2013年 08月 30日
8月30日(金)ペット市場からの創造的思考 |
昨日は資格取得学校市場にフォーカスをした問題解決のシンキングがテーマでした。
対して本日は創造的思考をテーマにしたシンキングネタをお届けします。
題材としてピックアップをするのはペット市場ですね。
先週の日経新聞にはペットの肥満対策に力を入れる飼い主が増えており、関連サービスの需要が伸長している旨が記されていました。
国内のペットのうち、犬では3~4割が体脂肪率35%を超える肥満の状態にあるとのことです。
その背景としては以前に比べ、室内で大事にペットを育てる人が増えて運動不足になりやすいうえ、飼い主が食事を分け与えてしまうことで、肥満の傾向が強まっているようですね。
ペットフードの売れ筋は「肥満対策」を全面に出したドッグフードということですから。
肥満対策の関連市場はドッグフードに限らず、犬専用のフィットネス施設でも需要が伸長しているようです。
記事に出ていた犬専用のフィットネス施設を調べてみましたが、体重20キロ超の犬であれば15分の運動(プールやラン)で1回の価格が7,000円です。
週に1回、これに通わせればそれだけで28,000円ですね。
これは余談ですが、私の自宅近くで先般にリニューアルをした業界上位10社に入る某企業のクラブでは月4会員が6,300円ですが、同様な種別を導入しているクラブでも価格は似たりよったりでしょう。
また90分会員を導入しているクラブでも、その価格の多くは5,000円程度のものだと思います。
これを前述したペットの運動1回あたり15分7,000円と比較をした時に、どうかということですね。
単純な時間消費型の消費財としてフィットネスを販売している限りは安売りになるのも必然ですが、もっと価値の提供を図って投資財としての側面を強めていけば、そこまで安売りする必要もなくなるでしょう。
こういったことに何の疑問もなく値付けや商品設計をしている点がそもそもの問題ではないかと思いますね。
さて、脱線した話をペットの肥満対策市場に戻します。
肥満対策の食事、肥満対策の運動、ここにかなりの費用を拠出する飼い主からすれば、ペットは完全に家族の一員となっていることが伺えます。
それではここからシンキングです。
ペットの位置づけが大きく変わり、もはや人間がするのと同等なサービスを受けるようになってきた現状を受けて、これからどのような商品・サービスを提供すれば、そのようなペット需要を掴んでいくことができるでしょうか。
創造的思考のトレーニングだと思って、ぜひトライをしてみてください。
対して本日は創造的思考をテーマにしたシンキングネタをお届けします。
題材としてピックアップをするのはペット市場ですね。
先週の日経新聞にはペットの肥満対策に力を入れる飼い主が増えており、関連サービスの需要が伸長している旨が記されていました。
国内のペットのうち、犬では3~4割が体脂肪率35%を超える肥満の状態にあるとのことです。
その背景としては以前に比べ、室内で大事にペットを育てる人が増えて運動不足になりやすいうえ、飼い主が食事を分け与えてしまうことで、肥満の傾向が強まっているようですね。
ペットフードの売れ筋は「肥満対策」を全面に出したドッグフードということですから。
肥満対策の関連市場はドッグフードに限らず、犬専用のフィットネス施設でも需要が伸長しているようです。
記事に出ていた犬専用のフィットネス施設を調べてみましたが、体重20キロ超の犬であれば15分の運動(プールやラン)で1回の価格が7,000円です。
週に1回、これに通わせればそれだけで28,000円ですね。
これは余談ですが、私の自宅近くで先般にリニューアルをした業界上位10社に入る某企業のクラブでは月4会員が6,300円ですが、同様な種別を導入しているクラブでも価格は似たりよったりでしょう。
また90分会員を導入しているクラブでも、その価格の多くは5,000円程度のものだと思います。
これを前述したペットの運動1回あたり15分7,000円と比較をした時に、どうかということですね。
単純な時間消費型の消費財としてフィットネスを販売している限りは安売りになるのも必然ですが、もっと価値の提供を図って投資財としての側面を強めていけば、そこまで安売りする必要もなくなるでしょう。
こういったことに何の疑問もなく値付けや商品設計をしている点がそもそもの問題ではないかと思いますね。
さて、脱線した話をペットの肥満対策市場に戻します。
肥満対策の食事、肥満対策の運動、ここにかなりの費用を拠出する飼い主からすれば、ペットは完全に家族の一員となっていることが伺えます。
それではここからシンキングです。
ペットの位置づけが大きく変わり、もはや人間がするのと同等なサービスを受けるようになってきた現状を受けて、これからどのような商品・サービスを提供すれば、そのようなペット需要を掴んでいくことができるでしょうか。
創造的思考のトレーニングだと思って、ぜひトライをしてみてください。
by biz-365
| 2013-08-30 19:47
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