2012年 12月 01日
12月1日(土):引く手数多のマネージャーに! |
昨夜に宿泊したホテルではシャワーのお湯がジョウロ並みにしか出てこず、氷点下のなかで凍てつきそうになりました・・・
さすがにあれはナシですね。
クレームのひとつも言いたい気持ちでしたが、それをぐっとこらえて静かに札幌出張時の宿泊リストからは除外した次第です。
一応、まともな金額を取っているのだから、その業種としての基本機能はないと困りますからね。
さて、本日は週末&サッカーJリーグの今シーズン最終節だったので、少しばかりサッカー絡みのネタをお送りします。
Jリーグは前節でサンフレッチェ広島の優勝は決まっていたので、今週の最終節の注目は4チームで争っていた残留をかけた勝負ですね。
結果としてはガンバ大阪とヴィッセル神戸が来期はJ2へ降格することが決まりました。
やはりサッカー関係者に大きな影響を与えたのはガンバ大阪の降格でしょう。
Jリーグ創設時に存在した10チームのうちの1つであり、過去にはJリーグ王者、そしてアジアのクラブチームとしても王者となったチームの下位リーグ行きですからね。
チームがJ2でシーズンを過ごすことになると、様々な変化を余儀なくされます。
幾つか例を挙げれば、スポンサー収入をはじめとするクラブの収益が大幅にダウンすること、また日本代表クラスの選手などは高いレベルでのプレーを希望するので、そのような中心選手の放出による戦力ダウン、なんてことがあります。
そんな不遇を見舞ったガンバ大阪ですが、今シーズンの不振における最も直接的な要因は、「監督」の存在だと思います。
昨シーズンまで10年にわたって長期でチームを作ってきた西野監督が退任し、今シーズンからは新監督でスタートを切ったものの、開幕から結果が出ないことで、わずか5試合程度で監督解任となり、シーズン途中でも監督交代と相成りました。
それでもチームは浮上できず、終わってみれば前述したような結果だったというわけです。
選手の顔ぶれを見れば、優勝争いをしていたこれまでのシーズンと大差はありませんから、やはり監督交代による影響が大きかったと見るべきでしょう。
サッカーというスポーツで監督の交代が起きた場合に発生する変化としては次のようなものですね。
・戦略が変わる
試合に勝つという目的はどの監督でも不変ですが、どのようなサッカーをして勝つのかというプレースタイルは監督によって変わります。
・戦術が変わる
先の志向するプレースタイルによって、それを具現化するために監督が採用するシステム(フォーメーション)が変わります。
・起用する選手が変わる
監督の志向するスタイル、それに基づいて重視するポイントが変わるので、その評価に伴う選手起用が変わります。
・日常のトレーニングが変わる
トレーニングの内容は具現化したいプレーに応じたものになっていきますが、その質・量・時間・要求水準は監督によって千差万別です。
・コミュニケーション
監督によって選手とのコミュニケーションの取り方は違い(日本人監督と外国人監督だけでも大きく違う)、それによってチーム内の雰囲気も違ったものになります。
ざっと列挙しただけでも、監督交代によってこれだけの違いがあるものです。
戦略、戦術、選手起用、日常のトレーニング、コミュニケーション、これだけ変わるものがあれば、仮にそれを実践する側の選手が同じでも、それによって結果が大きく変わるのも頷けるはずです。
ここからは少しビジネスの話になりますが、フィットネスクラブでこの監督の役割を担っているのはマネージャーだと言えるでしょう。
フィットネスクラブでもマネージャーが変われば、先に記したような要素は変わるはずです。
戦略とは収益化や競争優位を作るためにどのような状態を作るのか、戦術は具体的な営業施策、選手起用は人員配置、日常のトレーニングはスタッフへの人材育成・日常の指導、コミュニケーションは同じようなニュアンスに加え、チームにおける規律といったものに置き換えられますね。
仮に営業状況が思わしくないクラブでも、優秀なマネージャーがそのクラブへ行き、先のような要素を換えればマネージャー以下のスタッフが同じであっても、異なる結果を作ることができる可能性は大いにあります。
逆に愚鈍なマネージャーが赴任して、先の要素を誤った方向に変えてしまえば、他のスタッフが同じであっても結果があらぬ方向へ行ってしまう可能性も大です。
リーダーが変われば1年で見違えるような結果になることもあるし、逆に1年で思ってもみないところまで転げ落ちてしまうこともあります。
換言すればリーダーの役割は重要で、無二の存在だということです。
やはり望むべきはチャンスが与えられた際に、自分が手を入れられる各要素を変えることで、結果を出せるリーダーになることでしょう。
チームを降格させてしまうマネージャーではなく、チームを優勝に導けるマネージャーですね。
サッカーの世界でもそういった監督は希少性が高いですから引く手数多です。
もちろんビジネスの世界でも、そのようなマネージャーは希少ですから、同じような状況になるのは当然です。
結果の出せる引く手数多のマネージャーを目指しましょう!
さすがにあれはナシですね。
クレームのひとつも言いたい気持ちでしたが、それをぐっとこらえて静かに札幌出張時の宿泊リストからは除外した次第です。
一応、まともな金額を取っているのだから、その業種としての基本機能はないと困りますからね。
さて、本日は週末&サッカーJリーグの今シーズン最終節だったので、少しばかりサッカー絡みのネタをお送りします。
Jリーグは前節でサンフレッチェ広島の優勝は決まっていたので、今週の最終節の注目は4チームで争っていた残留をかけた勝負ですね。
結果としてはガンバ大阪とヴィッセル神戸が来期はJ2へ降格することが決まりました。
やはりサッカー関係者に大きな影響を与えたのはガンバ大阪の降格でしょう。
Jリーグ創設時に存在した10チームのうちの1つであり、過去にはJリーグ王者、そしてアジアのクラブチームとしても王者となったチームの下位リーグ行きですからね。
チームがJ2でシーズンを過ごすことになると、様々な変化を余儀なくされます。
幾つか例を挙げれば、スポンサー収入をはじめとするクラブの収益が大幅にダウンすること、また日本代表クラスの選手などは高いレベルでのプレーを希望するので、そのような中心選手の放出による戦力ダウン、なんてことがあります。
そんな不遇を見舞ったガンバ大阪ですが、今シーズンの不振における最も直接的な要因は、「監督」の存在だと思います。
昨シーズンまで10年にわたって長期でチームを作ってきた西野監督が退任し、今シーズンからは新監督でスタートを切ったものの、開幕から結果が出ないことで、わずか5試合程度で監督解任となり、シーズン途中でも監督交代と相成りました。
それでもチームは浮上できず、終わってみれば前述したような結果だったというわけです。
選手の顔ぶれを見れば、優勝争いをしていたこれまでのシーズンと大差はありませんから、やはり監督交代による影響が大きかったと見るべきでしょう。
サッカーというスポーツで監督の交代が起きた場合に発生する変化としては次のようなものですね。
・戦略が変わる
試合に勝つという目的はどの監督でも不変ですが、どのようなサッカーをして勝つのかというプレースタイルは監督によって変わります。
・戦術が変わる
先の志向するプレースタイルによって、それを具現化するために監督が採用するシステム(フォーメーション)が変わります。
・起用する選手が変わる
監督の志向するスタイル、それに基づいて重視するポイントが変わるので、その評価に伴う選手起用が変わります。
・日常のトレーニングが変わる
トレーニングの内容は具現化したいプレーに応じたものになっていきますが、その質・量・時間・要求水準は監督によって千差万別です。
・コミュニケーション
監督によって選手とのコミュニケーションの取り方は違い(日本人監督と外国人監督だけでも大きく違う)、それによってチーム内の雰囲気も違ったものになります。
ざっと列挙しただけでも、監督交代によってこれだけの違いがあるものです。
戦略、戦術、選手起用、日常のトレーニング、コミュニケーション、これだけ変わるものがあれば、仮にそれを実践する側の選手が同じでも、それによって結果が大きく変わるのも頷けるはずです。
ここからは少しビジネスの話になりますが、フィットネスクラブでこの監督の役割を担っているのはマネージャーだと言えるでしょう。
フィットネスクラブでもマネージャーが変われば、先に記したような要素は変わるはずです。
戦略とは収益化や競争優位を作るためにどのような状態を作るのか、戦術は具体的な営業施策、選手起用は人員配置、日常のトレーニングはスタッフへの人材育成・日常の指導、コミュニケーションは同じようなニュアンスに加え、チームにおける規律といったものに置き換えられますね。
仮に営業状況が思わしくないクラブでも、優秀なマネージャーがそのクラブへ行き、先のような要素を換えればマネージャー以下のスタッフが同じであっても、異なる結果を作ることができる可能性は大いにあります。
逆に愚鈍なマネージャーが赴任して、先の要素を誤った方向に変えてしまえば、他のスタッフが同じであっても結果があらぬ方向へ行ってしまう可能性も大です。
リーダーが変われば1年で見違えるような結果になることもあるし、逆に1年で思ってもみないところまで転げ落ちてしまうこともあります。
換言すればリーダーの役割は重要で、無二の存在だということです。
やはり望むべきはチャンスが与えられた際に、自分が手を入れられる各要素を変えることで、結果を出せるリーダーになることでしょう。
チームを降格させてしまうマネージャーではなく、チームを優勝に導けるマネージャーですね。
サッカーの世界でもそういった監督は希少性が高いですから引く手数多です。
もちろんビジネスの世界でも、そのようなマネージャーは希少ですから、同じような状況になるのは当然です。
結果の出せる引く手数多のマネージャーを目指しましょう!
by biz-365
| 2012-12-01 23:31
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