2012年 01月 06日
1月6日(金):家庭用ゲーム市場を題材にシンキングタイム |
今日の日経新聞、ならびに日経産業新聞には国内の家庭用ゲーム市場が4年連続で縮小し、11年は10年比で8%減の4,543億円になったという記事がありました。
ピークの2007年には約7,000億円の市場規模でしたから、この数年間での落ち込みがいかに大きいかが分かると思います。
いまや4,543億円市場となって、フィットネス業界とニアリーな市場規模になってきた感じですね。
売上の内訳としてはゲーム機本体(据置型・形態型の双方)のいわゆるハード部分が1,797億円、ソフトが残りの2,746億円となっています。
ハードの売上は前年比2%増だったものの、ソフトの売上が前年比14%減と、この部分の落ち込みが大きいことが冒頭に記した主たる要因だと言えるでしょう。
その一方、日経新聞の1面にはSNS大手のグリーが2011年10月~12月期の営業利益が前年同期比で3倍になった旨が記されていました。
前者の家庭用ゲーム市場は明らかな縮小傾向にあり、後者のモバイルを中心としたネットゲーム市場は右肩上がりで、あまりにも対照的な構図ですね。
このゲーム市場では、直近の2年程度で競争環境が大きく変化をしてきました。
分かりやすく言えば、家庭用ゲーム機におけるハードメーカー、ならびにソフトメーカーにとって、競合はこれまでの同業者だけではなくなったということです。
グリーやディー・エヌ・エーに代表される新たな競争相手は従来とは異なる収益構造を持っていて、ルールそのものを変えた状態で迫ってきているわけです。
これだけの構造変化が起こっているなかでは、これまでのモデルに固執をすることは危険極まりないことですから、柔軟な姿勢で乗り切っていくことが求められるでしょう。
さて、今日はタイトルにも記載をした通り、この家庭用ゲーム市場を題材にしてのシンキングタイムにしたいと思います。
もし、皆さまが家庭用ゲームのハード(ゲーム機本体)メーカーにおけるリーダーだったら、この状況を打破していくためにどのような方向性を選択し、どのような手段を講じるでしょうか?
※ソフトメーカーという設定でも良いでしょう。
問題解決に興味のある方は、この週末あたりにシンキングをしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また!
ピークの2007年には約7,000億円の市場規模でしたから、この数年間での落ち込みがいかに大きいかが分かると思います。
いまや4,543億円市場となって、フィットネス業界とニアリーな市場規模になってきた感じですね。
売上の内訳としてはゲーム機本体(据置型・形態型の双方)のいわゆるハード部分が1,797億円、ソフトが残りの2,746億円となっています。
ハードの売上は前年比2%増だったものの、ソフトの売上が前年比14%減と、この部分の落ち込みが大きいことが冒頭に記した主たる要因だと言えるでしょう。
その一方、日経新聞の1面にはSNS大手のグリーが2011年10月~12月期の営業利益が前年同期比で3倍になった旨が記されていました。
前者の家庭用ゲーム市場は明らかな縮小傾向にあり、後者のモバイルを中心としたネットゲーム市場は右肩上がりで、あまりにも対照的な構図ですね。
このゲーム市場では、直近の2年程度で競争環境が大きく変化をしてきました。
分かりやすく言えば、家庭用ゲーム機におけるハードメーカー、ならびにソフトメーカーにとって、競合はこれまでの同業者だけではなくなったということです。
グリーやディー・エヌ・エーに代表される新たな競争相手は従来とは異なる収益構造を持っていて、ルールそのものを変えた状態で迫ってきているわけです。
これだけの構造変化が起こっているなかでは、これまでのモデルに固執をすることは危険極まりないことですから、柔軟な姿勢で乗り切っていくことが求められるでしょう。
さて、今日はタイトルにも記載をした通り、この家庭用ゲーム市場を題材にしてのシンキングタイムにしたいと思います。
もし、皆さまが家庭用ゲームのハード(ゲーム機本体)メーカーにおけるリーダーだったら、この状況を打破していくためにどのような方向性を選択し、どのような手段を講じるでしょうか?
※ソフトメーカーという設定でも良いでしょう。
問題解決に興味のある方は、この週末あたりにシンキングをしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また!
by biz-365
| 2012-01-06 22:44
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