2014年 08月 26日
8月26日(火):顧客創造をするための問い |
昨日は厚生労働省の調査に基づく「ネット依存」について触れました。
先の調査結果ではネット依存者は421万人と推計され、直近の5年で1.5倍に拡大したとのことですね。
この数字については昨日も記した通りですが、ネット依存者が5%未満というのは日常で目にする光景からの肌感覚とは大きなギャップがあります。
調査の質問や回答形式が異なれば、ネット依存者の割合はもっと高いものになるでしょう。
本日はこれに関連したことを少しばかり。
スマートフォンの登場・普及によって私たちの日常はかつてないほど快適なものになりました。
今なら情報や購買、コミュニケーションなど、様々な行為が手のひらのなかで完結しますからね。
そういった利便性の向上というものは疑いの余地がないものです。
その一方でひとつの課題となっているのは先に記したようなネット依存の状態でしょう。
これはいろいろな面に影響を及ぼす事柄ですね。
例えばリアルでのコミュニケーション能力の低下、希薄化といったことが挙げられます。
また画面の前で色々なことが完結してしまうが故に引きこもりの助長といったこともあるかもしれません。
健康に関することで言えば、就寝前のスマートフォン操作などは確実に睡眠の質を下げるし、深夜に及ぶネットなどは自律神経にマイナス影響を与えることも確かですね。
これらは一例に過ぎませんが、物事にはいつも言うようにメリット・デメリット、功罪の両面が存在します。
今回のようなスマートフォンであれば利便性として多くのことを享受できる一方、使い方次第ではデメリットも否めないということです。
革新や変化といったものは常に前述したような二面性をはらんでいます。
そのような前提で言えば、ひとつの変化は同時に何らかの問題を生起させる引き金にもなるわけです。
一方で社会や個人における新たな問題というのは企業にとってはひとつの機会です。
なぜなら、それをソリューションできる商品やサービスが提供できれば、喜んでそれを購入してくれる人がいるからです。
そもそもの企業の性質や社会との接点を考えれば、これは当然ですね。
だから、顧客創造ができるトレーナーを志向するのであれば、そのような観点で社会を洞察することだと思います。
具体的には以下のような問いを立てることとも言えます。
・いま起こっている変化、これから起こる変化はどのようなものか
・その変化によって生起する新たな問題にはどのようなものがあるか
・その問題のなかで、とりわけ健康に関連する問題としては何が生じるのか
・その健康上の問題に対して自分の知識や技術を用い、どうすればソリューションできるのか
大きくはこんな感じですね。
トレーナーはクラブで目の前にいるお客さまへ最善を尽くす一方、時には視点を社会に広げ、そして一歩先を見据えて、将来の顧客創造に向けて思考をするのも大切です。
先の調査結果ではネット依存者は421万人と推計され、直近の5年で1.5倍に拡大したとのことですね。
この数字については昨日も記した通りですが、ネット依存者が5%未満というのは日常で目にする光景からの肌感覚とは大きなギャップがあります。
調査の質問や回答形式が異なれば、ネット依存者の割合はもっと高いものになるでしょう。
本日はこれに関連したことを少しばかり。
スマートフォンの登場・普及によって私たちの日常はかつてないほど快適なものになりました。
今なら情報や購買、コミュニケーションなど、様々な行為が手のひらのなかで完結しますからね。
そういった利便性の向上というものは疑いの余地がないものです。
その一方でひとつの課題となっているのは先に記したようなネット依存の状態でしょう。
これはいろいろな面に影響を及ぼす事柄ですね。
例えばリアルでのコミュニケーション能力の低下、希薄化といったことが挙げられます。
また画面の前で色々なことが完結してしまうが故に引きこもりの助長といったこともあるかもしれません。
健康に関することで言えば、就寝前のスマートフォン操作などは確実に睡眠の質を下げるし、深夜に及ぶネットなどは自律神経にマイナス影響を与えることも確かですね。
これらは一例に過ぎませんが、物事にはいつも言うようにメリット・デメリット、功罪の両面が存在します。
今回のようなスマートフォンであれば利便性として多くのことを享受できる一方、使い方次第ではデメリットも否めないということです。
革新や変化といったものは常に前述したような二面性をはらんでいます。
そのような前提で言えば、ひとつの変化は同時に何らかの問題を生起させる引き金にもなるわけです。
一方で社会や個人における新たな問題というのは企業にとってはひとつの機会です。
なぜなら、それをソリューションできる商品やサービスが提供できれば、喜んでそれを購入してくれる人がいるからです。
そもそもの企業の性質や社会との接点を考えれば、これは当然ですね。
だから、顧客創造ができるトレーナーを志向するのであれば、そのような観点で社会を洞察することだと思います。
具体的には以下のような問いを立てることとも言えます。
・いま起こっている変化、これから起こる変化はどのようなものか
・その変化によって生起する新たな問題にはどのようなものがあるか
・その問題のなかで、とりわけ健康に関連する問題としては何が生じるのか
・その健康上の問題に対して自分の知識や技術を用い、どうすればソリューションできるのか
大きくはこんな感じですね。
トレーナーはクラブで目の前にいるお客さまへ最善を尽くす一方、時には視点を社会に広げ、そして一歩先を見据えて、将来の顧客創造に向けて思考をするのも大切です。
by biz-365
| 2014-08-26 20:34
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