2015年 03月 08日
3月8日(日):公営ギャンブルからのシンキング |
本日はタイトルにも記した通りの問題解決シンキングネタをお届けします。
これまでこちらのコーナーでは家庭用ゲーム機市場や家電量販店市場、ホテル業界、百貨店、アウトレットモール、Jリーグ(プロサッカークラブ)、私立中学校など、計75を超える業種を事例としてピックアップをしてきました。
さて、それらに続いて今回取り上げるのは「公営ギャンブル」ですね。
念のため公営ギャンブルについて説明をしておくと、こちらは地方自治体などが主催する競馬や競輪、オートレース、ボートレースの4競技を指します。
この公営ギャンブルでは、神奈川県と横浜市・横須賀市は3月末で競輪事業から撤退する方針を明確にしていて、首都圏の自治体では同様なケースが増えてきました。
その主たる要因は赤字が膨らんで、事業として成立しない状態になっていることですね。
かつて高度成長期には利益を上げて地方自治体の収入として、道路や学校建設に費用が充てられる時期もあったようですが、今では愛好者の高齢化やレジャーの多様化で車券売上は大きく減少しています。
前述した地方自治体では、それでも国からの支援としての特例措置等があって何とか持ちこたえてきたものの、その特例措置が14年度末で終了するとのことです。
それに伴い15年度は売上が現状の3分の1にまで落ち込む見込みで、撤退を決めたようですね。
それでは、いつも通りここからシンキングです。
本日はこの公営ギャンブルに関連して、2つの視点によるシンキングをしてほしいと思います。
まずひとつ目は「もし、あなたが地方自治体の公営ギャンブル責任者だとしたら・・・」ですね。
先に触れたように撤退を決断する地方自治体があるなか、継続していく自治体もあります。
そのような自治体では税負担による赤字補填をしないで事業を運営していくには、どのようにしていけば良いかを考えてみましょう。
次いでふたつ目は「もし、あなたが競輪の選手会会長だとしたら・・・」です。
このように地方自治体が相次いで競輪から撤退をしてしまえば、自分たちの仕事の「場」が失われてしまいます。
当然ながらレースそのものが減少し、各人の経済的な面への影響も不可避です。
自転車の練習を積み、競輪学校へ行き、やっとのことで競輪選手になったは良いものの、活躍の場そのものが失われていくわけですからね。
選手の側としても新たな枠組みを考えるぐらいのことをしなければ、言われるがままに自分たちの居場所が無くなっていくだけでしょう。
どうすれば自分たちの持つ価値をを最大限に活用することができるのかを考えることも必要だと思います。
ぜひ時間を作ってシンキングにトライをしてみてください。
それでは、また!
これまでこちらのコーナーでは家庭用ゲーム機市場や家電量販店市場、ホテル業界、百貨店、アウトレットモール、Jリーグ(プロサッカークラブ)、私立中学校など、計75を超える業種を事例としてピックアップをしてきました。
さて、それらに続いて今回取り上げるのは「公営ギャンブル」ですね。
念のため公営ギャンブルについて説明をしておくと、こちらは地方自治体などが主催する競馬や競輪、オートレース、ボートレースの4競技を指します。
この公営ギャンブルでは、神奈川県と横浜市・横須賀市は3月末で競輪事業から撤退する方針を明確にしていて、首都圏の自治体では同様なケースが増えてきました。
その主たる要因は赤字が膨らんで、事業として成立しない状態になっていることですね。
かつて高度成長期には利益を上げて地方自治体の収入として、道路や学校建設に費用が充てられる時期もあったようですが、今では愛好者の高齢化やレジャーの多様化で車券売上は大きく減少しています。
前述した地方自治体では、それでも国からの支援としての特例措置等があって何とか持ちこたえてきたものの、その特例措置が14年度末で終了するとのことです。
それに伴い15年度は売上が現状の3分の1にまで落ち込む見込みで、撤退を決めたようですね。
それでは、いつも通りここからシンキングです。
本日はこの公営ギャンブルに関連して、2つの視点によるシンキングをしてほしいと思います。
まずひとつ目は「もし、あなたが地方自治体の公営ギャンブル責任者だとしたら・・・」ですね。
先に触れたように撤退を決断する地方自治体があるなか、継続していく自治体もあります。
そのような自治体では税負担による赤字補填をしないで事業を運営していくには、どのようにしていけば良いかを考えてみましょう。
次いでふたつ目は「もし、あなたが競輪の選手会会長だとしたら・・・」です。
このように地方自治体が相次いで競輪から撤退をしてしまえば、自分たちの仕事の「場」が失われてしまいます。
当然ながらレースそのものが減少し、各人の経済的な面への影響も不可避です。
自転車の練習を積み、競輪学校へ行き、やっとのことで競輪選手になったは良いものの、活躍の場そのものが失われていくわけですからね。
選手の側としても新たな枠組みを考えるぐらいのことをしなければ、言われるがままに自分たちの居場所が無くなっていくだけでしょう。
どうすれば自分たちの持つ価値をを最大限に活用することができるのかを考えることも必要だと思います。
ぜひ時間を作ってシンキングにトライをしてみてください。
それでは、また!
by biz-365
| 2015-03-08 09:23
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