2015年 06月 20日
6月20日(土):相互依存による必然 |
昨日は「『持たざる者』を『持てる者』に」と題し、クロネコヤマトの新サービスやECについて触れました。
この新サービスはヤマトの物流ネットワークをあたかも自分のサービス網のように使えるものです。
そのことは中小企業が自前で物流のネットワークを持たずとも、ネット通販の大企業と同じ土俵に乗ることができる意味合いがあります。
中小企業にとってネックだったひとつの制約が解消され、よりフラットな競争環境になっていく可能性を示唆しています。
ヤマトがこのような自社のインフラを開放して、オープンな戦略を取る理由は明確ですね。
それはヤマトの中核価値である輸送も消費に依存をしているからです。
周知の通りですが、ヤマトはエンドユーザーの消費そのものを直接的に喚起する役割は担っていません。
個人向けの配送を中心にしていて、個人が自分のために購入したものを自宅へ届けたり、贈答品を届けたりといったことですね。
それゆえヤマトの仕事につながる起点がどこにあるのかと言えば、購買行動としての消費です。
換言すれば消費と比例関係にあるとも言えますね。
消費が増えれば配送量も増え、その一方で消費が減れば配送量も減ります。
だから自社の配送量を増やそうと考えるなら、まずは起点である消費に対してアプローチをすることですね。
そのことが分かっていれば、今回の新サービスは必然の動きとして捉えることができるでしょう。
昨日のブログではECがリアルの物流に依存をしていると書きました。
なぜなら、取引きの決済はネットで完結しても、実際に購入した商品をユーザーの手元に届けるのはリアルな物流サービスがあってこそだからです。
つまりECは物流に依存し、物流もまた消費に依存をする相互依存の関係にあります。
だからこその今回のヤマトの動きなわけです。
何事も構造や影響因子といったものを含めて考えると、そこにある文脈を捉えることができ、より全体像としての理解を深めることが出来ると思います。
この新サービスはヤマトの物流ネットワークをあたかも自分のサービス網のように使えるものです。
そのことは中小企業が自前で物流のネットワークを持たずとも、ネット通販の大企業と同じ土俵に乗ることができる意味合いがあります。
中小企業にとってネックだったひとつの制約が解消され、よりフラットな競争環境になっていく可能性を示唆しています。
ヤマトがこのような自社のインフラを開放して、オープンな戦略を取る理由は明確ですね。
それはヤマトの中核価値である輸送も消費に依存をしているからです。
周知の通りですが、ヤマトはエンドユーザーの消費そのものを直接的に喚起する役割は担っていません。
個人向けの配送を中心にしていて、個人が自分のために購入したものを自宅へ届けたり、贈答品を届けたりといったことですね。
それゆえヤマトの仕事につながる起点がどこにあるのかと言えば、購買行動としての消費です。
換言すれば消費と比例関係にあるとも言えますね。
消費が増えれば配送量も増え、その一方で消費が減れば配送量も減ります。
だから自社の配送量を増やそうと考えるなら、まずは起点である消費に対してアプローチをすることですね。
そのことが分かっていれば、今回の新サービスは必然の動きとして捉えることができるでしょう。
昨日のブログではECがリアルの物流に依存をしていると書きました。
なぜなら、取引きの決済はネットで完結しても、実際に購入した商品をユーザーの手元に届けるのはリアルな物流サービスがあってこそだからです。
つまりECは物流に依存し、物流もまた消費に依存をする相互依存の関係にあります。
だからこその今回のヤマトの動きなわけです。
何事も構造や影響因子といったものを含めて考えると、そこにある文脈を捉えることができ、より全体像としての理解を深めることが出来ると思います。
by biz-365
| 2015-06-20 17:50
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