2021年 01月 15日
1月15日(金):スポーツコンテンツの日常化へ |
先週の日経産業新聞には「DAZN、商業施設を開拓」と題した記事がありました。
要旨はスポーツ動画配信大手のDAZNが商業施設を対象にした利用契約サービスを新たに始め、今後は飲食店やホテルなどでの利用拡大に乗り出していく内容です。
これまで日本国内では個人向けのサービスに主軸をおいて展開をしてきましたが、個人での加入者が一服した感もあって、さらに利用シーンを増やすための新たなチャネルの開拓だと思います。
既に米国やドイツ、オーストラリアなどでは商業施設向けの利用契約が進められていて、多くの施設で視聴ができる状態になっているとのことで、実績もあるから日本国内でも徐々に浸透はしていくでしょう。
実際にDAZNのスポーツ動画を活用したい施設は少なくないと思いますね。
例えば店内に大きなテレビ画面がある飲食店なら、DAZNの配信を活用するだけで、そこにスポーツバーのテイストを加えることができます。
注目度が高い試合であればライブ映像を流すことで、イベント的な盛り上がりをつくって集客につなげることもできるでしょう。
現在の緊急事態宣言のさなかではさすがに無理ですが、コロナが収束した折にはそうしたことも十分に考えられる話です。
私たちが運営に携わるクラブでもカフェラウンジには大きなモニターがあるから、場合によってはスポーツカフェ的な位置づけにすることも可能かもしれませんね。
またフィットネスクラブでは各種有酸素マシンにテレビが据え付けられている状況でもあり、活用の幅は広いほうだと思います。
その他、私が足を運ぶ先での画面でいえばホテルでしょうか。
私はDAZNを個人で契約しているから見たいコンテンツがあれば、出張先のホテルでタブレットからそれを視聴しますが、誰もがテレビ画面でスポーツを中心にした様々なコンテンツが楽しめるようになっていれば、それはひとつのプラス要素にはなりますね。
また別な観点でいえば、こうしてスポーツの映像が日常の様々な場に入り込んでいくと、スポーツコンテンツそのものの魅力も高まっていきます。
そうなることでスポーツを介して収益を生む機会が増えるから、各スポーツ団体やチームにとっても恩恵が出てくる話です。
いずれにせよDAZNにはスポーツが広く普及、浸透する役割を担ってもらい、それによって各スポーツにとっての事業性、持続可能性を後押ししてもらえればと思っています。
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by biz-365
| 2021-01-15 18:34
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