぐらいに一致を見ました(笑)
シーズン前にクラブを退団した闘利王選手は祖国ブラジルへ戻り、どこのチームにも所属することなく個人で調整をしていたため、試合からは9ヶ月も遠ざかっていました。
それはフィジカル的なコンディションはもちろん、試合勘といったものも万全とはほど遠い状況だと思います。
それでも闘利王選手には期待したくなるものがあるし、それだけのリーダーシップもあるからです。
チームが18試合も勝利から見放されている状況では、細かな戦術云々よりもチームと個人が自信を失っていること、その停滞した諦めムードを一掃することが建て直しに向けた第一歩です。
それには闘利王選手のキャラクター、具体的には勝利に対する貪欲さ、戦う姿勢、強烈な自己主張とリーダーシップなど、これらが大きく寄与すると思っていました。
ただ、こうやって外から見ていて口でそれを言うのは簡単ですが、実際にブランクがありならもそれが出来てしまう闘利王選手は驚嘆に値します。
これは草サッカーのレベルではなく、少なくとも日本のサッカーにおける最高峰としてのプロの世界での話ですからね。
チームメイトで元日本代表の楢崎選手も闘利王選手の復帰が決まった直後には「ブランクもあってフィジカル的には厳しいと思うけど、それでも闘利王には何とかしてくれるんじゃないかという期待感がある」といった旨をコメントしていました。
プロの世界において「あいつなら何とかしてくれるんじゃないか」と周囲に期待を抱かせられるというのは並大抵のことではないでしょう。
それでいながら1人の選手がそこに加わるだけで、実際にチームに大きな変化を作り出せるというのは本当に強烈なリーダーである証です。
死に体のチームに自分ひとりが加わるだけで、それを生き返らせるリーダーシップ、そこでの振る舞いやプレーには大いに学ぶべき点がありますね。
このあたりは社内で既にリーダー職にある社員、これからリーダー職に就く社員、それぞれに闘利王選手から何かを感じ取ってくれればありがたいところです。
名古屋グランパスにおいては残留圏のチームとはまだ勝ち点の開きがあって依然として厳しい状況に変わりはありませんが、闘利王選手には今後も頑張ってほしいし、その姿から私も多くを学びたいと思います。
by biz-365
| 2016-09-11 18:34
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