2012年 11月 20日
11月20日(火):経験価値の徹底追及 |
たしか1年前ぐらいに私が勝手にカレーの聖地と定めている、池袋の東武百貨店地下にある食品スーパー、北野エースを紹介したことがあったと思います。
日本各地のご当地カレーや、世界のカレー(レトルトカレーですが)が一堂に会する他ではなかなか見られない一角です。
そんな北野エースが来年1月からネット通販を始めるとのことで、これらのものが自宅に居ながらチョイスできるようになります。
北野エースは首都圏のリアル店舗で「レトルトカレー500種類」や「しょうゆ150種類」など、全国のご当地商品を徹底して集めた品揃えを売り物にしています。
カレーに限らず、そのようなご当地ものがネット通販できるようになるとのことですから、全国各地の気になる品々を食べ比べをしたい方にはおススメです。
さて、前置きが少し長くなってしまいましたが、ここから本題です。
「横浜・八景島シーパラダイス」は来年3月に、食育などをテーマにした新施設を開業するとのことです。
新施設は既存の水族館に隣接する形で海上に建設し、新施設の開業で現在160万人の年間入場者数を来年度に200万人まで増やす計画のようです。
この新しいエリアは海の生態系や環境問題などについて学ぶ「海育(うみいく)」がコンセプトになっています。
海中観覧船で海中の生き物を観察したり、季節の魚を釣って食べることもできる釣り堀も設置予定です。
今回の横浜八景島の新エリア増設は、一貫したコンセプトがあって良いと思いますね。
特に他の水族館との違いを出しつつ、リアルの場でしか体験できないものを徹底的に深掘りする意図が感じ取れます。
最近は人工海水という技術の発達で都心型水族館が増えました。
東京スカイツリーにオープンした「すみだ水族館」やリニューアルした「サンシャイン水族館」、そして「京都水族館」などはその最たる例でしょう。
そのような中で、八景島シーパラダイスはシーサイドという独自の立地がありますから、それを最大限に活用しようということでしょう。
都心型水族館のように「鑑賞」がメインではなく、実際の海を舞台にできる限り本物の「体験」を提供することで、その違いを生み出そうとしているのだと思います。
観るだけではなく、実際に「触れる」、「海に潜る」、「釣る」、そして自分で釣ったものを「その場で食べる」、といったその場でしかできない経験価値を追及しています。
昨日はイケアの周辺価値というものに触れましたが、本日の八景島シーパラダイスの場合は、徹底した基本価値の深掘りですね。
リアルな場で勝負をする、いち施設のみの展開といったテーマパークとしては、この経験価値を徹底追及して、基本価値を深掘りするアクションは不可欠だと思います。
「安・近・短」のレジャーとしても活用できますから、お子さまがいらっしゃる方は一度訪れてみても面白いかもしれませんね。
日本各地のご当地カレーや、世界のカレー(レトルトカレーですが)が一堂に会する他ではなかなか見られない一角です。
そんな北野エースが来年1月からネット通販を始めるとのことで、これらのものが自宅に居ながらチョイスできるようになります。
北野エースは首都圏のリアル店舗で「レトルトカレー500種類」や「しょうゆ150種類」など、全国のご当地商品を徹底して集めた品揃えを売り物にしています。
カレーに限らず、そのようなご当地ものがネット通販できるようになるとのことですから、全国各地の気になる品々を食べ比べをしたい方にはおススメです。
さて、前置きが少し長くなってしまいましたが、ここから本題です。
「横浜・八景島シーパラダイス」は来年3月に、食育などをテーマにした新施設を開業するとのことです。
新施設は既存の水族館に隣接する形で海上に建設し、新施設の開業で現在160万人の年間入場者数を来年度に200万人まで増やす計画のようです。
この新しいエリアは海の生態系や環境問題などについて学ぶ「海育(うみいく)」がコンセプトになっています。
海中観覧船で海中の生き物を観察したり、季節の魚を釣って食べることもできる釣り堀も設置予定です。
今回の横浜八景島の新エリア増設は、一貫したコンセプトがあって良いと思いますね。
特に他の水族館との違いを出しつつ、リアルの場でしか体験できないものを徹底的に深掘りする意図が感じ取れます。
最近は人工海水という技術の発達で都心型水族館が増えました。
東京スカイツリーにオープンした「すみだ水族館」やリニューアルした「サンシャイン水族館」、そして「京都水族館」などはその最たる例でしょう。
そのような中で、八景島シーパラダイスはシーサイドという独自の立地がありますから、それを最大限に活用しようということでしょう。
都心型水族館のように「鑑賞」がメインではなく、実際の海を舞台にできる限り本物の「体験」を提供することで、その違いを生み出そうとしているのだと思います。
観るだけではなく、実際に「触れる」、「海に潜る」、「釣る」、そして自分で釣ったものを「その場で食べる」、といったその場でしかできない経験価値を追及しています。
昨日はイケアの周辺価値というものに触れましたが、本日の八景島シーパラダイスの場合は、徹底した基本価値の深掘りですね。
リアルな場で勝負をする、いち施設のみの展開といったテーマパークとしては、この経験価値を徹底追及して、基本価値を深掘りするアクションは不可欠だと思います。
「安・近・短」のレジャーとしても活用できますから、お子さまがいらっしゃる方は一度訪れてみても面白いかもしれませんね。
by biz-365
| 2012-11-20 22:48
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