2013年 02月 26日
2月26日(火):トレーナーは常に問題解決思考で |
本日は実に対照的なアプローチだった2つのクリニックについて、少しばかりブログを記します。
話の発端は今月の中旬あたりに少しばかり喉に違和感を覚えて、初期症状のうちにしっかり対処しておこうと自宅近くのクリニックへ行ったことが始まりです。
最初に訪れたクリニックでは診察→薬の処方という極めて一般的な対応でした。
どこのクリニックでも似たり寄ったりの対応ですから、ここが特段に悪かったということではなく、これがスタンダードな状況だと思います。
ただ、ここで処方された薬を服用してもいまひとつ改善の兆しが感じられなかったので、3日後には別のクリニックを受診することにしたのですが、ここでのアプローチが非常に良かったのです。
まず診察では現在の症状がどのようになっているのかを、マイクロスコープを用いて患部画像を見せてくれます。
それを見ながら、「どの部分が」「どういう状況になっている」という説明ですね。
自分の患部を視覚的に捉えることができますから、これは受け手としても実に分かりやすいものです。
これで診察も終わったので次は処方される薬の説明が始まるのかと思ったのですが、ここからがさらに一味違ったものでした。
ここから始まったのは現在の症状を引き起こした問題の特定とその解決策の提示です。
喉の関連器官である鼻なども診察して、「今回のようになった原因はここにありますよ」とポイントを得た説明をしてくれます。
そして、最終的には問題の原因を取り除くために日常でやるべき2つのアプローチを示してくれ、それを継続的に行うことで同様な症状を引き起こすことを防げる旨を教えてくれました。
現在の症状を和らげるための処方に加え、この症状を引き起こす問題の特定とその解決策をセットで示すことで、将来的な疾病予防までを示唆してくれたのは非常に有用なものでした。
前者の現状の症状に対応するだけの処方との違いは歴然ですね。
当然ながら次に何かあった際に、自分がどちらのクリニックへ行くのかは明白です。
当社では2月の勉強会で「問題解決」をテーマに、現象への対応ではなく根本的な問題発見と、それを取り除く真の問題解決をお伝えしたのですが、先のクリニックの対応はまさにそのようなアプローチだったと言えます。
トレーナーは現場で起こる諸問題に問題解決的なアプローチをすることはもちろんですが、対お客さまのカラダに対しても同様であるべきです。
具体的には痛みや違和感となっているものへの場当たり的な対処や通り一辺倒の処方ではなく、そのような状況を引き起こす問題を特定し、その根本を解決する処方ができているかどうかですね。
またダイエット(便宜的に)を希望されるお客さまに短期的な成果を提供するのは論を俟たないですが、同様な状況に陥らないようにするための生活習慣まで言及して、根本的なアプローチができているのか、といった感じです。
トレーナーは専門領域もビジネス領域も、常に問題解決思考でいきましょう!
話の発端は今月の中旬あたりに少しばかり喉に違和感を覚えて、初期症状のうちにしっかり対処しておこうと自宅近くのクリニックへ行ったことが始まりです。
最初に訪れたクリニックでは診察→薬の処方という極めて一般的な対応でした。
どこのクリニックでも似たり寄ったりの対応ですから、ここが特段に悪かったということではなく、これがスタンダードな状況だと思います。
ただ、ここで処方された薬を服用してもいまひとつ改善の兆しが感じられなかったので、3日後には別のクリニックを受診することにしたのですが、ここでのアプローチが非常に良かったのです。
まず診察では現在の症状がどのようになっているのかを、マイクロスコープを用いて患部画像を見せてくれます。
それを見ながら、「どの部分が」「どういう状況になっている」という説明ですね。
自分の患部を視覚的に捉えることができますから、これは受け手としても実に分かりやすいものです。
これで診察も終わったので次は処方される薬の説明が始まるのかと思ったのですが、ここからがさらに一味違ったものでした。
ここから始まったのは現在の症状を引き起こした問題の特定とその解決策の提示です。
喉の関連器官である鼻なども診察して、「今回のようになった原因はここにありますよ」とポイントを得た説明をしてくれます。
そして、最終的には問題の原因を取り除くために日常でやるべき2つのアプローチを示してくれ、それを継続的に行うことで同様な症状を引き起こすことを防げる旨を教えてくれました。
現在の症状を和らげるための処方に加え、この症状を引き起こす問題の特定とその解決策をセットで示すことで、将来的な疾病予防までを示唆してくれたのは非常に有用なものでした。
前者の現状の症状に対応するだけの処方との違いは歴然ですね。
当然ながら次に何かあった際に、自分がどちらのクリニックへ行くのかは明白です。
当社では2月の勉強会で「問題解決」をテーマに、現象への対応ではなく根本的な問題発見と、それを取り除く真の問題解決をお伝えしたのですが、先のクリニックの対応はまさにそのようなアプローチだったと言えます。
トレーナーは現場で起こる諸問題に問題解決的なアプローチをすることはもちろんですが、対お客さまのカラダに対しても同様であるべきです。
具体的には痛みや違和感となっているものへの場当たり的な対処や通り一辺倒の処方ではなく、そのような状況を引き起こす問題を特定し、その根本を解決する処方ができているかどうかですね。
またダイエット(便宜的に)を希望されるお客さまに短期的な成果を提供するのは論を俟たないですが、同様な状況に陥らないようにするための生活習慣まで言及して、根本的なアプローチができているのか、といった感じです。
トレーナーは専門領域もビジネス領域も、常に問題解決思考でいきましょう!
by biz-365
| 2013-02-26 21:06
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