2015年 11月 29日
11月29日(日):勝率8割 |
昨日はスポーツを直接的に相手と対峙するものと、そうではなく自分のパフォーマンスの出来によって結果が決まるものとに大別した説明をしました。
そのうえで私たちが主戦場とするビジネスは、後者の性格が強いことを示しました。
それは何かを自分が意図した結果を求めて取り組んだ際、サッカーのように直接的にそれを妨害するような相手の存在というものがなく、自分の思考や行動の如何が最も結果に大きな影響を与えるからです。
その前提においては常に仕事において自己ベストと言えるパフォーマンスができるのか、その点が重要だと思います。
これに関連して自社の社員に伝えていることのひとつが「勝率8割」というものです。
スポーツの世界で先に記した前者にあたる直接的に対峙する相手がいる勝負での勝率8割というのは非常にハードルが高いものです。
その一方、ビジネスの世界でいえば、綿密な計画や準備があれば十分にそこに達することができるものだと思っています。
前述したように、これは相手云々ではなく自分自身がどうあるかが最も重要だからです。
具体的に仕事の場面に当てはめて説明をすると、主にコミットメントをしているのは月次の目標に対してなので、年間であれば12回の勝負があります。
もちろん12戦全勝が望ましいのは言うまでもありませんが、人間だから完璧はないし、不確定要素も考慮をしての妥当なラインが勝率8割ということです。
つまり12戦であれば9勝3敗で終えてほしいわけです。
もちろん、そのうえで年間の全体としての目標は必ず達成する、そういった形です。
仮にどんなに譲っても勝率7割での8勝4敗が許容の限度だとは思います。
8勝4敗ということは「3回に2回は勝つ」ということで、これが最低限です。
なぜなら、それ以下はもう五分五分の勝負になってしまうからです。
スポーツの世界で言えば「五分五分の勝負」と聞くと白熱した接戦のイメージで悪くない印象がありますが、ビジネスの世界ではまったく違う話です。
「50:50」というのは言葉を変えれば「アタリかハズレ」であり、これは「丁か半か」の「博打」と同じレベルです。
「博打」の確率でクラブ運営や経営をやっていたら、そのクラブや会社はいずれ必ず立ち行かなくなります。
そうではなく、もっと勝率の高い合理的な勝負ができるようにならない限り、経営やクラブ運営というものは成り立っていきません。
だから前述した「勝率8割」というのは、合理的な勝負ができる私なりの基準です。
リーダーを目指し、競争力ある個人を目標とするならば、この水準がベースになっている必要がありますね。
これは相撲の世界に例えれば非常に分かりやすいものです。
番付が前頭ぐらいであれば、2場所続けて負け越しても現状維持は可能です。
一方で横綱が2場所連続で負け越すようなことがあれば、その時点で引退を突きつけられてしまします。
上位層である三役、その中でもトップである横綱と、常にそのポジションを上げるにしたがって高いアベレージが求められる通りですね。
自己ベストのパフォーマンス、そして勝率8割、こういったものがベースになると、競争力ある「個」が確立されていくと思います。
そのうえで私たちが主戦場とするビジネスは、後者の性格が強いことを示しました。
それは何かを自分が意図した結果を求めて取り組んだ際、サッカーのように直接的にそれを妨害するような相手の存在というものがなく、自分の思考や行動の如何が最も結果に大きな影響を与えるからです。
その前提においては常に仕事において自己ベストと言えるパフォーマンスができるのか、その点が重要だと思います。
これに関連して自社の社員に伝えていることのひとつが「勝率8割」というものです。
スポーツの世界で先に記した前者にあたる直接的に対峙する相手がいる勝負での勝率8割というのは非常にハードルが高いものです。
その一方、ビジネスの世界でいえば、綿密な計画や準備があれば十分にそこに達することができるものだと思っています。
前述したように、これは相手云々ではなく自分自身がどうあるかが最も重要だからです。
具体的に仕事の場面に当てはめて説明をすると、主にコミットメントをしているのは月次の目標に対してなので、年間であれば12回の勝負があります。
もちろん12戦全勝が望ましいのは言うまでもありませんが、人間だから完璧はないし、不確定要素も考慮をしての妥当なラインが勝率8割ということです。
つまり12戦であれば9勝3敗で終えてほしいわけです。
もちろん、そのうえで年間の全体としての目標は必ず達成する、そういった形です。
仮にどんなに譲っても勝率7割での8勝4敗が許容の限度だとは思います。
8勝4敗ということは「3回に2回は勝つ」ということで、これが最低限です。
なぜなら、それ以下はもう五分五分の勝負になってしまうからです。
スポーツの世界で言えば「五分五分の勝負」と聞くと白熱した接戦のイメージで悪くない印象がありますが、ビジネスの世界ではまったく違う話です。
「50:50」というのは言葉を変えれば「アタリかハズレ」であり、これは「丁か半か」の「博打」と同じレベルです。
「博打」の確率でクラブ運営や経営をやっていたら、そのクラブや会社はいずれ必ず立ち行かなくなります。
そうではなく、もっと勝率の高い合理的な勝負ができるようにならない限り、経営やクラブ運営というものは成り立っていきません。
だから前述した「勝率8割」というのは、合理的な勝負ができる私なりの基準です。
リーダーを目指し、競争力ある個人を目標とするならば、この水準がベースになっている必要がありますね。
これは相撲の世界に例えれば非常に分かりやすいものです。
番付が前頭ぐらいであれば、2場所続けて負け越しても現状維持は可能です。
一方で横綱が2場所連続で負け越すようなことがあれば、その時点で引退を突きつけられてしまします。
上位層である三役、その中でもトップである横綱と、常にそのポジションを上げるにしたがって高いアベレージが求められる通りですね。
自己ベストのパフォーマンス、そして勝率8割、こういったものがベースになると、競争力ある「個」が確立されていくと思います。
by biz-365
| 2015-11-29 15:46
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