2012年 03月 23日
3月23日(金):アニメでもリバイバル全盛!? |
以前、このブログでは「リバイバル全盛」と題して、企業がリバイバル商品の提供に力を入れている旨を記しました。
例えば、サントリーの「はちみつレモン」、日本コカコーラの「メローイエロー」、マクドナルドの「チキンタツタ」、そしてバンダイの「たまごっち」など、最近は本当に多くのリバイバル商品が出ています。
このリバイバルについてはメルマガ「Thinking Hi↑」のなかでもキーワードとしてピックアップをしましたので、まずは確認までに意味合いなどを説明した内容を振り返ってみましょう。
↓↓↓
リバイバルという言葉は一般的に「一度は廃れたものが見直され、再びもてはやされる」といった意味で使用されます。
基本的なニュアンスは同じですが、それを企業側の論理で且つマーケティング的な観点から表現すると、「社内の経営資源を再点検して、過去に顧客からの支持を集めた武器になる商品をもう一度使ってアプローチをすること」と換言できるでしょう。
かつてのヒット商品であれば当時のファンがいますから、ゼロベースで新たな商品開発をするよりもリスクは小さくて済みますし、発売までの時間も短縮できるメリットがあります。
商品開発にかける時間とお金が限られた局面では、このリバイバルは非常に有効な手段のひとつと言えます。
裏を返すと、それだけ新たに顧客支持が得られるものを作っていくのが難しくなっていることの表れでもあります。
(ここまで)
リバイバルの意味するところや、それが増えてきた背景はこんな感じですね。
そして本日のタイトルにも記した通り、このリバイバルの流れがテレビアニメにも巻き起こっています。
この4月以降はテレビ各局で過去の人気アニメのリニューアル作品が相次いで投入されることになりました。
以下、タイトルなどを記載します。
●ルパン三世
4月から27年ぶりの新作を放送
●宇宙戦艦ヤマト
4月から31年ぶりの新作を上映、来年以降にテレビ放送を計画
●聖闘士星矢
4月から23年ぶりの新作を放送
●忍者ハットリくん
5月から25年ぶりの新作をインドで放送、日本でも今後予定
ブログ読者の皆さまにとっては、このタイトルを見ただけで「懐かしい!」と思ったのではないでしょうか。
こんな感じで、かつてのテレビアニメが続々とリバイバルで新たに放送されます。
背景としては先に説明した状況と基本的には類似してますね。
国内のアニメ市場が縮小傾向で、少子化の影響もあってアニメ番組も視聴率が低迷している状況です。
それを受けて懐かしの名作で当時のファンであった大人を引きつけ、そこから親子でアニメを観てもらおうという戦略ですね。
新たなヒット作をつくるのは難しいものですから、社内にある資源を有効活用して効率的に視聴者を増やしたいところなのだと思います。
そんなわけでテレビアニメ業界もリバイバル全盛といった感じです。
気になるアニメがあった方は、ぜひ4月からご覧ください(笑)!
例えば、サントリーの「はちみつレモン」、日本コカコーラの「メローイエロー」、マクドナルドの「チキンタツタ」、そしてバンダイの「たまごっち」など、最近は本当に多くのリバイバル商品が出ています。
このリバイバルについてはメルマガ「Thinking Hi↑」のなかでもキーワードとしてピックアップをしましたので、まずは確認までに意味合いなどを説明した内容を振り返ってみましょう。
↓↓↓
リバイバルという言葉は一般的に「一度は廃れたものが見直され、再びもてはやされる」といった意味で使用されます。
基本的なニュアンスは同じですが、それを企業側の論理で且つマーケティング的な観点から表現すると、「社内の経営資源を再点検して、過去に顧客からの支持を集めた武器になる商品をもう一度使ってアプローチをすること」と換言できるでしょう。
かつてのヒット商品であれば当時のファンがいますから、ゼロベースで新たな商品開発をするよりもリスクは小さくて済みますし、発売までの時間も短縮できるメリットがあります。
商品開発にかける時間とお金が限られた局面では、このリバイバルは非常に有効な手段のひとつと言えます。
裏を返すと、それだけ新たに顧客支持が得られるものを作っていくのが難しくなっていることの表れでもあります。
(ここまで)
リバイバルの意味するところや、それが増えてきた背景はこんな感じですね。
そして本日のタイトルにも記した通り、このリバイバルの流れがテレビアニメにも巻き起こっています。
この4月以降はテレビ各局で過去の人気アニメのリニューアル作品が相次いで投入されることになりました。
以下、タイトルなどを記載します。
●ルパン三世
4月から27年ぶりの新作を放送
●宇宙戦艦ヤマト
4月から31年ぶりの新作を上映、来年以降にテレビ放送を計画
●聖闘士星矢
4月から23年ぶりの新作を放送
●忍者ハットリくん
5月から25年ぶりの新作をインドで放送、日本でも今後予定
ブログ読者の皆さまにとっては、このタイトルを見ただけで「懐かしい!」と思ったのではないでしょうか。
こんな感じで、かつてのテレビアニメが続々とリバイバルで新たに放送されます。
背景としては先に説明した状況と基本的には類似してますね。
国内のアニメ市場が縮小傾向で、少子化の影響もあってアニメ番組も視聴率が低迷している状況です。
それを受けて懐かしの名作で当時のファンであった大人を引きつけ、そこから親子でアニメを観てもらおうという戦略ですね。
新たなヒット作をつくるのは難しいものですから、社内にある資源を有効活用して効率的に視聴者を増やしたいところなのだと思います。
そんなわけでテレビアニメ業界もリバイバル全盛といった感じです。
気になるアニメがあった方は、ぜひ4月からご覧ください(笑)!
by biz-365
| 2012-03-23 23:37
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