2012年 03月 14日
3月14日(水):学習塾業界の新たな動き |
本日は健康博覧会(3月14日~16日の3日間)が開催されている東京ビッグサイトへ足を運んできました。
まず目を引いたのは水素水関連ブースの多さですね。
フィットネスクラブでも水素水を導入している企業が増えていると思いますが、提供企業のブースはあっちにも、こっちにも、そっちにもという感じでした(笑)
その他、サプリメントでは以前にブログでも取りあげたレスベラトロールが一番旬なところでしょうし、美容の分野ではプラセンタ関連の商品が多かったですね。
広義の健康ニーズに対して商品を提供している企業が数多く集まっていることもあり、それら周縁産業の動向を把握するには良い機会だと思います。
さて、今日の本題は最近になって新たな動きが出てきた学習塾に触れてみようと思います。
このところは新聞紙面でも学習塾が既存事業をベースにしつつ、新たな事業領域へ踏み出す内容が頻りに取りあげられています。
例えば、明光ネットワークジャパンは子供向けサッカースクールのフランチャイズチェーン展開に乗り出しました。
元日本代表で解説者などもしている金田喜稔氏を専属コーチとして、3月には品川に1号校を開校しています。
既存事業である学習塾の経営ノウハウとサッカースクールのニーズを掛け合わせて、FCでの事業展開が可能だと判断したようです。
今後3年程度で首都圏などのフットサル上に100ヶ所のFC校開設を目指すとしています。
また、学習塾におけるもうひとつの大きな動きは保育所や学童保育を開設するパターンですね。
昨年のブログでは保育市場への民間企業参入が活発化をしてきた旨を記しましたが、その一環としての動きだとも言えるでしょう。
全国での待機児童は約2万5千人と改善は遅々として進んでいないし、世帯所得の伸び悩みで夫婦共働きが増えている社会的な背景に加え、補助金支給の規制緩和などが進んでいることが前述した動きの一因です。
学習塾の場合は基幹事業が子供を対象とした内容ですから相性は良いですし、人や場所といった経営資源も有効に活用することができる分野ではあると思います。
保護者にとっても子供に習い事をさせる場合などは、その送り迎えというものがひとつのネックになるのですが、学習塾と保育や学童がセットになることで、子供を預けながら習い事も一緒にさせられるというメリットもあります。
この分野には栄光ゼミナールやリソー教育傘下の伸芽会などが既に参入をしています。
サッカースクールに保育や学童など、こんな感じで学習塾は事業の多角化を進めているわけですが、その背景にあるのは少子化という構造的な問題と同業内での競争激化ですね。
市場の成熟、競争の激化といったものを受けて、これらのアクションはある意味で不可避な動きだと言えるかもしれません。
今後も新たな動きが出てくると思いますから、意識して見てみると面白いかもしれないですね。
まず目を引いたのは水素水関連ブースの多さですね。
フィットネスクラブでも水素水を導入している企業が増えていると思いますが、提供企業のブースはあっちにも、こっちにも、そっちにもという感じでした(笑)
その他、サプリメントでは以前にブログでも取りあげたレスベラトロールが一番旬なところでしょうし、美容の分野ではプラセンタ関連の商品が多かったですね。
広義の健康ニーズに対して商品を提供している企業が数多く集まっていることもあり、それら周縁産業の動向を把握するには良い機会だと思います。
さて、今日の本題は最近になって新たな動きが出てきた学習塾に触れてみようと思います。
このところは新聞紙面でも学習塾が既存事業をベースにしつつ、新たな事業領域へ踏み出す内容が頻りに取りあげられています。
例えば、明光ネットワークジャパンは子供向けサッカースクールのフランチャイズチェーン展開に乗り出しました。
元日本代表で解説者などもしている金田喜稔氏を専属コーチとして、3月には品川に1号校を開校しています。
既存事業である学習塾の経営ノウハウとサッカースクールのニーズを掛け合わせて、FCでの事業展開が可能だと判断したようです。
今後3年程度で首都圏などのフットサル上に100ヶ所のFC校開設を目指すとしています。
また、学習塾におけるもうひとつの大きな動きは保育所や学童保育を開設するパターンですね。
昨年のブログでは保育市場への民間企業参入が活発化をしてきた旨を記しましたが、その一環としての動きだとも言えるでしょう。
全国での待機児童は約2万5千人と改善は遅々として進んでいないし、世帯所得の伸び悩みで夫婦共働きが増えている社会的な背景に加え、補助金支給の規制緩和などが進んでいることが前述した動きの一因です。
学習塾の場合は基幹事業が子供を対象とした内容ですから相性は良いですし、人や場所といった経営資源も有効に活用することができる分野ではあると思います。
保護者にとっても子供に習い事をさせる場合などは、その送り迎えというものがひとつのネックになるのですが、学習塾と保育や学童がセットになることで、子供を預けながら習い事も一緒にさせられるというメリットもあります。
この分野には栄光ゼミナールやリソー教育傘下の伸芽会などが既に参入をしています。
サッカースクールに保育や学童など、こんな感じで学習塾は事業の多角化を進めているわけですが、その背景にあるのは少子化という構造的な問題と同業内での競争激化ですね。
市場の成熟、競争の激化といったものを受けて、これらのアクションはある意味で不可避な動きだと言えるかもしれません。
今後も新たな動きが出てくると思いますから、意識して見てみると面白いかもしれないですね。
by biz-365
| 2012-03-14 23:08
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