2016年 04月 10日
4月10日(日):「初動」と「伸びシロ」 |
このブログにも記した通り、先般には社内で年度の面談等を実施しました。
そこから今日までは面談日も含めて5日が経過をしています。
本日はその5日間で感じたことを少しばかり。
面談では定量的な評価を含めて、双方向でのコミュニケーションを行います。
そこでは取り組みとして良かった部分、反対に課題となっている箇所、そして課題改善に向けてやるべきこと、相手に対して期待を寄せている点などの相互共有を図ります。
それは私からだけではなく、そこに同席する学長からもアドバイスと激励があります。
言うまでもないことですが、この評価や面談というのがただの儀式であっては何の意味もありません。
何のためにこれらをやっているかと言えば、相互に「より良く変わっていくため」です。
だからこの面談を経て、それぞれにおいて「何が」「どう変わっていくのか」というのを私は注視をしています。
その変化というのは5日間という短い期間のなかでも確実に表れてきます。
しかも、そこには個人差もありますね。
まあ、当然と言えば当然ですが(笑)
ここでひとつ大事なことに触れておくと、何か自分にとって変化に向かう契機があったとして、それを境にしての初動がどんなものであるのかが、成長の伸びシロと大きく関係するということです。
何か自分にとって良好な刺激があった場合、その刺激のインパクトが最も強かった瞬間に初動が作れないと、それ以後で大きな変化を起こせる可能性は下がるのが一般的です。
これは物理的な法則で考えても同様なことが言えます。
「蹴る」「投げる」「打つ」など、その形態はなんでも良いですが、そこで放たれたものを出来るだけ遠くに飛ばそうと考えた場合、重要になるのはインパクトに伴う「初速」でしょう。
この初速が速ければ速いほど、対象の物体というものが空気抵抗にあらがって出来るだけ遠くに到達することができます。
それとは逆に初速が遅くて力ない状態なのに、いつまでも遠くに向かって物体が飛び続けるというのは、少なくとも地球上における物理的な法則上では起きえないことです。
たった5日間ですが、自分の課題克服に向けて取り組んでいる人間、更なる成長に向けて励んでいる人間、その一方で今までと大差ない日々を過ごしている人間、ここには初速としての違いがあります。
この初速の違いというものは、仕事人においては成長の伸びシロと結びついてくるのは容易に想像ができるでしょう。
特に課題の改善に向けた自己変革においては、この初速が一定のところに達しないと難しいところがあります。
自己変革というのは従来の自分の思考や行動、それらを含めた習慣から脱するということですからね。
この点については以前に説明した第一宇宙速度が分かりやすいと思います。
これについて簡単に説明をしておくと、これは地表にあるものを射出して地球を周回する人工衛星となるために必要な打ち上げの初速です。
毎秒7.9キロメートルという第一宇宙速度を超えると、重力を振り切って衛星軌道に入ることができます。
その一方、打ち上げをしても第一宇宙速度に達しない場合には、残念ながら地表に墜落してしまいます。
ロケットの場合は地球の重力を振り切らなければ宇宙に出ることはできません。
自己変革を意図する人間の場合、重力に相当するのは前述した今までの習慣やメンタリティということになります。
これを一定速度で振り切らない限りは、重力に負けて地表に墜落するがごとく、今までと同じ自分のコンフォートゾーンに落ち着いてしまうだけですね。
その結果は今までと同じ自分がそこにあるだけ、ということです。
そんなわけで自己変革のための初動、初速というものが成長にとっては大切なことだと思います。
そこから今日までは面談日も含めて5日が経過をしています。
本日はその5日間で感じたことを少しばかり。
面談では定量的な評価を含めて、双方向でのコミュニケーションを行います。
そこでは取り組みとして良かった部分、反対に課題となっている箇所、そして課題改善に向けてやるべきこと、相手に対して期待を寄せている点などの相互共有を図ります。
それは私からだけではなく、そこに同席する学長からもアドバイスと激励があります。
言うまでもないことですが、この評価や面談というのがただの儀式であっては何の意味もありません。
何のためにこれらをやっているかと言えば、相互に「より良く変わっていくため」です。
だからこの面談を経て、それぞれにおいて「何が」「どう変わっていくのか」というのを私は注視をしています。
その変化というのは5日間という短い期間のなかでも確実に表れてきます。
しかも、そこには個人差もありますね。
まあ、当然と言えば当然ですが(笑)
ここでひとつ大事なことに触れておくと、何か自分にとって変化に向かう契機があったとして、それを境にしての初動がどんなものであるのかが、成長の伸びシロと大きく関係するということです。
何か自分にとって良好な刺激があった場合、その刺激のインパクトが最も強かった瞬間に初動が作れないと、それ以後で大きな変化を起こせる可能性は下がるのが一般的です。
これは物理的な法則で考えても同様なことが言えます。
「蹴る」「投げる」「打つ」など、その形態はなんでも良いですが、そこで放たれたものを出来るだけ遠くに飛ばそうと考えた場合、重要になるのはインパクトに伴う「初速」でしょう。
この初速が速ければ速いほど、対象の物体というものが空気抵抗にあらがって出来るだけ遠くに到達することができます。
それとは逆に初速が遅くて力ない状態なのに、いつまでも遠くに向かって物体が飛び続けるというのは、少なくとも地球上における物理的な法則上では起きえないことです。
たった5日間ですが、自分の課題克服に向けて取り組んでいる人間、更なる成長に向けて励んでいる人間、その一方で今までと大差ない日々を過ごしている人間、ここには初速としての違いがあります。
この初速の違いというものは、仕事人においては成長の伸びシロと結びついてくるのは容易に想像ができるでしょう。
特に課題の改善に向けた自己変革においては、この初速が一定のところに達しないと難しいところがあります。
自己変革というのは従来の自分の思考や行動、それらを含めた習慣から脱するということですからね。
この点については以前に説明した第一宇宙速度が分かりやすいと思います。
これについて簡単に説明をしておくと、これは地表にあるものを射出して地球を周回する人工衛星となるために必要な打ち上げの初速です。
毎秒7.9キロメートルという第一宇宙速度を超えると、重力を振り切って衛星軌道に入ることができます。
その一方、打ち上げをしても第一宇宙速度に達しない場合には、残念ながら地表に墜落してしまいます。
ロケットの場合は地球の重力を振り切らなければ宇宙に出ることはできません。
自己変革を意図する人間の場合、重力に相当するのは前述した今までの習慣やメンタリティということになります。
これを一定速度で振り切らない限りは、重力に負けて地表に墜落するがごとく、今までと同じ自分のコンフォートゾーンに落ち着いてしまうだけですね。
その結果は今までと同じ自分がそこにあるだけ、ということです。
そんなわけで自己変革のための初動、初速というものが成長にとっては大切なことだと思います。
by biz-365
| 2016-04-10 20:12
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