2012年 01月 28日
1月28日(土):ニーズを満たす手段はフィットネスだけではない |
昨日のブログでは「適切なタイミングで、適切な訴求を」と題した内容をお伝えしました。
なぜなら、フィットネスクラブというものは、あくまでもマーケットとのつながりの中で存在をしているものであり、決してそこと切り離された状態で存続できるものではないからです。
だから、マーケットがどのタイミングで行動意欲が高まり、何に関心を払っているのかを把握することは非常に大切なことなのです。
そのうえで、マーケットの動きとシンクロさせるようにタイミングや訴求内容を最適なものにしていくのが望ましいでしょう。
昨日も同様なグラフを示しましたが、改めてこちらを見てみましょう。(※上の折れ線グラフです)
こちらはグーグルトレンドから「ダイエット」という検索ワードの検索状況を直近12ヶ月に絞ってアウトプットをしてみたものです。
2012年の1月にかけてダイエットの検索数が急上昇しているのが一目でわかりますね。
フィットネスクラブにおいては入会動機の半数以上を占めるダイエットニーズですが、それが最も高まりを見せているのがこの1月なわけです。(この動向から見れば)
このダイエットニーズの高まりが振り向けられる行き先として、それがみなフィットネスクラブへ足を運んでくれれば一番なのですが、現実はそう簡単なものではありません。
先のデータはグーグルトレンドによるものですが、同じグーグルのAdWordsキーワードツールでダイエット関連ワードの検索状況を調べてみると、その行動が振り向けられる先が何となく見えてきます。
ダイエット関連では「ダイエット 運動」という正統派の検索も、それなりのボリュームを占めているのですが、運動以外の領域での比重も大きくなっています。
以下、ダイエットとヒモ付けて検索されているなかでボリュームの高かったワードを挙げてみます。
・「ダイエット エステ」
・「ダイエット 簡単」
・「ダイエット 口コミ」
・「ダイエット 食事」
・「ダイエット カロリー」
・「ダイエット レシピ」
・「ダイエット 通販」
・「ダイエット サプリメント」
etc・・・
分かりやすいところでは、こんな感じですね。
これを見れば分かると思いますが、ニーズを満たすための行動のひとつは「食事」「カロリー」「レシピ」など、自分でカロリー制限をすることでダイエットをしようとする動きですね。
その他では「通販」のワードから見られるように、何かダイエット関連のギアなどを使い、自宅でエクササイズをして減量を試みようとする動きもあります。
また「サプリメント」というワードのように、手軽に摂取できるものを選択する向きもありますね。
「簡単」や「口コミ」などからは、他の誰かがおススメしている方法を自己流でやってみようという動きでしょうか。
それから、「エステ」のような受動的な手段を選ぶ人もいますね。
こんな感じで、ダイエットというニーズひとつをとっても、ユーザーがそれを満たすための方法論として向かう手段は多岐にわたります。
私たちフィットネスクラブは、それを他の業態や商品とある部分では同一なニーズを分け合っていることがよく分かると思います。
冒頭に記したグラフのようにダイエットニーズが高まっていても、それを解決する選択肢としてフィットネスクラブが選ばれなければ、クラブへは入会していただけないわけですね。
このブログでも隣接する業態などを意識するような主旨のことを何度も記載をしていますが、私たちが気にかける必要があるのは決して同業他社だけではありません。
マーケットは自分のニーズを解決する手段としてフィットネスだけではなく、様々なものを比較検討しています。
そういった数ある手段の中から選ばれるのがフィットネスでありたいし、それが自分のクラブになるためにはどうすべきか。
今回はそんな観点をアタマの片隅に置いてもらいたいという意図で、昨日ならびに本日はそのきっかけとなるデータなどを提示してみました。
皆さまが視野を広げて考える契機になれば幸いです。
なぜなら、フィットネスクラブというものは、あくまでもマーケットとのつながりの中で存在をしているものであり、決してそこと切り離された状態で存続できるものではないからです。
だから、マーケットがどのタイミングで行動意欲が高まり、何に関心を払っているのかを把握することは非常に大切なことなのです。
そのうえで、マーケットの動きとシンクロさせるようにタイミングや訴求内容を最適なものにしていくのが望ましいでしょう。
昨日も同様なグラフを示しましたが、改めてこちらを見てみましょう。(※上の折れ線グラフです)
こちらはグーグルトレンドから「ダイエット」という検索ワードの検索状況を直近12ヶ月に絞ってアウトプットをしてみたものです。
2012年の1月にかけてダイエットの検索数が急上昇しているのが一目でわかりますね。
フィットネスクラブにおいては入会動機の半数以上を占めるダイエットニーズですが、それが最も高まりを見せているのがこの1月なわけです。(この動向から見れば)
このダイエットニーズの高まりが振り向けられる行き先として、それがみなフィットネスクラブへ足を運んでくれれば一番なのですが、現実はそう簡単なものではありません。
先のデータはグーグルトレンドによるものですが、同じグーグルのAdWordsキーワードツールでダイエット関連ワードの検索状況を調べてみると、その行動が振り向けられる先が何となく見えてきます。
ダイエット関連では「ダイエット 運動」という正統派の検索も、それなりのボリュームを占めているのですが、運動以外の領域での比重も大きくなっています。
以下、ダイエットとヒモ付けて検索されているなかでボリュームの高かったワードを挙げてみます。
・「ダイエット エステ」
・「ダイエット 簡単」
・「ダイエット 口コミ」
・「ダイエット 食事」
・「ダイエット カロリー」
・「ダイエット レシピ」
・「ダイエット 通販」
・「ダイエット サプリメント」
etc・・・
分かりやすいところでは、こんな感じですね。
これを見れば分かると思いますが、ニーズを満たすための行動のひとつは「食事」「カロリー」「レシピ」など、自分でカロリー制限をすることでダイエットをしようとする動きですね。
その他では「通販」のワードから見られるように、何かダイエット関連のギアなどを使い、自宅でエクササイズをして減量を試みようとする動きもあります。
また「サプリメント」というワードのように、手軽に摂取できるものを選択する向きもありますね。
「簡単」や「口コミ」などからは、他の誰かがおススメしている方法を自己流でやってみようという動きでしょうか。
それから、「エステ」のような受動的な手段を選ぶ人もいますね。
こんな感じで、ダイエットというニーズひとつをとっても、ユーザーがそれを満たすための方法論として向かう手段は多岐にわたります。
私たちフィットネスクラブは、それを他の業態や商品とある部分では同一なニーズを分け合っていることがよく分かると思います。
冒頭に記したグラフのようにダイエットニーズが高まっていても、それを解決する選択肢としてフィットネスクラブが選ばれなければ、クラブへは入会していただけないわけですね。
このブログでも隣接する業態などを意識するような主旨のことを何度も記載をしていますが、私たちが気にかける必要があるのは決して同業他社だけではありません。
マーケットは自分のニーズを解決する手段としてフィットネスだけではなく、様々なものを比較検討しています。
そういった数ある手段の中から選ばれるのがフィットネスでありたいし、それが自分のクラブになるためにはどうすべきか。
今回はそんな観点をアタマの片隅に置いてもらいたいという意図で、昨日ならびに本日はそのきっかけとなるデータなどを提示してみました。
皆さまが視野を広げて考える契機になれば幸いです。
by biz-365
| 2012-01-28 21:04
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