2016年 04月 11日
4月11日(月)「初速」×「方向性」 |
昨日は「初動」と「伸びシロ」と題したブログを記しましたが本日はこれに関連したことをもう少しばかり。
簡単に振り返ると何か自分にとって変化に向かう契機があったとして、それを境にしての初動がどんなものであるのかが、成長の伸びシロと大きく関係するという話です。
これは物理的な法則で考えても同様で「蹴る」「投げる」「打つ」など、そこで放たれたものを出来るだけ遠くに飛ばそうと考えた場合、重要になるのはインパクトに伴う「初速」で、この初速が速ければ速いほど対象の物体は遠くに到達することができます。
その初速の例として第一宇宙速度を挙げましたが、初速がここに達することができなければ地球の重力を振り切れず地表に墜落することとなり、衛星軌道の周回コースには入れません。
課題の改善に向けた自己変革においては従来の自分の思考や行動、それらを含めた習慣から脱するということが必要なので、これが先の例で言うところの重力に相当します。
この従来の習慣やメンタリティを一定速度で振り切らない限りは怠惰という名の重力に負けて今までと同じ自分のコンフォートゾーンに落ち着いてしまいます。
だからこそ初速が重要なのですが、この初速と合わせて重要な要素がもうひとつあります。
それは初速で飛び立つ「方向性」、言葉を換えれば射出する角度ですね。
昨日同様に物理的な法則で考えてみれば分かりますが、同じ速度で何かを射出したとしても、どの角度に向けてそれを放つかによって、到達すべき地点は変わります。
せっかくの初速があってもすぐ足元にそれを放ってしまっては意味がありませんからね。
できるだけ遠くへ到達するように放つには、やはり最適な角度というものがあります。
目指すべき到達地点が個人の描くなりたい自分だとすれば、射出する角度というものはそこに到達するためのルートであり、成長に向けて取り組む事柄の方向性とも言えます。
この点が正しいものでなければ、頑張りが無意味ではないにしても実を結ばない可能性がありますからね。
私たちが面談をする意味合いのひとつはここにもあって、定期的な面談という場を通じてその方向性について、相互に共通認識を形成するためでもあります。
「初速」×「射出する方向性」、これらがベストミックスになれば目指すべき到達点としての自分に向けて、より加速した成長ができると思います。
簡単に振り返ると何か自分にとって変化に向かう契機があったとして、それを境にしての初動がどんなものであるのかが、成長の伸びシロと大きく関係するという話です。
これは物理的な法則で考えても同様で「蹴る」「投げる」「打つ」など、そこで放たれたものを出来るだけ遠くに飛ばそうと考えた場合、重要になるのはインパクトに伴う「初速」で、この初速が速ければ速いほど対象の物体は遠くに到達することができます。
その初速の例として第一宇宙速度を挙げましたが、初速がここに達することができなければ地球の重力を振り切れず地表に墜落することとなり、衛星軌道の周回コースには入れません。
課題の改善に向けた自己変革においては従来の自分の思考や行動、それらを含めた習慣から脱するということが必要なので、これが先の例で言うところの重力に相当します。
この従来の習慣やメンタリティを一定速度で振り切らない限りは怠惰という名の重力に負けて今までと同じ自分のコンフォートゾーンに落ち着いてしまいます。
だからこそ初速が重要なのですが、この初速と合わせて重要な要素がもうひとつあります。
それは初速で飛び立つ「方向性」、言葉を換えれば射出する角度ですね。
昨日同様に物理的な法則で考えてみれば分かりますが、同じ速度で何かを射出したとしても、どの角度に向けてそれを放つかによって、到達すべき地点は変わります。
せっかくの初速があってもすぐ足元にそれを放ってしまっては意味がありませんからね。
できるだけ遠くへ到達するように放つには、やはり最適な角度というものがあります。
目指すべき到達地点が個人の描くなりたい自分だとすれば、射出する角度というものはそこに到達するためのルートであり、成長に向けて取り組む事柄の方向性とも言えます。
この点が正しいものでなければ、頑張りが無意味ではないにしても実を結ばない可能性がありますからね。
私たちが面談をする意味合いのひとつはここにもあって、定期的な面談という場を通じてその方向性について、相互に共通認識を形成するためでもあります。
「初速」×「射出する方向性」、これらがベストミックスになれば目指すべき到達点としての自分に向けて、より加速した成長ができると思います。
by biz-365
| 2016-04-11 19:42
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