2016年 03月 13日
3月13日(日):「五輪」と「たばこ」 |
引き続き週末なのでライトな話題を少しばかり。
現在政府では受動喫煙防止に向けた新法の検討がなされ、たばこの包装における警告文の強化等も検討されているのは周知の通りです。
これに関連したところでタイトルにも記した五輪とたばこについての内容です。
IOC(国際オリンピック委員会)では「たばこのない五輪」というものを打ち出していることもあって、五輪開催都市では公共の場での喫煙に規制がなされてきたのがほとんどです。
それはもともとそのような規制があった都市もあれば、五輪開催を機に罰則付きの法律を制定した都市もあります。
例えば冬季五輪も含めた直近三大会の開催都市は2010年のバンクーバー、2012年のロンドン、そして2014年のソチです。
この三都市ではいずれも「飲食店」「鉄道の駅・バス」といった公共の場では「禁煙の義務化」がなされています。
また違反があった場合には「管理者への罰則」と「喫煙者への罰則」の双方がなされるように明文化している状況です。
今夏に五輪が開催されるリオデジャネイロを見てもという公共の場では「禁煙の義務化」をしています。
ただ、先の三都市と異なるのは違反にあたり「管理者への罰則」は設けているものの、「喫煙者への罰則」は無し、ということですね。
では、2018年に冬季五輪を開催する平昌はというと、「飲食店」「鉄道の駅・バス」の公共の場における喫煙の規制は「禁煙の義務化」の一歩手前としての「分煙の義務化」となっています。
それでも、違反に対する罰則としては「管理者への罰則」と「喫煙者への罰則」の双方に課されることになっています。
では、2020年の開催都市である東京はどうかということですね。
東京では「飲食店」「鉄道の駅・バス」の公共の場における喫煙の規制は「禁煙の義務化」もなければ「分煙の義務化」もなく、「どちらも努力義務」に過ぎません。
要は飲食店や鉄道会社などに丸投げで、自分達で決めてやるならやってね、という状態ですね。
「努力」をしてください、という形で完全禁煙も完全分煙も義務化をしていないので、当然ながら「管理者への罰則」も「喫煙者への罰則」もありません。
つまり、これまでの五輪開催都市の状況と比べれば、その状況が大きく異なっているのは一目で分かるでしょう。
五輪というのはその国や都市を世界に向けて発信するこのうえない場ですね。
スポーツと共に日本の文化やおもてなしを理解してもらう格好の機会でしょう。
それだけに五輪需要で盛り上がるのも良いですが、一方で足元において整備すべきものは整備することが大切だと思います。
現在政府では受動喫煙防止に向けた新法の検討がなされ、たばこの包装における警告文の強化等も検討されているのは周知の通りです。
これに関連したところでタイトルにも記した五輪とたばこについての内容です。
IOC(国際オリンピック委員会)では「たばこのない五輪」というものを打ち出していることもあって、五輪開催都市では公共の場での喫煙に規制がなされてきたのがほとんどです。
それはもともとそのような規制があった都市もあれば、五輪開催を機に罰則付きの法律を制定した都市もあります。
例えば冬季五輪も含めた直近三大会の開催都市は2010年のバンクーバー、2012年のロンドン、そして2014年のソチです。
この三都市ではいずれも「飲食店」「鉄道の駅・バス」といった公共の場では「禁煙の義務化」がなされています。
また違反があった場合には「管理者への罰則」と「喫煙者への罰則」の双方がなされるように明文化している状況です。
今夏に五輪が開催されるリオデジャネイロを見てもという公共の場では「禁煙の義務化」をしています。
ただ、先の三都市と異なるのは違反にあたり「管理者への罰則」は設けているものの、「喫煙者への罰則」は無し、ということですね。
では、2018年に冬季五輪を開催する平昌はというと、「飲食店」「鉄道の駅・バス」の公共の場における喫煙の規制は「禁煙の義務化」の一歩手前としての「分煙の義務化」となっています。
それでも、違反に対する罰則としては「管理者への罰則」と「喫煙者への罰則」の双方に課されることになっています。
では、2020年の開催都市である東京はどうかということですね。
東京では「飲食店」「鉄道の駅・バス」の公共の場における喫煙の規制は「禁煙の義務化」もなければ「分煙の義務化」もなく、「どちらも努力義務」に過ぎません。
要は飲食店や鉄道会社などに丸投げで、自分達で決めてやるならやってね、という状態ですね。
「努力」をしてください、という形で完全禁煙も完全分煙も義務化をしていないので、当然ながら「管理者への罰則」も「喫煙者への罰則」もありません。
つまり、これまでの五輪開催都市の状況と比べれば、その状況が大きく異なっているのは一目で分かるでしょう。
五輪というのはその国や都市を世界に向けて発信するこのうえない場ですね。
スポーツと共に日本の文化やおもてなしを理解してもらう格好の機会でしょう。
それだけに五輪需要で盛り上がるのも良いですが、一方で足元において整備すべきものは整備することが大切だと思います。
by biz-365
| 2016-03-13 19:39
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