2015年 10月 02日
10月2日(金):徐々に顕在化してくるテクノロジー失業 |
神奈川県とDNA子会社のロボットタクシーは、早ければ2016年の1月から神奈川県藤沢市で自動運転タクシーの実証実験を始めるとの発表をしました。
まずは約50人の住民をモニターとして集め、自宅と幹線道路沿いにあるスーパーとの往復をするなどして、データを集める流れです。
黒岩知事は将来的には完全な無人タクシーを実現し、超高齢化社会を乗り越えるモデルを作りたいと明言をしています。
さて、話は飛んでオリエンタルランド傘下のイクスピアリでは、運営する映画館「シネマイクスピアリ」で8ヶ所あった有人のチケット販売窓口を閉鎖するとのことです。
販売については代わりに自動券売機7台でのチケット販売とネットでの前売り券に集約する形です。
タクシーの自動運転に自動券売機化、これらの変化に伴ってパージされていくのは言うまでもなくタクシー運転手であり、窓口販売スタッフですね。
2年ほど前にはこのブログでも「機械との競争」で提示されている「テクノロジー失業」に触れました。
こちらはこれまで人間にしかできないと考えていた領域が機械に置き換えられていくことを指したものです。
また他にも「2030年までに世界の全雇用の50%が機械化でなくなる」との研究も出ている通りです。
先ほどの例を見るまでもなく、今まで人がやっていたことが着実に機械に置き換えられつつあるのは紛れもない事実でしょう。
19世紀は産業革命、20世紀はコンピューター革命が起きた、そして21世紀はロボット革命だと以前にある技術者が言っていましたが、あと数年から十数年もすればヒューマノイドロボットなどが様々な分野で実用化がなされるのも確かだと思います。
それだけに、これまで人間しかできないと考えていた領域が機械に置き換えられていく動きは、一層拡大していくはずです。
人がやってきたことを機械、ロボットに置き換えた場合には以下のようなメリットがありますからね。
・食事は不要だから社員のように休憩時間はいらない。
・週40時間という法定労働時間に当てはめる必要がないから、休みなく働き続けることができる。
・導入時のコストは多少値がはっても、以後はメンテナンス費用ぐらいで済むから、社員を採用するのに比べて中長期で見れば圧倒的なコスト削減になる。(1~2年でペイできる)
・賃上げ要求をすることがない。
・社員のように個々のモチベーションによってパフォーマンスが左右されない。
・習熟度も一定で社員のようにバラツキがない。
・職場に人間関係で生じる問題が起きない。
などなど。
無論、一方ではこのような動きが加速した社会が本当に幸福なのかという問題提起があって然るべきでしょう。
いつも言うことですが、トレーナーや仕事人として置換可能な存在に堕していかないことですね。
このブログ読者の皆さまは、そのために何が必要なのかは分かっているはずなので、やるべきことをコツコツと積み上げていってほしいと思います。
まずは約50人の住民をモニターとして集め、自宅と幹線道路沿いにあるスーパーとの往復をするなどして、データを集める流れです。
黒岩知事は将来的には完全な無人タクシーを実現し、超高齢化社会を乗り越えるモデルを作りたいと明言をしています。
さて、話は飛んでオリエンタルランド傘下のイクスピアリでは、運営する映画館「シネマイクスピアリ」で8ヶ所あった有人のチケット販売窓口を閉鎖するとのことです。
販売については代わりに自動券売機7台でのチケット販売とネットでの前売り券に集約する形です。
タクシーの自動運転に自動券売機化、これらの変化に伴ってパージされていくのは言うまでもなくタクシー運転手であり、窓口販売スタッフですね。
2年ほど前にはこのブログでも「機械との競争」で提示されている「テクノロジー失業」に触れました。
こちらはこれまで人間にしかできないと考えていた領域が機械に置き換えられていくことを指したものです。
また他にも「2030年までに世界の全雇用の50%が機械化でなくなる」との研究も出ている通りです。
先ほどの例を見るまでもなく、今まで人がやっていたことが着実に機械に置き換えられつつあるのは紛れもない事実でしょう。
19世紀は産業革命、20世紀はコンピューター革命が起きた、そして21世紀はロボット革命だと以前にある技術者が言っていましたが、あと数年から十数年もすればヒューマノイドロボットなどが様々な分野で実用化がなされるのも確かだと思います。
それだけに、これまで人間しかできないと考えていた領域が機械に置き換えられていく動きは、一層拡大していくはずです。
人がやってきたことを機械、ロボットに置き換えた場合には以下のようなメリットがありますからね。
・食事は不要だから社員のように休憩時間はいらない。
・週40時間という法定労働時間に当てはめる必要がないから、休みなく働き続けることができる。
・導入時のコストは多少値がはっても、以後はメンテナンス費用ぐらいで済むから、社員を採用するのに比べて中長期で見れば圧倒的なコスト削減になる。(1~2年でペイできる)
・賃上げ要求をすることがない。
・社員のように個々のモチベーションによってパフォーマンスが左右されない。
・習熟度も一定で社員のようにバラツキがない。
・職場に人間関係で生じる問題が起きない。
などなど。
無論、一方ではこのような動きが加速した社会が本当に幸福なのかという問題提起があって然るべきでしょう。
いつも言うことですが、トレーナーや仕事人として置換可能な存在に堕していかないことですね。
このブログ読者の皆さまは、そのために何が必要なのかは分かっているはずなので、やるべきことをコツコツと積み上げていってほしいと思います。
by biz-365
| 2015-10-02 08:04
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