2014年 10月 10日
10月10日(金):世界一チャレンジをしない日本人!? |
以前にもこのブログではサッカー番組「FOOT×BRAIN」のことを取りあげたことがあったかと思います。
この番組はサッカーだけではなく、ビジネスや科学、芸術など異分野のプロフェッショナルを迎えて、多面的にこれまでとは異なる観点でサッカーを考えるという一風変わった番組です。
その「FOOT×BRAIN」の9月下旬あたりの放送では、脳科学者の中野信子さんをゲストに迎えて脳科学の観点からサッカーを考えるというものでした。
それを見て分かったことのひとつが、脳科学的見地から言って「日本人は世界一チャレンジをしない国民」ということですね。
これは満足や快感を感じるドーパミンとその受容体であるドーパミンレセプターに起因して、そのような特徴があると言うのです。
まずドーパミンとレセプターが結合して満足感や快感といった情報伝達を行うためのスイッチは、人によってそのスイッチの入り方が異なります。
ではどう違うのかと言えば、レセプターの機能が高い人というのはドーパミンが少量でも満足を得やすいということです。
そして日本人はこちらのタイプが大多数なのだそうです。
対してレセプターの機能が低い人はドーパミンがたくさん分泌されないと満足ができないため、刺激を求める・リスクをとってチャレンジをする傾向が強く、それが欧米人のタイプということです。
先のレセプターの側面から満足を感じにくい人の割合は大陸別に言うと南米が最も多くて40%に達する一方、日本は世界で最小の1%未満となっています。
これは言葉を換えれば日本人は世界一チャレンジを回避する性質を持っている、とも言えます。
レセプターの機能が高くて簡単に満足感が得られてしまうと、チャレンジどころか「失敗しないことで満足」になってしまうというわけです。
例えて言えば、「昨日と同じ恙ない毎日を過ごすことが出来れば、それで満足」してしまう傾向にあるのです。
仕事終わりの一杯、風呂上がりのビール、こんな小さな楽しみでも十分に満たされてしまう人も多いということですね。
満足感・幸福感を得やすいというのは喜ばしいことでもありますが、これは一方ではそこに浸ってしまいやすい危険性もあるでしょう。
平凡な日常に満足しきってしまえば、どうしたって自らを突き動かしてチャレンジをする行動はなりを潜めてしまいますからね。
こういった客観的事実を知っておくことは大事なことだと思います。
私たち日本人は「世界一チャレンジをしない国民」として、放っておけば大半の人は昨日の延長線上の毎日になってしまいがちです。
そのようなことを踏まえたうえで、自分の実現したいことに向かって意識的にチャレンジをしていくのが大切ですね。
この番組はサッカーだけではなく、ビジネスや科学、芸術など異分野のプロフェッショナルを迎えて、多面的にこれまでとは異なる観点でサッカーを考えるという一風変わった番組です。
その「FOOT×BRAIN」の9月下旬あたりの放送では、脳科学者の中野信子さんをゲストに迎えて脳科学の観点からサッカーを考えるというものでした。
それを見て分かったことのひとつが、脳科学的見地から言って「日本人は世界一チャレンジをしない国民」ということですね。
これは満足や快感を感じるドーパミンとその受容体であるドーパミンレセプターに起因して、そのような特徴があると言うのです。
まずドーパミンとレセプターが結合して満足感や快感といった情報伝達を行うためのスイッチは、人によってそのスイッチの入り方が異なります。
ではどう違うのかと言えば、レセプターの機能が高い人というのはドーパミンが少量でも満足を得やすいということです。
そして日本人はこちらのタイプが大多数なのだそうです。
対してレセプターの機能が低い人はドーパミンがたくさん分泌されないと満足ができないため、刺激を求める・リスクをとってチャレンジをする傾向が強く、それが欧米人のタイプということです。
先のレセプターの側面から満足を感じにくい人の割合は大陸別に言うと南米が最も多くて40%に達する一方、日本は世界で最小の1%未満となっています。
これは言葉を換えれば日本人は世界一チャレンジを回避する性質を持っている、とも言えます。
レセプターの機能が高くて簡単に満足感が得られてしまうと、チャレンジどころか「失敗しないことで満足」になってしまうというわけです。
例えて言えば、「昨日と同じ恙ない毎日を過ごすことが出来れば、それで満足」してしまう傾向にあるのです。
仕事終わりの一杯、風呂上がりのビール、こんな小さな楽しみでも十分に満たされてしまう人も多いということですね。
満足感・幸福感を得やすいというのは喜ばしいことでもありますが、これは一方ではそこに浸ってしまいやすい危険性もあるでしょう。
平凡な日常に満足しきってしまえば、どうしたって自らを突き動かしてチャレンジをする行動はなりを潜めてしまいますからね。
こういった客観的事実を知っておくことは大事なことだと思います。
私たち日本人は「世界一チャレンジをしない国民」として、放っておけば大半の人は昨日の延長線上の毎日になってしまいがちです。
そのようなことを踏まえたうえで、自分の実現したいことに向かって意識的にチャレンジをしていくのが大切ですね。
by biz-365
| 2014-10-10 21:16
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