2014年 10月 04日
10月4日(土):あらゆるものが民主化してきた |
先般の日経MJにはヤマハがリリースしたボーカロイドのクラウドサービスに関する記事がありました。
ボーカロイドは狭義にはヤマハが開発した音声合成技術のことで、広義にはこれに類する製品の総称です。
これが浸透する契機になったのは、そこにキャラクターがついた応用ソフト「初音ミク」の存在でしょう。
そんなボーカロイドで先に記したようにクラウドサービスを始めたわけですが、その特徴は作曲の手軽さにあります。
「カンタンモード」なら2小節ずつ、4つの歌詞を20文字以内で入力し、声色と曲調を選べばあとは30秒ほどで楽曲が自動生成されるというものです。
音楽の素人でも作曲ができるとあって、サービスリリース後の利用者は1日に100人程度のペースで増え続けているとのことですね。
今回のヤマハのクラウドサービス「ボカロネット」が非常に分かりやすく示しているのは、権力の移行でしょう。
これまで作曲というのは特定の能力を持った一部の人(作曲家)にしかできないことでした。
それが従来はリスナーであった人も冒頭に記したようなサービスを使うことによって、簡単に作曲ができるようになってきたのです。
これは「作曲行為が民主化をした」と言えます。
そしてこのような民主化は多くの分野で現在進行形で起こっていることでもあります。
例えばモノづくりもそうですね。
3Dスキャナーと3Dプリンターがあれば、立体物とてクオリティの高いものが簡単にアウトプットできるようになりました。
イメージと素材、そういったものがあれば、誰でもモノづくりが可能です。
これも従来は一部のクリエイターにしかできなかったことが、ユーザー側の人間でもそれができるようになってきたわけです。
つまりは「モノづくりの民主化」です。
そして作ったモノの販売についても同様なことが言えるでしょう。
十数年前なら仮にモノがあっても、それを販売することは簡単ではありませんでした。
店を立ち上げて、そして販売チャネルを確保して・・・、って感じですからね。
それが今なら「0円」でオンラインショップとして自分の店を立ち上げることが可能だし、受注後の流通についても一括してアウトソースができます。
趣味の領域からでも簡単に売買を始めることができ、気軽に、そして手軽にたいしたリスクもなくそれが実現できるのが現在ですね。
これまでは買い手としての存在でしかなかった人でも、今なら簡単に売り手になることができます。
これも「商売の民主化」と言えるものです。
そしていま私が書いているブログで言えば、「情報発信の民主化」でしょう。
様々な人の目に留まるように広く情報発信ができるのはメディアの特権でした。
それがネットの普及やCGMといったものが広がったことで、私のような一個人でも情報発信をして、それを多くの方に読んでもらうことができます。
ここに記したのは一例ですが、このように従来は一部の人に限られていたものが、次第にオープンになってきたのが現在の在りようですね。
換言すれば「あらゆるものが民主化をしてきた」、ということでしょう。
これは非常に喜ばしいことだと思います。
それは小さな個人の側からすれば、紛れもなく自由度が高まってきたことを意味するわけですからね。
そこにおいて大事なことは・・・って話をこのあとに続けようと思いましたが、少しばかり長くなってしまったので、続きは明日にしておきます。
そんなわけで、本日はひとまずはここまでに。
ボーカロイドは狭義にはヤマハが開発した音声合成技術のことで、広義にはこれに類する製品の総称です。
これが浸透する契機になったのは、そこにキャラクターがついた応用ソフト「初音ミク」の存在でしょう。
そんなボーカロイドで先に記したようにクラウドサービスを始めたわけですが、その特徴は作曲の手軽さにあります。
「カンタンモード」なら2小節ずつ、4つの歌詞を20文字以内で入力し、声色と曲調を選べばあとは30秒ほどで楽曲が自動生成されるというものです。
音楽の素人でも作曲ができるとあって、サービスリリース後の利用者は1日に100人程度のペースで増え続けているとのことですね。
今回のヤマハのクラウドサービス「ボカロネット」が非常に分かりやすく示しているのは、権力の移行でしょう。
これまで作曲というのは特定の能力を持った一部の人(作曲家)にしかできないことでした。
それが従来はリスナーであった人も冒頭に記したようなサービスを使うことによって、簡単に作曲ができるようになってきたのです。
これは「作曲行為が民主化をした」と言えます。
そしてこのような民主化は多くの分野で現在進行形で起こっていることでもあります。
例えばモノづくりもそうですね。
3Dスキャナーと3Dプリンターがあれば、立体物とてクオリティの高いものが簡単にアウトプットできるようになりました。
イメージと素材、そういったものがあれば、誰でもモノづくりが可能です。
これも従来は一部のクリエイターにしかできなかったことが、ユーザー側の人間でもそれができるようになってきたわけです。
つまりは「モノづくりの民主化」です。
そして作ったモノの販売についても同様なことが言えるでしょう。
十数年前なら仮にモノがあっても、それを販売することは簡単ではありませんでした。
店を立ち上げて、そして販売チャネルを確保して・・・、って感じですからね。
それが今なら「0円」でオンラインショップとして自分の店を立ち上げることが可能だし、受注後の流通についても一括してアウトソースができます。
趣味の領域からでも簡単に売買を始めることができ、気軽に、そして手軽にたいしたリスクもなくそれが実現できるのが現在ですね。
これまでは買い手としての存在でしかなかった人でも、今なら簡単に売り手になることができます。
これも「商売の民主化」と言えるものです。
そしていま私が書いているブログで言えば、「情報発信の民主化」でしょう。
様々な人の目に留まるように広く情報発信ができるのはメディアの特権でした。
それがネットの普及やCGMといったものが広がったことで、私のような一個人でも情報発信をして、それを多くの方に読んでもらうことができます。
ここに記したのは一例ですが、このように従来は一部の人に限られていたものが、次第にオープンになってきたのが現在の在りようですね。
換言すれば「あらゆるものが民主化をしてきた」、ということでしょう。
これは非常に喜ばしいことだと思います。
それは小さな個人の側からすれば、紛れもなく自由度が高まってきたことを意味するわけですからね。
そこにおいて大事なことは・・・って話をこのあとに続けようと思いましたが、少しばかり長くなってしまったので、続きは明日にしておきます。
そんなわけで、本日はひとまずはここまでに。
by biz-365
| 2014-10-04 18:58
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