2013年 02月 21日
2月21日(木):フィットネスクラブでサプリメントは誰に売れば良いのか? |
一昨日の19日には総務省から家計調査報告の2012年平均速報が公表されました。
それによればサプリメント剤型の健康食品を対象とする「健康保持用摂取品」の12年の支出合計は1万4,447円となっています。
前年比では4.4%増と伸長して、直近の5年では最高額ですね。
物価変動を除いた全体の実質的な消費支出は0.2%増ということですから、よりこの分野への分配が高まったと言えるでしょう。
サプリメント消費の特徴としては、年齢区分による消費額に有意な違いが見られることですね。
今回の調査報告でも、その違いは如実に表れています。
以下は2人以上世帯における1世帯あたりの健康保持用摂取品の年代別支出額です。
・29歳以下:3,899円
・30歳~39歳:4,571円
・40歳~49歳:8,675円
・50歳~59歳:15,590円
・60歳~69歳:16,716円
・70歳以上:21,936円
・平均:14,558円
この数字を見れば一目瞭然で、明らかに違いが見て取れるでしょう。
特に50代からは、その支出額が大きく跳ね上がる結果となっています。
※その他の詳細を確認したい方は総務省のページをご確認ください。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001106710
こういったデータを見れば、フィットネスクラブ内でサプリメントを販売する際に、どのような方々へ重点的にアプローチをすれば良いかは分かると思います。
自クラブのサプリメントを購入している方々の属性、累計の支払金額等をこれらの全体平均と比較をしてみるのも良いでしょう。
少なくとも現時点でフィットネスクラブに通われている方というのは健康意識が高い方ですから、先のような全体の平均支出よりも、これらサプリメントへの支出額が多くなることは容易に想像ができます。
もし、そのような状況に至っていないのであれば、まだまだクラブからの啓蒙や的確なアドバイス、セールスができていないと捉えれば良いと思いますね。
最近はビッグデータや統計学がクローズアップされるようになりましたが、定量的なデータに基づいて実態を把握すること、そこに存在する特徴を知ること、その変数を捉えることは、極めて基本的な事柄です。
フィットネスクラブではこのような観察的なアプローチは少なくて、漠然と事柄を展開していることが非常に多いと感じます。
今回のサプリメントは分かりやすい例ですが、こういった統計をはじめとしてクラブ内での様々な事柄を定量的・観察的に捉え、それをもとに的確な行動につなげていくことは今後の課題だと思います。
それによればサプリメント剤型の健康食品を対象とする「健康保持用摂取品」の12年の支出合計は1万4,447円となっています。
前年比では4.4%増と伸長して、直近の5年では最高額ですね。
物価変動を除いた全体の実質的な消費支出は0.2%増ということですから、よりこの分野への分配が高まったと言えるでしょう。
サプリメント消費の特徴としては、年齢区分による消費額に有意な違いが見られることですね。
今回の調査報告でも、その違いは如実に表れています。
以下は2人以上世帯における1世帯あたりの健康保持用摂取品の年代別支出額です。
・29歳以下:3,899円
・30歳~39歳:4,571円
・40歳~49歳:8,675円
・50歳~59歳:15,590円
・60歳~69歳:16,716円
・70歳以上:21,936円
・平均:14,558円
この数字を見れば一目瞭然で、明らかに違いが見て取れるでしょう。
特に50代からは、その支出額が大きく跳ね上がる結果となっています。
※その他の詳細を確認したい方は総務省のページをご確認ください。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001106710
こういったデータを見れば、フィットネスクラブ内でサプリメントを販売する際に、どのような方々へ重点的にアプローチをすれば良いかは分かると思います。
自クラブのサプリメントを購入している方々の属性、累計の支払金額等をこれらの全体平均と比較をしてみるのも良いでしょう。
少なくとも現時点でフィットネスクラブに通われている方というのは健康意識が高い方ですから、先のような全体の平均支出よりも、これらサプリメントへの支出額が多くなることは容易に想像ができます。
もし、そのような状況に至っていないのであれば、まだまだクラブからの啓蒙や的確なアドバイス、セールスができていないと捉えれば良いと思いますね。
最近はビッグデータや統計学がクローズアップされるようになりましたが、定量的なデータに基づいて実態を把握すること、そこに存在する特徴を知ること、その変数を捉えることは、極めて基本的な事柄です。
フィットネスクラブではこのような観察的なアプローチは少なくて、漠然と事柄を展開していることが非常に多いと感じます。
今回のサプリメントは分かりやすい例ですが、こういった統計をはじめとしてクラブ内での様々な事柄を定量的・観察的に捉え、それをもとに的確な行動につなげていくことは今後の課題だと思います。
by biz-365
| 2013-02-21 21:23
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