2014年 12月 13日
12月13日(土):学習しないのはナンセンス |
つい先日、ある探し物をしていてアマゾンやヤフーショッピング、そして楽天のサイトを見ていたのですが、そのなかで感じたことを少しばかり。
そこで感じた率直な印象は本日のタイトルにも記した「学習しないのはナンセンス」ということです。
このタイトルで勘の良い人は分かるかもしれませんが、先の印象を与えたのは楽天ですね。
楽天は昨年に楽天イーグルスが日本シリーズで優勝して日本一になった際、そこでは大々的なセールを行いました。
その時は星野監督の背番号である「77」にかけての77%OFFセールですね。
そこで問題となったのは77%OFFに見せかけるため、楽天に出店している一部店舗にて元値を釣り上げるという悪質な手法がありました。
これについてはユーザーからの指摘で問題が発覚し、楽天側が謝罪をすることになったのは記憶に新しいところでしょう。
そんな一件もあったし、普段はもっぱらアマゾンユーザーである私は楽天を使うことはなかったのですが、久しぶりに冒頭に記したような探し物をしている関係で楽天のサイトを見たわけです。
そこで目にしたものは昨年と似たりよったりな状況ですね。
現在楽天ではテレビCM等も行いながら、「楽天スーパーDEAL」というセールを訴求しています。
こちらは主に人気ブランドを中心に30%以上のポイント還元をうたったものですが、その方法論は前述した一件と五十歩百歩に見受けられます。
そこには「HOT DEAL」として一押しのブランドや商品がピックアップされているのですが、そのなかのある商品を見た時の印象が前述したものでした。
確かに販売価格に対して30%以上のポイント還元をしているので、そのことに嘘偽りはないのですが、販売価格そのものが完全に定価でそれ自体は全くお買い得感のある値付けではありません。
定価販売をする代わりに30%のポイント還元として、ポイント還元分を価格に換算して割引をすれば、それなりの価格にはなります。
でも・・・
先に記したものと同じ商品をアマゾンで調べてみると、楽天における30%分のポイント還元を販売価格から割引いたものよりも、さらに安い価格で販売をしているわけです。
しかもアマゾンの場合は大々的に「●●セール!」などと言うこともなく、日常の価格として当たり前にそうなっているわけです。
大々的にセールと銘打ってけしかけているのに、その実は定価販売にポイント還元をしただけで、それも含めた販売価格ではセールでもなんでもないアマゾンの価格の方がずっと安いんですからね。
さらに付言をしておくとアマゾンは送料無料に対し、楽天のそれは送料別途だし、商品が手元に届くまでの配送期間はアマゾンの方が圧倒的に短くなっています。
こういった状況を目にしてしまうと、当然ながら楽天に対する信頼残高というのは大幅に減りますね。
声高にお得感を訴求しているのに、それが誇張に近いもので余りに空虚とあっては、もはや滑稽に見えてくるのは私だけではないはずです。
また、わずか1年前にあのような一件があったのに、やっていることの実態がたいして変わっていない状況も残念に思えますね。
何事でもそうですが、身を切るような痛い思いをしているのに、そこから多くを学ばないというのはナンセンスです。
これでは時間と共に競争力を減じていくだろうし、個人的にはネット購入をする際にどこで購入するかはもはや論をまたないでしょう。
そんなわけで本日は完全なるユーザー視点に基づく小言でした。
丸っきり業界は異なりますが、こういう例を反面教師として同じゾーンに足を踏み入れないようにしていくことが大事だと思います。
そこで感じた率直な印象は本日のタイトルにも記した「学習しないのはナンセンス」ということです。
このタイトルで勘の良い人は分かるかもしれませんが、先の印象を与えたのは楽天ですね。
楽天は昨年に楽天イーグルスが日本シリーズで優勝して日本一になった際、そこでは大々的なセールを行いました。
その時は星野監督の背番号である「77」にかけての77%OFFセールですね。
そこで問題となったのは77%OFFに見せかけるため、楽天に出店している一部店舗にて元値を釣り上げるという悪質な手法がありました。
これについてはユーザーからの指摘で問題が発覚し、楽天側が謝罪をすることになったのは記憶に新しいところでしょう。
そんな一件もあったし、普段はもっぱらアマゾンユーザーである私は楽天を使うことはなかったのですが、久しぶりに冒頭に記したような探し物をしている関係で楽天のサイトを見たわけです。
そこで目にしたものは昨年と似たりよったりな状況ですね。
現在楽天ではテレビCM等も行いながら、「楽天スーパーDEAL」というセールを訴求しています。
こちらは主に人気ブランドを中心に30%以上のポイント還元をうたったものですが、その方法論は前述した一件と五十歩百歩に見受けられます。
そこには「HOT DEAL」として一押しのブランドや商品がピックアップされているのですが、そのなかのある商品を見た時の印象が前述したものでした。
確かに販売価格に対して30%以上のポイント還元をしているので、そのことに嘘偽りはないのですが、販売価格そのものが完全に定価でそれ自体は全くお買い得感のある値付けではありません。
定価販売をする代わりに30%のポイント還元として、ポイント還元分を価格に換算して割引をすれば、それなりの価格にはなります。
でも・・・
先に記したものと同じ商品をアマゾンで調べてみると、楽天における30%分のポイント還元を販売価格から割引いたものよりも、さらに安い価格で販売をしているわけです。
しかもアマゾンの場合は大々的に「●●セール!」などと言うこともなく、日常の価格として当たり前にそうなっているわけです。
大々的にセールと銘打ってけしかけているのに、その実は定価販売にポイント還元をしただけで、それも含めた販売価格ではセールでもなんでもないアマゾンの価格の方がずっと安いんですからね。
さらに付言をしておくとアマゾンは送料無料に対し、楽天のそれは送料別途だし、商品が手元に届くまでの配送期間はアマゾンの方が圧倒的に短くなっています。
こういった状況を目にしてしまうと、当然ながら楽天に対する信頼残高というのは大幅に減りますね。
声高にお得感を訴求しているのに、それが誇張に近いもので余りに空虚とあっては、もはや滑稽に見えてくるのは私だけではないはずです。
また、わずか1年前にあのような一件があったのに、やっていることの実態がたいして変わっていない状況も残念に思えますね。
何事でもそうですが、身を切るような痛い思いをしているのに、そこから多くを学ばないというのはナンセンスです。
これでは時間と共に競争力を減じていくだろうし、個人的にはネット購入をする際にどこで購入するかはもはや論をまたないでしょう。
そんなわけで本日は完全なるユーザー視点に基づく小言でした。
丸っきり業界は異なりますが、こういう例を反面教師として同じゾーンに足を踏み入れないようにしていくことが大事だと思います。
by biz-365
| 2014-12-13 23:14
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