2012年 01月 29日
1月29日(日):サッカーネタからの自己実現 |
今日は日曜日ということもあって、完全にサッカー絡みのネタをお送りしようと思います。
普段は堅苦しいことを書いていますから、たまにはこんな内容も良いのではないかと。
というのも本日は、サッカー日本代表の本田選手がイタリアセリエAのクラブ、ラツィオへの移籍が合意に達したとの報道があったからです。
これでセリエAでは「インテルの長友」対「ラツィオの本田」というビッグクラブ同士のマッチアップで、日本人対決を観ることができそうです。
またひとつ、私のなかでのサッカーでの楽しみが増えました。
本田選手は着実に自分が描いた通りに階段を登っていますね。
日本のJリーグからスタートして、欧州への足掛かりとしてのオランダリーグ、そしてステップアップとしてのロシアリーグを経て、ついには世界3大リーグのセリエAのビッグクラブまで来たわけですから。
本田選手は「逆算の方程式」という表現をしますが、自分が実現したい未来を描き、そこから巻き戻してプロセスを決め、かつ具体的な課題に取り組む思考をしているのは有名な話です。
先のステップアップは、まさにそれを具現化している姿だと思います。
本田選手のように周囲を憚ることなく「世界一のサッカー選手になる」と公言できるのはなかなかできることではありません。
メディアからは時に冷ややかな言葉を浴びせられますが、それでも本人は意に介さず「世界一になるためには、世界一練習をしなければならない」と、ひたすらに自分と向き合っている様は個人的に好きですね。
昨年の11月にはNHKのプロフェッショナルで、本田選手が負った右膝の大ケガからのリハビリを3ヶ月にわたって密着したドキュメントが放送されましたが、私は何度もそれを見返してます。
そのなかではトレーニングをしているワンシーンで、周囲とは離れて1人ペースアップをする本田選手の姿があったのですが、それに対してのコメントは「ここがゴールではないから、このレベル(選手)に合わせていたらダメだと思ってやっている」と言っています。
この時、本田選手が所属しているチームというのはロシアリーグでは常に優勝争いをするCASKモスクワというトップクラブで、そこに属している選手は各国の代表選手たちです。
普通だったら「周りについていけるように」とか「周りに負けないように」なんて考えるものですが、完全にひとつ次元を飛び越えてますね。
それらの選手を前にして、「そこに合わせていたら、自分はダメになる」と思って取り組んでいるわけですから。
これだけでも本田選手の目線がどれだけ高いところにあるのかが分かるし、その揺るぎなさみたいなものが伝わるのではないかと思います。
また、先のドキュメントのなかで他に印象的だったのは「ケガをして自分にとってチャンスだと思った」と語っていることです。
その理由としては「遠い目標に対して自分を作り直すことができる機会というのはあまりない」というものでした。
常に毎日のトレーニング、あるいは毎週末の試合で結果を求められる状況を考えれば、それも合点がいきます。
ケガそのものをポジティブに捉える思考そのものも参考にすべきですが、さらに長期の時間軸で物事を捉えて、最終的に自分が到達するゴールを目指して、改めて自分が進むべき道を描き直して、そのように発言しているのだと思います。
本田選手を客観的に見ていると、自己実現を果たしていく要素が漏れなく押さえられていると感じます。
・目標設定の高さ、明確さ
→ 「世界一のサッカー選手になる」に表れている通り。
・逆算による課題設定
→ 自分の進むリーグやチーム選びは先に記した通りだし、課題設定の方法も逆算によるもの。
・自己規律の高さ
→ 自分で決めたことをやり抜く自己規律は恐ろしいほど高い。これは周囲の評価もその通り。
・自己の客観視
→ サッカーノートを使い、記録を通じて客観視、また周囲へは自分について聞くことを習慣化している。
・ポジティブな思考
→ 先のケガの捉え方に表れている通り。
・思いの強さ
→ 列挙していた各項目を包含したものとして。
本田選手の特徴を挙げれば、自然とこんな感じになりますからね。
これらを余すことなく愚直にやり続けているからこそ、現在の結果につながっているのだと思います。
少なくとも仕事などで成長したいと考えていることは、世界一のサッカー選手になるよりはハードルとして易しいものだと思いますから、これぐらいの取り組みができれば必ず自分の思いは実現していくはずです。
これらは私も含め、成長を目指す人にとっては少なからず参考になる部分ではないかと感じます。
本田選手においては右膝の大ケガからは既に5ヶ月が経過をして未だリハビリは続いていますが、復帰後のセリエAデビューを楽しみにしています。
普段は堅苦しいことを書いていますから、たまにはこんな内容も良いのではないかと。
というのも本日は、サッカー日本代表の本田選手がイタリアセリエAのクラブ、ラツィオへの移籍が合意に達したとの報道があったからです。
これでセリエAでは「インテルの長友」対「ラツィオの本田」というビッグクラブ同士のマッチアップで、日本人対決を観ることができそうです。
またひとつ、私のなかでのサッカーでの楽しみが増えました。
本田選手は着実に自分が描いた通りに階段を登っていますね。
日本のJリーグからスタートして、欧州への足掛かりとしてのオランダリーグ、そしてステップアップとしてのロシアリーグを経て、ついには世界3大リーグのセリエAのビッグクラブまで来たわけですから。
本田選手は「逆算の方程式」という表現をしますが、自分が実現したい未来を描き、そこから巻き戻してプロセスを決め、かつ具体的な課題に取り組む思考をしているのは有名な話です。
先のステップアップは、まさにそれを具現化している姿だと思います。
本田選手のように周囲を憚ることなく「世界一のサッカー選手になる」と公言できるのはなかなかできることではありません。
メディアからは時に冷ややかな言葉を浴びせられますが、それでも本人は意に介さず「世界一になるためには、世界一練習をしなければならない」と、ひたすらに自分と向き合っている様は個人的に好きですね。
昨年の11月にはNHKのプロフェッショナルで、本田選手が負った右膝の大ケガからのリハビリを3ヶ月にわたって密着したドキュメントが放送されましたが、私は何度もそれを見返してます。
そのなかではトレーニングをしているワンシーンで、周囲とは離れて1人ペースアップをする本田選手の姿があったのですが、それに対してのコメントは「ここがゴールではないから、このレベル(選手)に合わせていたらダメだと思ってやっている」と言っています。
この時、本田選手が所属しているチームというのはロシアリーグでは常に優勝争いをするCASKモスクワというトップクラブで、そこに属している選手は各国の代表選手たちです。
普通だったら「周りについていけるように」とか「周りに負けないように」なんて考えるものですが、完全にひとつ次元を飛び越えてますね。
それらの選手を前にして、「そこに合わせていたら、自分はダメになる」と思って取り組んでいるわけですから。
これだけでも本田選手の目線がどれだけ高いところにあるのかが分かるし、その揺るぎなさみたいなものが伝わるのではないかと思います。
また、先のドキュメントのなかで他に印象的だったのは「ケガをして自分にとってチャンスだと思った」と語っていることです。
その理由としては「遠い目標に対して自分を作り直すことができる機会というのはあまりない」というものでした。
常に毎日のトレーニング、あるいは毎週末の試合で結果を求められる状況を考えれば、それも合点がいきます。
ケガそのものをポジティブに捉える思考そのものも参考にすべきですが、さらに長期の時間軸で物事を捉えて、最終的に自分が到達するゴールを目指して、改めて自分が進むべき道を描き直して、そのように発言しているのだと思います。
本田選手を客観的に見ていると、自己実現を果たしていく要素が漏れなく押さえられていると感じます。
・目標設定の高さ、明確さ
→ 「世界一のサッカー選手になる」に表れている通り。
・逆算による課題設定
→ 自分の進むリーグやチーム選びは先に記した通りだし、課題設定の方法も逆算によるもの。
・自己規律の高さ
→ 自分で決めたことをやり抜く自己規律は恐ろしいほど高い。これは周囲の評価もその通り。
・自己の客観視
→ サッカーノートを使い、記録を通じて客観視、また周囲へは自分について聞くことを習慣化している。
・ポジティブな思考
→ 先のケガの捉え方に表れている通り。
・思いの強さ
→ 列挙していた各項目を包含したものとして。
本田選手の特徴を挙げれば、自然とこんな感じになりますからね。
これらを余すことなく愚直にやり続けているからこそ、現在の結果につながっているのだと思います。
少なくとも仕事などで成長したいと考えていることは、世界一のサッカー選手になるよりはハードルとして易しいものだと思いますから、これぐらいの取り組みができれば必ず自分の思いは実現していくはずです。
これらは私も含め、成長を目指す人にとっては少なからず参考になる部分ではないかと感じます。
本田選手においては右膝の大ケガからは既に5ヶ月が経過をして未だリハビリは続いていますが、復帰後のセリエAデビューを楽しみにしています。
by biz-365
| 2012-01-29 22:07
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