2013年 09月 13日
9月13日(金):カレー専用の粉チーズ!? |
先日の日経MJには森永乳業がカレー専用の粉チーズ「クラフト ヴァッキーノ ロマーノ」を発売した旨が記されていました。
これは盛りつけの際に直接カレーに振りかけたり、ルーに溶かして入れるだけで味の深みが増すというものです。
同社の消費者調査ではカレーにトッピングする好きな具財・調味料としては「チーズ」が最も多かったとのことです。
その一方、自宅でカレーを食べる際に粉チーズをかける人は全体の3割弱に留まっているとのことで、潜在的な需要があると判断しての商品開発のようです。
私も外食でカレーを食べる際にはチーズをトッピングすることはありますが、自宅ではそれをすることはあまりないたちですね。
ちなみに、このブログを以前からお読みの方は私が大のカレー好きだということはご存知だと思います。
ご当地レトルトカレーを食べ比べる「ひとりカレーW杯」を勝手に開催して、それを長らく続けているところです。
つい先般にもスタッフから「まぜカレー」と「カマンベールチーズカレー」という、これまでに見たこともなかったものを頂いたばかりです。
※粋な百貨店だとこのように様々なレトルトカレーを一堂に集めたような売場があるのです。
まあ、余談はこのぐらいにして。
さて、今回取りあげた「専用化」というのは以前にもV・パッカードの「浪費をつくり出す人々」をもとに顧客の創造につながるキーワードを紹介したことがあったと思いますが、そのキーワードに合致する事例ですね。
「●●専用」といった商品やサービスを作ることの効用は、●●に該当しない方は何ら見向きもしなくなりますが、●●に当てはまる対象層をより強く引きつけることができるようになる点にあります。
先の例であれば、私のようなカレー好きは思わず「買ってみようかな」と思うわけです。
また、「カレーがより美味しくなるチーズ」、「カレーに深みが増すチーズ」といった訴求をかければ、自宅でカレーを作ろうとしている主婦の方を引きつけることができるかもしれません。
「できるだけ多くの方に買ってもらいたい」というのが商品の提供者側の心理ですが、あえて用途や顧客対象を絞り込むことで、一部の限られた方にとっては深く突き刺さる商品、メッセージになるんですね。
現在は消費者側のニーズも多様化していますから、かつてのような最大公約数を対象とするようなアプローチでは、受け入れられなくなっています。
そういったネックを解消して、顧客を創造するためのキーワードのひとつが、この専用化ということですね。
せっかくの機会ですから、本日はフィットネスクラブで出来る「●●専用」の商品、サービスを発想してみましょう。
ただ、1つの制約をつけてみます。
それは「今までにないもの」を考える、という点ですね。
それではぜひ、シンキングへトライをしてみてください!
これは盛りつけの際に直接カレーに振りかけたり、ルーに溶かして入れるだけで味の深みが増すというものです。
同社の消費者調査ではカレーにトッピングする好きな具財・調味料としては「チーズ」が最も多かったとのことです。
その一方、自宅でカレーを食べる際に粉チーズをかける人は全体の3割弱に留まっているとのことで、潜在的な需要があると判断しての商品開発のようです。
私も外食でカレーを食べる際にはチーズをトッピングすることはありますが、自宅ではそれをすることはあまりないたちですね。
ちなみに、このブログを以前からお読みの方は私が大のカレー好きだということはご存知だと思います。
ご当地レトルトカレーを食べ比べる「ひとりカレーW杯」を勝手に開催して、それを長らく続けているところです。
つい先般にもスタッフから「まぜカレー」と「カマンベールチーズカレー」という、これまでに見たこともなかったものを頂いたばかりです。
※粋な百貨店だとこのように様々なレトルトカレーを一堂に集めたような売場があるのです。
まあ、余談はこのぐらいにして。
さて、今回取りあげた「専用化」というのは以前にもV・パッカードの「浪費をつくり出す人々」をもとに顧客の創造につながるキーワードを紹介したことがあったと思いますが、そのキーワードに合致する事例ですね。
「●●専用」といった商品やサービスを作ることの効用は、●●に該当しない方は何ら見向きもしなくなりますが、●●に当てはまる対象層をより強く引きつけることができるようになる点にあります。
先の例であれば、私のようなカレー好きは思わず「買ってみようかな」と思うわけです。
また、「カレーがより美味しくなるチーズ」、「カレーに深みが増すチーズ」といった訴求をかければ、自宅でカレーを作ろうとしている主婦の方を引きつけることができるかもしれません。
「できるだけ多くの方に買ってもらいたい」というのが商品の提供者側の心理ですが、あえて用途や顧客対象を絞り込むことで、一部の限られた方にとっては深く突き刺さる商品、メッセージになるんですね。
現在は消費者側のニーズも多様化していますから、かつてのような最大公約数を対象とするようなアプローチでは、受け入れられなくなっています。
そういったネックを解消して、顧客を創造するためのキーワードのひとつが、この専用化ということですね。
せっかくの機会ですから、本日はフィットネスクラブで出来る「●●専用」の商品、サービスを発想してみましょう。
ただ、1つの制約をつけてみます。
それは「今までにないもの」を考える、という点ですね。
それではぜひ、シンキングへトライをしてみてください!
by biz-365
| 2013-09-13 19:33
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