2013年 12月 30日
12月30日(月):なぜ多面的な意味付けが必要か? |
この年末年始はまとまった時間が取れるので、毎度のように山積みとなっていた書籍のまとめ読みをしています。
ここで必ず目を通すカテゴリーのひとつに健康関連の書籍があります。
もちろん仕事柄、日常から気になっている情報には目を通していますが、このタイミングで改めて確認をしながら自分なりの整理をしておきます。
それをしている理由は、自分たちが提供している商品やサービスについて、より多面的な意味付けをしたいからですね。
その意味付けの如何で、お客さまにとってのニーズを引き上げることが出来るかが決まるし、同時にそれは継続の有無とも深く関係してきます。
周知の通り、フィットネスクラブへ入会されるお客さまは、その時点で何らかの要望や漠然とした変化を胸に抱いて来館をされます。
お客さまが欲しているベネフィットは前述した点であって、クラブへ入会をすることや施設を使うこと、これらはあくまでもそのための手段の位置づけです。
ベネフィットは欲しているけれども、多くのトレーナーのようにその手段であるトレーニングそのものが大好きなわけではありません。
つまりはベネフィットは欲しいけれども、そのために必ずしも望まない手段を選んで実施をしているお客さまが半数程度はいるということです。
これが多面的な意味付けが必要な1つ目の要因ですね。
加えてフィットネスクラブで享受できる中核的なベネフィットであるカラダの変化といったものは、それが得られるまでに一定の時間を要します。
このタイムラグがフィットネスクラブの難しさでもあって、多面的な意味付けが必要な2つ目の要因でしょう。
美容院なら髪を切り終えて対価を払う瞬間には鏡の中に先ほどまでとは違った自分を見て取ることが出来るし、スイーツなら口に入れた瞬間に美味しいと感じて、即座にベネフィットが享受できます。
しかしながら、フィットネスクラブの場合にはそこまでスピーディーにベネフィットを提供することはできません。
先ほどの要因とこれを併せて考えれば、ベネフィットは欲しいけれども自分が必ずしも望まない手段を、成果が出るまで一定期間続けなければならないわけです。
当然ながら、そこにおいてはお客さま自身がやっていることへの正当性、意味付けといったもので補完をしていくことの必要性が理解できるでしょう。
また入会初期から中期にかけては入会時に抱いていた目標や漠然としたウォンツを満たしていくことが継続要因になりえます。
ただ、これらの数字的な目標やウォンツレベルの欲求は時間と共に低下をするし、満たされることでも低下をしていくものです。
その際に何がポイントになるのかと言えば、お客さまのなかにおいて運動や栄養、休養といったものに対する位置づけを高めてもらうことで、換言すればニーズレベルに引き上げることが求められます。
これが多面的な意味付けが必要な3つ目の要因です。
こういった諸要因があるから運動や栄養、休養といったものを、お客さまに対して常に多面的に意味付けを行い、その位置づけを引き上げていくことが大事なわけです。
しかもこれらの分野いうのは研究によって常に新しい論文が出ているし、それらをもとにした方法論といったものが日進月歩で出てきます。
だからこそ情報を自分のなかでアップデートしながら整理をすることは不可欠ですね。
それを自クラブのビジョンと合致をして、自分たちが提供している商品やサービスとヒモ付けをしながら多面的な意味付けを行い、より提供価値を高めていくためのアプローチを考えます。
冒頭に記した健康関連のカテゴリーをまとめ読みしているのは、そういった観点によるものです。
知識もそれを活かしてこその知識だし、具体的には顧客への提供価値を高めることに寄与してこその知識だと思います。
これぞ活眼活学ということです。
ここで必ず目を通すカテゴリーのひとつに健康関連の書籍があります。
もちろん仕事柄、日常から気になっている情報には目を通していますが、このタイミングで改めて確認をしながら自分なりの整理をしておきます。
それをしている理由は、自分たちが提供している商品やサービスについて、より多面的な意味付けをしたいからですね。
その意味付けの如何で、お客さまにとってのニーズを引き上げることが出来るかが決まるし、同時にそれは継続の有無とも深く関係してきます。
周知の通り、フィットネスクラブへ入会されるお客さまは、その時点で何らかの要望や漠然とした変化を胸に抱いて来館をされます。
お客さまが欲しているベネフィットは前述した点であって、クラブへ入会をすることや施設を使うこと、これらはあくまでもそのための手段の位置づけです。
ベネフィットは欲しているけれども、多くのトレーナーのようにその手段であるトレーニングそのものが大好きなわけではありません。
つまりはベネフィットは欲しいけれども、そのために必ずしも望まない手段を選んで実施をしているお客さまが半数程度はいるということです。
これが多面的な意味付けが必要な1つ目の要因ですね。
加えてフィットネスクラブで享受できる中核的なベネフィットであるカラダの変化といったものは、それが得られるまでに一定の時間を要します。
このタイムラグがフィットネスクラブの難しさでもあって、多面的な意味付けが必要な2つ目の要因でしょう。
美容院なら髪を切り終えて対価を払う瞬間には鏡の中に先ほどまでとは違った自分を見て取ることが出来るし、スイーツなら口に入れた瞬間に美味しいと感じて、即座にベネフィットが享受できます。
しかしながら、フィットネスクラブの場合にはそこまでスピーディーにベネフィットを提供することはできません。
先ほどの要因とこれを併せて考えれば、ベネフィットは欲しいけれども自分が必ずしも望まない手段を、成果が出るまで一定期間続けなければならないわけです。
当然ながら、そこにおいてはお客さま自身がやっていることへの正当性、意味付けといったもので補完をしていくことの必要性が理解できるでしょう。
また入会初期から中期にかけては入会時に抱いていた目標や漠然としたウォンツを満たしていくことが継続要因になりえます。
ただ、これらの数字的な目標やウォンツレベルの欲求は時間と共に低下をするし、満たされることでも低下をしていくものです。
その際に何がポイントになるのかと言えば、お客さまのなかにおいて運動や栄養、休養といったものに対する位置づけを高めてもらうことで、換言すればニーズレベルに引き上げることが求められます。
これが多面的な意味付けが必要な3つ目の要因です。
こういった諸要因があるから運動や栄養、休養といったものを、お客さまに対して常に多面的に意味付けを行い、その位置づけを引き上げていくことが大事なわけです。
しかもこれらの分野いうのは研究によって常に新しい論文が出ているし、それらをもとにした方法論といったものが日進月歩で出てきます。
だからこそ情報を自分のなかでアップデートしながら整理をすることは不可欠ですね。
それを自クラブのビジョンと合致をして、自分たちが提供している商品やサービスとヒモ付けをしながら多面的な意味付けを行い、より提供価値を高めていくためのアプローチを考えます。
冒頭に記した健康関連のカテゴリーをまとめ読みしているのは、そういった観点によるものです。
知識もそれを活かしてこその知識だし、具体的には顧客への提供価値を高めることに寄与してこその知識だと思います。
これぞ活眼活学ということです。
by biz-365
| 2013-12-30 20:23
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