2015年 07月 27日
7月27日(月):見方が在り方を決める |
調剤薬局大手クオールの伊勢崎店では、がん患者に対して薬剤師の担当制を取り入れています。
これは業界大手では初の試みということですね。
ここではがん患者をクローズアップしていますが、言わば手厚いケアが必要な対象者としてのアイコンと考えれば良いと思います。
例えば抗がん剤などは副作用も強いし、他の薬との組み合わせにも注意が必要でしょう。
また治療における長期的なストレスにさらされていれば、メンタル面でのケアも必要になってきます。
こういった前提があるからこその担当制であり、重点的なケアを、という考え方ですね。
本来的にはこれら全てに医師が対応できればベストなのでしょうが、現状の仕組みのなかでは限界があります。
以前にアドバイザーの原田さんも記載をされていましたが、診察時間は極めて短い時間です。
そして診察を受けるとなれば費用は発生するし、それに伴って税金も、という話です。
そういった制度的な限界を踏まえたうえで、医師にはできないことの穴埋めをしていこうとするのが先のクオールの考え方でしょう。
これは非常に良いことですね。
その中心は「自らの役割を狭義に規定していない」ことにあると思っています。
薬剤師は処方箋にしたがって薬を処方するだけ、これが一般的な姿でしょう。
この役割をこなすことだけをしていたら、今回のような取り組みは絶対に出てこないものですね。
患者さんのQOLを高めるために調剤薬局や薬剤師ができることは何かを自問し、やれることを徐々に広げていっているのだと思います。
その延長線上にあるのが冒頭に触れたような取り組みであり、根底にあるのは「自らの役割は何か」とする定義がゆえのものでしょう。
この点は私たちフィットネス業界においても大事なことですね。
トレーナーでも運動を処方するだけ、マシンの使い方を指導することが自分の仕事だと狭義に規定している会社や個人はことのほか多いはずです。
そのように狭義に役割も仕事も規定してしまえば、それ以上のものは何も生まれてきません。
そうではなく、健康に対してやれるべきトレーナーとしての広義の役割を自覚することでしょう。
この違いはあまりにも大きいものです。
「見方が在り方を決める」のは間違いありませんからね。
物事や世界をどう見るのか、役割をどう捉えるのか、これによってどう考えるかも必然的に規定をされてきます。
望ましい見方ができれば、それによってやるべきことは自ずと見えてくると思います。
私たちが見習うべき点はいつも周りに数多く存在しているものです。
大切なことは独善的にならず、刮目することにあります。
そのうえで謙虚に自分たちのやるべきことを重ねていくことができれば、何事も形になっていくと思います。
これは業界大手では初の試みということですね。
ここではがん患者をクローズアップしていますが、言わば手厚いケアが必要な対象者としてのアイコンと考えれば良いと思います。
例えば抗がん剤などは副作用も強いし、他の薬との組み合わせにも注意が必要でしょう。
また治療における長期的なストレスにさらされていれば、メンタル面でのケアも必要になってきます。
こういった前提があるからこその担当制であり、重点的なケアを、という考え方ですね。
本来的にはこれら全てに医師が対応できればベストなのでしょうが、現状の仕組みのなかでは限界があります。
以前にアドバイザーの原田さんも記載をされていましたが、診察時間は極めて短い時間です。
そして診察を受けるとなれば費用は発生するし、それに伴って税金も、という話です。
そういった制度的な限界を踏まえたうえで、医師にはできないことの穴埋めをしていこうとするのが先のクオールの考え方でしょう。
これは非常に良いことですね。
その中心は「自らの役割を狭義に規定していない」ことにあると思っています。
薬剤師は処方箋にしたがって薬を処方するだけ、これが一般的な姿でしょう。
この役割をこなすことだけをしていたら、今回のような取り組みは絶対に出てこないものですね。
患者さんのQOLを高めるために調剤薬局や薬剤師ができることは何かを自問し、やれることを徐々に広げていっているのだと思います。
その延長線上にあるのが冒頭に触れたような取り組みであり、根底にあるのは「自らの役割は何か」とする定義がゆえのものでしょう。
この点は私たちフィットネス業界においても大事なことですね。
トレーナーでも運動を処方するだけ、マシンの使い方を指導することが自分の仕事だと狭義に規定している会社や個人はことのほか多いはずです。
そのように狭義に役割も仕事も規定してしまえば、それ以上のものは何も生まれてきません。
そうではなく、健康に対してやれるべきトレーナーとしての広義の役割を自覚することでしょう。
この違いはあまりにも大きいものです。
「見方が在り方を決める」のは間違いありませんからね。
物事や世界をどう見るのか、役割をどう捉えるのか、これによってどう考えるかも必然的に規定をされてきます。
望ましい見方ができれば、それによってやるべきことは自ずと見えてくると思います。
私たちが見習うべき点はいつも周りに数多く存在しているものです。
大切なことは独善的にならず、刮目することにあります。
そのうえで謙虚に自分たちのやるべきことを重ねていくことができれば、何事も形になっていくと思います。
by biz-365
| 2015-07-27 19:23
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