2015年 12月 24日
12月24日(木):「たかが」と思うか、「されど」と思うか |
本日は内輪の話を少しばかり。
昨日、本日と社員がFBL大学の課題であるテーマ論文の提出があり、その添削しているなかで感じたことですね。
提出された内容は三者三様で、それぞれに応じた課題というものがあります。
そのことはメールを通じて各自に伝えています。
同時に各内容に対してどのような指摘がなされているのか、それが分かるように論文提出者にはCCで宛先に入れ、その内容が提出者間で共有できるようにしてあります。
自分と他者のものを読み比べ、同時にそれぞれに提示される課題も分かっているほうが、観点や論理構成などを倍速で理解していける面があるからです。
こういった場面におけるポイントは大きく2つですね。
ひとつは先に記した意図を汲んで、逐一他者のものを読み込んで、そこで提示されている課題などを突き合わせて自分の肥やしとするか否かです。
それを愚直にやる人間と、自分の内容に対するフィードバックだけを見て他者のものは流してしまう人間では、あとになって大きな違いは出てきます。
他人の文章に触れるというのは、その善し悪しも含めて自分の内容を見つめ直すひとつのきっかけになります。
良いものは真似て自分のなかに取り入れてみるもよしだし、論理構成の問題点などがハッキリと分かれば、自分がそこに陥らない可能性も高まりますからね。
換言すれば、こういった機会を最大限に活用するかどうかということです。
次いで2つ目のポイントは修正行動のスピードになります。
誰しも仕事をしていくなかでは数々の過ち、失敗というものを犯します。
大事なことは、そこから多くを学んで同じことを繰り返さないように思考や行動を変容させていく修正能力ですね。
だから修正能力の差が成長の伸びシロの差だとも言えるぐらいです。
そんな修正能力にもつながってくるのが、修正行動をどのぐらいのスピードで起こすかですね。
これはスポーツに例えれば分かりやすいと思います。
トレーニング中にあるプレーの指摘を受けた場合、即座に課題となっているプレーを出来るようになるまで繰り返すなど、自分のイメージやカラダの使い方などをその場で修正してしまうのが一番です。
これを数日の時間が経過をしてから修正しようと思っても、そのシチュエーションや感覚自体がフレッシュさを失っていて、投じる時間ほどには期待した修正はなされません。
出来る限り指摘からタイムラグのない状態で修正行動を強化したほうが、それはアタマやカラダに馴染んで浸透していきます。
このことは仕事でも同じだと捉えています。
例えば指摘を受けた内容をもとに、即座に(シフトなどがあるから実際には自分にできる最短で)課題箇所を整理して自分なりに書き直してみる、といった行動をするほうが、はるかに自分の身になります。
一方で指摘内容を呼んでアタマでは理解したつもりでも、修正行動をしないまま1ヶ月後の論文を迎えれば、おそらくミスを繰り返す率は高いと思いますね。
自分へのフィードバックのループが早い人と遅い人、当然ながらこの違いもまた時間経過とともに差が生じる要因となります。
そんなわけで、たかがテーマ論文ひとつですが、されどテーマ論文ひとつです。
昨日、本日と社員がFBL大学の課題であるテーマ論文の提出があり、その添削しているなかで感じたことですね。
提出された内容は三者三様で、それぞれに応じた課題というものがあります。
そのことはメールを通じて各自に伝えています。
同時に各内容に対してどのような指摘がなされているのか、それが分かるように論文提出者にはCCで宛先に入れ、その内容が提出者間で共有できるようにしてあります。
自分と他者のものを読み比べ、同時にそれぞれに提示される課題も分かっているほうが、観点や論理構成などを倍速で理解していける面があるからです。
こういった場面におけるポイントは大きく2つですね。
ひとつは先に記した意図を汲んで、逐一他者のものを読み込んで、そこで提示されている課題などを突き合わせて自分の肥やしとするか否かです。
それを愚直にやる人間と、自分の内容に対するフィードバックだけを見て他者のものは流してしまう人間では、あとになって大きな違いは出てきます。
他人の文章に触れるというのは、その善し悪しも含めて自分の内容を見つめ直すひとつのきっかけになります。
良いものは真似て自分のなかに取り入れてみるもよしだし、論理構成の問題点などがハッキリと分かれば、自分がそこに陥らない可能性も高まりますからね。
換言すれば、こういった機会を最大限に活用するかどうかということです。
次いで2つ目のポイントは修正行動のスピードになります。
誰しも仕事をしていくなかでは数々の過ち、失敗というものを犯します。
大事なことは、そこから多くを学んで同じことを繰り返さないように思考や行動を変容させていく修正能力ですね。
だから修正能力の差が成長の伸びシロの差だとも言えるぐらいです。
そんな修正能力にもつながってくるのが、修正行動をどのぐらいのスピードで起こすかですね。
これはスポーツに例えれば分かりやすいと思います。
トレーニング中にあるプレーの指摘を受けた場合、即座に課題となっているプレーを出来るようになるまで繰り返すなど、自分のイメージやカラダの使い方などをその場で修正してしまうのが一番です。
これを数日の時間が経過をしてから修正しようと思っても、そのシチュエーションや感覚自体がフレッシュさを失っていて、投じる時間ほどには期待した修正はなされません。
出来る限り指摘からタイムラグのない状態で修正行動を強化したほうが、それはアタマやカラダに馴染んで浸透していきます。
このことは仕事でも同じだと捉えています。
例えば指摘を受けた内容をもとに、即座に(シフトなどがあるから実際には自分にできる最短で)課題箇所を整理して自分なりに書き直してみる、といった行動をするほうが、はるかに自分の身になります。
一方で指摘内容を呼んでアタマでは理解したつもりでも、修正行動をしないまま1ヶ月後の論文を迎えれば、おそらくミスを繰り返す率は高いと思いますね。
自分へのフィードバックのループが早い人と遅い人、当然ながらこの違いもまた時間経過とともに差が生じる要因となります。
そんなわけで、たかがテーマ論文ひとつですが、されどテーマ論文ひとつです。
by biz-365
| 2015-12-24 19:43
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