2013年 02月 16日
2月16日(土):明かされる中山伝説 |
本日は週末なので久しぶりにサッカー絡みの話です。
スポーツ誌の「Number」では、先に第一線を退いた中山を特集した「中山雅史と日本サッカーの20年」という完全保存版が発売されたので、これは買っておかなければと書店へ足を運びました。
中山のプロサッカー人生=日本サッカーの発展史みたいなところがあるから、このタイトルは絶妙ですね。
こうやって振り返ってみると記録にも記憶にも残る偉大な選手だったのがよく分かります。
特に記録はギネス記録の4試合連続ハットトリックに、試合開始3分15秒のハットトリック最短記録、そして日本代表のW杯初ゴール、Jリーグ歴代最多得点など、世界を見渡してもこんな選手はいないですから(笑)。
私は父親の転勤で中学・高校時代は静岡県の磐田市で過ごしたこともあって、ジュビロ磐田の練習や試合はよく目にしていたし、高校時代はジュビロの試合の前座で試合をしたことなどもありましたから、中山の姿を近くで追っていたほうだと思います。
また高校時代はジュビロのユースチームに所属している同級生もいて、日頃の練習での中山伝説などもたくさん耳にしていました。
当時、30歳を過ぎていた中山ですがチームで体力テストをすれば、自分よりひと回り以上年下の若手選手などが相手でも常にトップ、若手とはいえプロになる選手の身体能力は相応なものがあるから、その凄さが分かるでしょう。
また練習に対しては誰よりもストイックで、グランドには一番早く来て、一番遅くまでいる、そんな話は周辺関係者の至るところから耳にしていました。
そんな中山伝説のよりリアルな部分が今回のNumber誌に掲載されていて、思わず笑ってしまうところもありましたね。
それは黄金期を築いたジュビロ磐田のチームメイトであり、同じく共に日本代表でもあった名波、藤田、福西による座談会によって明かされたものです。
そのなかの福西の話によれば、中山がいつもチームの練習前に個人でやっている筋トレを1回だけ福西も一緒にやってみたところ、それでカラダが壊れそうになったという話・・・。
チームの練習前なのに、もう練習後のような疲労感でカラダが動かずフラフラ状態になったと言っているけれど、そんな福西も日本代表選手だから、中山がやっていることが尋常じゃないのは分かるでしょう。
しかも、それをいつもウォーミングアップのように平然とやっているのだから、ベテランになっても体力テストでトップなのも頷けます。
また、自分が苦手としているプレーの質を上げるためには、そのベースとなる技術を高めるために徹底して反復をしていたようです。
福西いわく「サテライト(2軍)がやるような基本練習をずっとやっていた」とか、名波に言わせれば「いや、高校生とか中学生がやるような練習だよ」とも。
体面とかは一切気にせず自分に足りないものならばどんなことでもやる、地道な取り組みの積み重ねがそこにはありますね。
そんな中山の成長に対してどこまでも貪欲な姿が伝わってきます。
メディアでは先に触れた輝かしい記録ばかりがクローズアップされますが、そこに至るまでのプロセスがどうだったのか、大事なのはそこですね。
トップになろうとする人間がやっていることと、自分がやっているもの(ビジネスやそれぞれの領域で)を比較すれば、その違いはよくわかるはずです。
例えば先ほどの例で言えばチームとしての練習に相当する会社での仕事が始まる前の段階で、周りの人間がくたばってしまうほどに自分の勉強・能力を高めるためのトレーニングをしてから出勤しているのかどうか、ですね。
また多くの人が見向きもしないような当たり前のこと、基礎的なことを、誰にもできないぐらい徹底して反復しているのかどうか、とも置き換えられますね。
これは自分でも反省するところが大いにあります。
少なくとも他の人間が根をあげてくたばってしまうほどには自分に対してハードルを課せていないですからね。
中山隊長の「魂のゴンゴール」を私がフィットネス業界で引き継げるようにしたいと思います。
スポーツ誌の「Number」では、先に第一線を退いた中山を特集した「中山雅史と日本サッカーの20年」という完全保存版が発売されたので、これは買っておかなければと書店へ足を運びました。
中山のプロサッカー人生=日本サッカーの発展史みたいなところがあるから、このタイトルは絶妙ですね。
こうやって振り返ってみると記録にも記憶にも残る偉大な選手だったのがよく分かります。
特に記録はギネス記録の4試合連続ハットトリックに、試合開始3分15秒のハットトリック最短記録、そして日本代表のW杯初ゴール、Jリーグ歴代最多得点など、世界を見渡してもこんな選手はいないですから(笑)。
私は父親の転勤で中学・高校時代は静岡県の磐田市で過ごしたこともあって、ジュビロ磐田の練習や試合はよく目にしていたし、高校時代はジュビロの試合の前座で試合をしたことなどもありましたから、中山の姿を近くで追っていたほうだと思います。
また高校時代はジュビロのユースチームに所属している同級生もいて、日頃の練習での中山伝説などもたくさん耳にしていました。
当時、30歳を過ぎていた中山ですがチームで体力テストをすれば、自分よりひと回り以上年下の若手選手などが相手でも常にトップ、若手とはいえプロになる選手の身体能力は相応なものがあるから、その凄さが分かるでしょう。
また練習に対しては誰よりもストイックで、グランドには一番早く来て、一番遅くまでいる、そんな話は周辺関係者の至るところから耳にしていました。
そんな中山伝説のよりリアルな部分が今回のNumber誌に掲載されていて、思わず笑ってしまうところもありましたね。
それは黄金期を築いたジュビロ磐田のチームメイトであり、同じく共に日本代表でもあった名波、藤田、福西による座談会によって明かされたものです。
そのなかの福西の話によれば、中山がいつもチームの練習前に個人でやっている筋トレを1回だけ福西も一緒にやってみたところ、それでカラダが壊れそうになったという話・・・。
チームの練習前なのに、もう練習後のような疲労感でカラダが動かずフラフラ状態になったと言っているけれど、そんな福西も日本代表選手だから、中山がやっていることが尋常じゃないのは分かるでしょう。
しかも、それをいつもウォーミングアップのように平然とやっているのだから、ベテランになっても体力テストでトップなのも頷けます。
また、自分が苦手としているプレーの質を上げるためには、そのベースとなる技術を高めるために徹底して反復をしていたようです。
福西いわく「サテライト(2軍)がやるような基本練習をずっとやっていた」とか、名波に言わせれば「いや、高校生とか中学生がやるような練習だよ」とも。
体面とかは一切気にせず自分に足りないものならばどんなことでもやる、地道な取り組みの積み重ねがそこにはありますね。
そんな中山の成長に対してどこまでも貪欲な姿が伝わってきます。
メディアでは先に触れた輝かしい記録ばかりがクローズアップされますが、そこに至るまでのプロセスがどうだったのか、大事なのはそこですね。
トップになろうとする人間がやっていることと、自分がやっているもの(ビジネスやそれぞれの領域で)を比較すれば、その違いはよくわかるはずです。
例えば先ほどの例で言えばチームとしての練習に相当する会社での仕事が始まる前の段階で、周りの人間がくたばってしまうほどに自分の勉強・能力を高めるためのトレーニングをしてから出勤しているのかどうか、ですね。
また多くの人が見向きもしないような当たり前のこと、基礎的なことを、誰にもできないぐらい徹底して反復しているのかどうか、とも置き換えられますね。
これは自分でも反省するところが大いにあります。
少なくとも他の人間が根をあげてくたばってしまうほどには自分に対してハードルを課せていないですからね。
中山隊長の「魂のゴンゴール」を私がフィットネス業界で引き継げるようにしたいと思います。
by biz-365
| 2013-02-16 21:25
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